セルリアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- セルリア
- 学名
Serruria
- 英名
- Serruria
- 科名
- ヤマモガシ科
- 属名
- セルリア属
- 原産地
- 南アフリカ
セルリアの特徴
セルリアは南アフリカ原産の植物で、その種類は40種以上と言われています。オーストラリア原産とうたわれていることが多いようですが、実際には南アフリカの原産です。
セルリアの中でも「セルリア・フロリダ」という品種は、故ダイアナ妃のウェディングブーケに使用されたことでも有名で、「Blushing Bride(はにかんだ花嫁)」という英名もついています。繊細なガラス細工のような花弁と、砂糖菓子のような優しい色合いが魅力のお花です。鉢植えでの流通は少なく、切り花として人気の植物です。
セルリアの詳細情報
園芸分類 | 草花、オーストラリアプランツ |
---|---|
草丈・樹高 | 1~2m |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 弱い |
花色 | 白~淡ピンク |
開花時期 | 12~4月 |
セルリアの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花 | ||||||||||||
植え付け |
セルリアの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり良く風通しのいい場所を好みます。
用土
多肥を嫌います。酸性気味の土壌を好みます。
セルリアの育て方のポイント
水やり
乾燥気味に管理します。表土が乾ききってからたっぷりと与えます。
肥料
多肥を嫌います。特にリン酸を嫌がるので、リン酸の入った肥料は与えないようにしてください。
セルリアの詳しい育て方
選び方
根元の方からしっかりと立ち上がっているものを選びましょう。
植え付け
花後、暖かいうちに行います。真夏の高温多湿が苦手なので、多湿になる前に済ませましょう。
仕立て方
原産地では1mを超す低木になります。環境が合えば大きく育ちます。背が伸びてきたら、支柱を立てるようにしましょう。
植え替え・鉢替え
花後、暖かいうちに行います。真夏の高温多湿が苦手なので、多湿になる前に済ませましょう。
花
品種にもよりますが、冬期に白~淡いピンク色の花を咲かせます。
夏越し
高温多湿にならないように風通しのいい場所で管理します。
冬越し
霜を避けてください。日当たりのいい室内に取り込んだほうがいいでしょう。
セルリアは乾燥気味を好みます。日中の温度差の激しい南アフリカ原産ですので、ある程度の寒さには耐えられますが、霜は避ける必要があります。さらに日本の夏の高温多湿が苦手です。セルリアの基本的な管理方法として、冬は日当たりのいい室内に取り込み、夏は風通しの良い場所に取り込んだ方が良いようです。