エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)
学名

Begonia hiemalis hybrids

英名
Riegers begonia
科名
シュウカイドウ科
属名
ベゴニア属
原産地
南アメリカ

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の特徴

エラチオールベゴニアは、球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラとの交雑品種をもとにして生まれたベゴニアの園芸グループの一つです。

ドイツの育種家オットー・リーガー氏がつくり出した数多くのエラチオールベゴニアが広く普及したことから、リーガスベコニアとも呼ばれるようになりました。今ではどちらの名前も同じ品種をさすものとして使用されています。

垂れ下がるように生長するエラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)は、ハンギングバスケットに植えても可愛らしい姿に仕上がります。赤、ピンク、黄色などバラのような小花を咲かせるため、寄せ植えでは主役級の花です。

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 35~40cm
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
耐陰性 やや弱い
花色 赤、ピンク、黄色、オレンジ、白など
開花時期 管理状況によって開花期が異なる

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
増やし方
切り戻し
肥料
開花

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の栽培環境

日当たり・置き場所

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)は、直射日光などの強い日差しに当たると葉焼けしてしまうことから、野外で育てるよりも温かい室内で(明るいレースのカーテン越し)育てることが適しています。

温度

生育適温は15~20℃です。

用土

水はけの良い、排水性のある培養土で育てましょう。室内で育てることがほとんどなので観葉植物用の培養土でも構いません。

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の育て方のポイント

水やり

葉が肉厚で、乾燥に強いエラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)は、加湿が苦手です。水のやりすぎには注意しましょう。また、水やりの際には葉に水がかからないように注意しましょう。傷んでしまった葉は、取り除きましょう。

肥料

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)は、次から次へと花を咲かせるため、開花期は肥料が不足しないように液体肥料を2週間に1回は与えてあげましょう。

病害虫

風通しを良くしてあげることで、うどんこ病などの病気を防ぐことができます。ただ、乾燥には弱いので冷暖房の風が直に当たるような場所は避けましょう。

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の詳しい育て方

選び方

葉の数が多く、下葉までついているもので茎が太い苗を選びましょう。葉裏に害虫がいないか、病気にかかっていないかを確認しましょう。

植え付け

植えつける際には、深植えしすぎないように注意しましょう。

剪定・切り戻し

花が咲き終わり茎の上に花芽がない部分は、新芽の生育を助けるためにも、3節目位でわき芽が出ている箇所で切り戻しましょう。

植え替え・鉢替え

根詰まりを起こしていたり、大きく切り戻したときは一回り大きな鉢に植え替えましょう。時期は春から初夏、秋が適期です。

育てている環境によって、開花期にばらつきがあります。

夏越し

暑さと強すぎる光を避けて育てましょう。

冬越し

寒さに弱いため、低温にならないように管理しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

新しく新芽が出ている個所を確かめて挿し木すると成功しやすいでしょう。挿し木の適温は20度~25度なので4月~6月か9月~10月ごろに行うのがよいでしょう。
まず、状態の良い茎を選び15センチ~20センチの長さに切り取ります。葉は3枚ほど残してそれぞれを半分の大きさに切ります。切り取った茎は水に2時間ほど浸けておきましょう。水が上がったらあれば切り口に発根剤をぬり、挿し木用の用土にわりばしなどで穴をあけて葉芽が1つか2つぶん埋まるようにさしこみます。直射日光のあたらない場所で乾かしすぎないように水管理をしましょう。

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