オオデマリ(大手毬)の育て方|植物図鑑

植物名
オオデマリ(大手毬)
学名

Viburnum plicatum var. plicatum

英名
Japanese snow ball
和名
大手毬
科名
スイカズラ科
属名
ガマズミ属
原産地
日本

オオデマリ(大手毬)の特徴

アジサイと同じ初夏、よく似たボール状の花を咲かせるのがオオデマリです。花が大きく鞠のようにまとまってつくことから名づけられました。花の咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化します。秋には紅葉を楽しむこともできます。横に大きく枝を広げ3~4mまで成長するので、できるだけ余裕のある環境で育成したいものです。自然樹形で育てることができるので、初心者にもおすすめの庭木です。最近では花の色がピンク色のオオデマリも登場しています。

切り花として多く流通しているビバーナム・スノーボール(Viburnum opulus Roseum)という花がありますがオオデマリとは別種の花木です。花は似ていますが、葉っぱはまったく違うので葉を見るとひと目で判別できます。

オオデマリ(大手毬)の詳細情報

園芸分類 庭木、落葉
草丈・樹高 3~4m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 グリーン(咲き始め)~白、ピンク
開花時期 5~6月

オオデマリ(大手毬)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
剪定
間引き剪定
開花

オオデマリ(大手毬)の栽培環境

日当たり・置き場所

オオデマリは、日当たりがよく水はけがよい場所に植え付けましょう。乾燥を嫌うので西日の強くあたる場所は避けましょう。オオデマリは横に広がるようにして枝を伸ばし、その枝から短い枝が出て花芽がつくため、丈、横幅とも場所が必要なので地植え向きの花木です。

用土

丈夫なオオデマリですが、できるだけ肥料分を含んだ用土で育てましょう。腐葉土の割合が多く、水保ちのよい土が適しています。

オオデマリ(大手毬)の育て方のポイント

水やり

植え付け後、根付いてからは特に水やりの必要はありません。ただし極端な乾燥には弱いので、地面が割れるような日照りが続く場合は水やりをしましょう。

肥料

オオデマリは古い土を好まないので、庭植えの場合は真冬に周辺を一度掘り起こして、堆肥や腐葉土を混ぜ込みます。

病害虫

基本的に丈夫ですが、春から秋にかけてアブラムシのつくことがあります。見つけ次第、駆除します。うどんこ病にも注意しましょう。 虫は春にサンゴジュハムシに葉を食害されることがあります。また、風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。

オオデマリ(大手毬)の詳しい育て方

選び方

すべて挿し木なので、同じ品種でも個体差があります。開花株から好みのものをチョイスするのが確実でしょう。

植え付け

真冬を除いた落葉中に植え付けをします。植え付ける際には、鉢より一回り大きな穴を掘り、腐葉土を混ぜ込みながら植え付けましょう。

剪定・切り戻し

場所に余裕があるならオオデマリは放任で自然樹形で育てたほうが花つきがよくなります。特に剪定の必要はありませんが、枯れた枝や混みあった枝がある場合は剪定をしましょう。
ただし、古い枝は次第に花つきが悪くなるので、全体の枝ぶりを見ながら枝の更新をしたほうが花つきがよくなります。その際には枝分かれしている部分や根元から切り取り、自然に近い樹形に仕立てると美しい姿に仕立てることができます。
オオデマリの花芽は7~8月頃にできるので、秋以降の剪定は来年の花芽を落としてしまう可能性があります。剪定は花の後すぐに行い、秋以降の剪定は不要枝を落とす剪定にとどめましょう。

オオデマリの花は、5月~6月に開花します。咲き始めの花色はグリーン色で、徐々に白くなってきます。オオデマリは、徒長した枝にはその年には花がつきません。徒長した翌年、枝の節から葉芽が出て、またその翌年に前年に出た葉芽から花芽がつくというリズムで花が咲くので、徒長枝を切ってしまうと花が咲かなくなります。

夏越し

オオデマリは耐暑性があるため、特別な夏越しの必要はありませんが、酷暑で日照り続きで地面が割れるほど土が乾いた場合は、朝か晩に水やりをした方がいい場合があります。極端な乾燥には弱いので注意しましょう。

冬越し

オオデマリは耐寒性があるため、特別な冬越しは必要ありません。落葉樹のため、秋に紅葉したのち、冬場は葉を落とします。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

オオデマリの花は装飾花で種をつけることはないため、さし木か取り木で増やすのが一般的です。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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