ホトケノザとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ホトケノザ
- 学名
Lamium amplexicaule
- 英名
- henbit
- 和名
- ホトケノザ(仏の座)
- 別名・流通名
- サンガイクサ(三階草)、ホトケノツヅレ(仏の綴れ)
- 科名
- シソ科
- 属名
- オドリコソウ属
- 原産地
- ユーラシア大陸
ホトケノザの特徴
ホトケノザは日本に自生する在来種の多年草です。一般には野草として扱われています。その葉の形状が、仏様が座る蓮座のように見えるところから「仏の座」と呼ばれるようになりました。他にも葉が段状につくことから「サンガイクサ(三階草)」という別名も持ちます。非常に強健で痩せ地でも育ちますが、肥沃な土壌のほうが花付きも良くなります。
春の七草の「ホトケノザ」と混同する人がいますが、こちらは全くの別種です。春の七草のホトケノザは「コオニタビラコ」というキク科の植物です。シソ科のホトケノザは、食べても毒ではありませんが、食用にはされていません。
ホトケノザの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 5~10㎝ |
花色 | ピンク~紫 |
開花時期 | 3~5月 |
初春に畑や田んぼ、空き地、道端などで群生している姿を見かけます。子供が蜜を吸って遊んだりもします。濃いピンクの花が可愛らしい、在来種の野草です。馴染み深い花ですが、一般には野草として扱われていて流通はありません。こぼれ種で増えて環境が合えば群生します。
春の七草のホトケノザとは、「コオニタラビコ」というキク科の植物を指します。シソ科のホトケノザは毒性はありませんが、食用にはなりません。
ホトケノザの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 |
ホトケノザの栽培環境
日当たり・置き場所
ホトケノザは日当たりの良い場所を好みます。明るい半日陰でも花を咲かせます。
温度
ホトケノザは耐暑性はありますが、真夏の高温は苦手です。日陰に移動させるなど、工夫して管理してください。
用土
ホトケノザは痩せ地でも育ちますが、肥沃な土地を好みます。
ホトケノザの育て方のポイント
水やり
表土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
ホトケノザは肥沃な土壌を好みます。花をたくさん咲かせたい、群生させたいのであれば、あらかじめ有機肥料を土壌に漉き込んでおきましょう。
病害虫
特に目立った病害虫の被害はありません。
ホトケノザの詳しい育て方
種まき
ホトケノザはこぼれ種で増えます。もし種まきをしてみたいようであれば、花が終わった後、注意深く観察して種子を収穫してください。
剪定・切り戻し
ホトケノザは草丈10㎝程度の多年草です。剪定や切り戻しを行う必要はありません。
花
ホトケノザは3~5月くらいに濃いピンク色の花を咲かせます。
冬越し
ホトケノザは、冬は地上部が無くなる多年草です。特に必要な冬越し作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ホトケノザは種で増やせます。