フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
学名

Hibiscus schizopetalus

英名
fringed hibiscus
科名
アオイ科
属名
フヨウ(ハイビスカス)属
原産地
東アフリカ

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の特徴

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は反り返った花びらと長い雄しべが印象的な非耐寒性常緑低木です。和名である風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)の名前の由来は、その見た目通り、花の形状が風鈴に似ているからというのが由来だと言われています。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスの仲間に分類される植物です。一般的に知られているハイビスカスが朝開花して夜には萎れてしまう一日花なのに対して、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は数日咲きます。

本州以北では冬の寒さに耐えられず枯れてしまうので、庭植えではなく鉢植えでの管理になります。日本国内では宮崎以南で露地植えで冬越し可能です。沖縄県ではこのフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)が公園や民家のお庭に植えられているのをよく見かけます。生垣や庭木にフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)が咲いているのは、南国らしい美しい光景です。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の詳細情報

園芸分類 庭木、常緑
草丈・樹高 2~3m
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 オレンジ、赤
開花時期 5~10月

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え
剪定

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の栽培環境

日当たり・置き場所

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は日当たりの良い場所を好みます。

用土

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は肥沃な土壌を好みます。鉢植えのフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は園芸用培養土で問題なく育ちます。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の育て方のポイント

水やり

庭植えのフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は根付いてからは水やりの必要はありません。ただし、乾燥が連日続くような場合は、株元にたっぷりと水やりを行います。

鉢植えのフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は表土が乾いたらたっぷりと水やりを行いましょう。

肥料

開花中は適宜、緩効性肥料を与えます。

病害虫

初夏はアブラムシが発生しやすくなる時期です。見つけ次第捕殺します。真夏は乾燥によるハダニが発生しやすくなるので、注意しましょう。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の詳しい育て方

選び方

主幹がしっかりとしていて、葉のグリーンは明るくツヤのあるものを選びましょう。

植え付け

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の植え付けは4~5月に行います。フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)を古いポットから出し、触って取れるような古い土は落として、新しい肥沃な土壌に植え付けるようにします。

剪定・切り戻し

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は10月頃気温が下がってきたら来年の為に強剪定を行います。全体の1/3~1/2くらいまで切り戻し、数枚の葉を残して冬越しさせます。

植え替え・鉢替え

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の植え替えは4~5月に行いましょう。1~2年に1度は1~2回り大きな鉢に植え替えます。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の花は日当たり良く環境が合えば、初夏から秋まで咲き続けます。

夏越し

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は夏は生育期です。特に必要な夏越しの作業はありません。

冬越し

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の冬越しは、10~11月に強剪定を行った後、日当たりの良い室内に取り込んで冬越しさせます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスと同じく、挿し木で増やせます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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