クレマチス・ピクシーとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- クレマチス・ピクシー
- 学名
Clematis Pixie
- 英名
- Clematis
- 和名
- 鉄線
- 別名・流通名
- テッセン
- 科名
- キンポウゲ科
- 属名
- センニンソウ属
- 原産地
- ニュージーランド
クレマチス・ピクシーの特徴
クレマチス・ピクシーはフォステリー系、常緑木立性の性質のクレマチスです。フォステリー系の中でもツルがさほど伸びず小ぶりなので、鉢植えで育てるのにも向いています。
クレマチス・ピクシーの葉は、パセリのような細い形状です。淡いグリーン色の花は、4月~5月に株一面に開花します。開き始めは淡いグリーン色の花は、徐々にクリーム色に変化していきます。優しい色合いが他の花ともなじみやすく、寄せ植えの材料にも適しています。花には甘い香りがあります。
クレマチス・ピクシーの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 50cm前後 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 淡いグリーン色~クリーム色 |
開花時期 | 4~5月 |
クレマチス・ピクシーの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
剪定(弱剪定) | ||||||||||||
肥料 |
クレマチス・ピクシーの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりが良い場所で管理しましょう。高温多湿が苦手なので、真夏は半日陰程度の場所で管理するのが無難です。
用土
水はけが良い用土が適しています。鉢植えのクレマチス・ピクシーは、草花用の培養土でも問題なく育ちます。
クレマチス・ピクシーの育て方のポイント
水やり
鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
肥料
春と秋に緩効性肥料を与えましょう。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
クレマチス・ピクシーの詳しい育て方
選び方
茎にきれいに葉がついている苗を選びましょう。
植え付け
極端に寒さが厳しい地域以外は、鉢植えでも地植えでも植え付け可能です。
剪定・切り戻し
クレマチス・ピクシーは、旧枝咲きのクレマチスです。花の開花後、弱剪定をします。 花後に出てくる新しいツルに翌年花が開花します。
ツルの伸びは遅く、1年で15~20cmくらいしか伸びません。ツルを剪定せずに伸ばして管理した方が、翌年たくさんの花が開花します。
植え替え・鉢替え
鉢が根でいっぱいになったら、根を傷つけないように注意して一回り大きめな鉢に植え替えましょう。
花
クレマチス・ピクシーは、4月~5月に開花します。開き始めは淡いグリーン色、しばらくするとクリーム色に変化し、花はほのかに甘い香りがします。株の生長はゆっくりですが、大株になるととてもたくさんの花が咲き見事です。
夏越し
クレマチス・ピクシーは、夏が休眠期です。高温多湿が苦手なので、真夏は半日陰程度の場所で管理しましょう。
冬越し
クレマチス・ピクシーは、冬から春が生育期です。冬も葉を落とさず常緑を保ちます。極端に寒さが厳しい地域では室内で管理した方が無難ですが、暖房がきいている部屋だと夏と勘違いして生育が止まるので置き場所には注意しましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことができます。