アヤメとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
アヤメ
学名

Iris sanguinea

英名
Siberian iris
和名
菖蒲、文目
科名
アヤメ科
属名
アヤメ属
原産地
日本、中国、ヨーロッパなど北半球

アヤメの特徴

アヤメは、初夏に花を咲かせるアヤメ科の多年草。「いずれアヤメかカキツバタ」の慣用句で知られるように、古くから美しいもの、優れたものの象徴として愛されてきた花です。アヤメの名の由来は、剣状の葉が縦に立ち並ぶ様子を「文目(あやめ)」と見たことからという説や、花の根元の模様が網目であることからなど、様々な説があります。

アヤメは下に垂れている大きな外花被片と直立している内花被片をそれぞれ3個つけているため、遠くからでも一目で分かるほど特徴的な花の形をしています。花色は紫色か白色ですが、外花被片には網目模様があり、なおかつつけ根は黄色になっています。

アヤメの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 ~60cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 紫、白
開花時期 4月~6月

アヤメの種類・品種

アヤメの主な品種は、花の色が白色の「シロアヤメ」、園芸用として品種改良された「ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)」、やや小ぶりの花で光沢のある葉を持つ「シャガ」、アヤメの品種では珍しく湿地で生息している「ヒオウギアヤメ」が挙げられます。

 

アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの見分け方

 

 

アヤメの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料

アヤメの栽培環境

日当たり・置き場所

アヤメは、日当たりと風通しが良い場所を好みます。日当たりは、花数に影響します。

用土

水はけと通気性が良い土であれば問題なく育ちます。

鉢植えの場合は赤玉土と腐葉土もしくは市販の草花用培養土を使用してください。庭植えの場合は、上層の土と下層の土を入れ替える「天地返し」を行って土をよく耕し通気性を持たせ、必要に応じて腐葉土や山砂を混ぜて土作りをしましょう。

アヤメの育て方のポイント

水やり

鉢植えの場合は1日に1度、表土が乾いていたら水を与えてください。庭植えの場合は、様子を見て土が乾いているようでしたら水やりをします。

肥料

3月と9月に化成肥料を控えめに与えてください

病害虫

ズイムシやニカメイチュウがつきやすい害虫と言われています。対策としては、枯れ葉や枯れ茎を切り取る、殺虫剤を撒くなどをしてください。

アヤメの詳しい育て方

選び方

葉の色が濃く、厚みのあるしっかりしたものを選びます。また葉がむだに長くなっておらず、虫がついていないことを確認してください。

植え付け

繁殖力が高いため庭植えでの栽培が一般的ですが、深めの鉢やプランターであれば鉢植えでの栽培も可能です。鉢の場合は1株、プランターの場合は3株ぐらいを目安に植え付けてください。根の頭が地上部に出るくらいに覆土してください。

剪定・切り戻し

株を傷ませてしまうため、花がしぼんでしまったら花がら摘みをやり、花が咲き終わった花茎は切り落としてください。ただし葉は切り取らないでください。

植え替え・鉢替え

鉢植えで生育している場合は、根詰まりを防ぐため毎年株分けを兼ねて植え替えをしてください。庭植えの場合は連作障害を防ぐため、2、3年に1度は植え替えをしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

アヤメは地下で根茎を伸ばしているため、株分けで増やします。株分けをする際は、株を引き抜いた後、根付きを良くするため葉を半分ほど切り、根茎を切り分けて植えます。鉢植えで生育している場合は、根詰まりを防ぐため毎年株分けを兼ねて植え替えをしてください。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング