シンニンギア・バター&クリームとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- シンニンギア・バター&クリーム
- 学名
Sinningia butter&cream
- 科名
- イワタバコ科
- 属名
- オオイワギリソウ属
- 原産地
- アメリカ
シンニンギア・バター&クリームの特徴
シンニンギアは、イワタバコ科の半耐寒性の多年草です。シンニンギア・バター&クリームは、筒形のクリーム色の花が4月から10月までの長期間開花します。シンニンギア・バター&クリームの花はほんのりと香りもします。花の形はニコチアナのような見た目、葉はラムズイヤーのような触感で厚みがあります。
葉の色は青みがかったシルバー系のグリーン色をしています。バター&クリームは、葉の色、花の色が優しい色合いでナチュラルな雰囲気です。花丈が50cm以上になり、開花期間も長いので夏の花壇におすすめの草花です。
シンニンギア・バター&クリームの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 50cm~60cm |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
花色 | クリーム色~白 |
開花時期 | 4~10月 |
シンニンギア・バター&クリームの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け | ||||||||||||
開花 |
シンニンギア・バター&クリームの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり、風通し、水はけがよい場所が適しています。シンニンギア・バター&クリームの耐寒性は-3℃です。鉢植えでも庭植えでも育てることができますが、寒冷地で寒さが厳しいエリアの庭植えは冬前に掘り起こす必要があります。
用土
草花用の培養土で問題なく育ちます。
シンニンギア・バター&クリームの育て方のポイント
水やり
シンニンギア・バター&クリームの水やりは、鉢の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
肥料
春から夏の生育期に、月に1~2回追肥しましょう。
病害虫
特別な病害虫の害はありません。
シンニンギア・バター&クリームの詳しい育て方
選び方
株元が蒸れていない葉の色が美しい苗を選びましょう。
植え付け
シンニンギア・バター&クリームを庭植えにするなら春から初夏が適時です。寒さにはさほど強くないので、秋以降に庭植えにするのは避けた方が無難です。
剪定・切り戻し
シンニンギア・バター&クリームの花期は4月~10月の長期間開花します。ひと通り花が開花したら少し切り戻すと、そこから分枝して返り咲きます。
植え替え・鉢替え
鉢植えのシンニンギア・バター&クリームは、一年に一度一回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えのタイミングで、株分けで増やすこともできます。
花
シンニンギア・バター&クリームの花は、春に開花が始まります。シンニンギア・バター&クリームの花は、つぼみの時と開花した時の色が変化します。
シンニンギア・バター&クリームの花は、1本の花茎にたくさんのつぼみをつけ、下から順に開花します。季節にもよりますが、ひとつひとつの花はとても長持ちする上に、上まで咲き進むのにも時間差があるので、1本の花茎を長く観賞することができるので、花壇に植えると見栄えがします。終わった花は、その都度摘み取り、上まで咲き進んだら花茎を剪定しましょう。
夏越し
シンニンギア・バター&クリームは暑さには強い草花なので、特別な夏越しの必要はありません。
冬越し
シンニンギア・バター&クリームの耐寒性は-3℃です。関東平野部であれば戸外での越冬が可能です。冬のシンニンギア・バター&クリームは地上部が枯れ、ジャガイモのような塊根が残り、春になると芽吹きます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けで増やすことができます。シンニンギア・バター&クリームの地下部分には、ジャガイモのような塊根があるので、その部分を傷つけないように株分けをしましょう。