「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑591-600件 / 全1434件

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ヘーベ

  • ヘーベは様々な種類がありますが、ここでは主にカラーリーフとして葉色を楽しむ斑入りのヘーベについて説明します。 ヘーベは、ゴマノハグサ科の半耐寒性常緑低木。秋冬に温度が下がるとともにシックな色合いに葉色が変化します。緑→ピンク→赤→紫に変わるものや、緑→薄茶→赤茶→こげ茶に変わるものなど、品種によって異なります。そのように色が変化するヘーベの葉は、春になると爽やかな緑色の斑入り葉に戻り、夏の初め頃には小さな紫色の花が咲きます。一年を通じて色々な表情が楽しめるところがとても魅力的な植物です。 日当たりと水はけの良い場所を好みます。関東以西では強い霜に当たらなければ屋外で冬越しできるくらいの耐寒性があります。夏や梅雨時の高温多湿が苦手なので、風通しの良い涼しい場所で夏越しできると周年楽しめます。

ミモザ(アカシア)

  • 「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。 ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。 3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。

ツルバキア・カミンシー

  • ツルバキア・カミンシーは、南アフリカ原産の原種のツルバキアです。ツルバキアの中では小型で、真夏以外の早春から初冬まで、次から次へと花が咲く四季咲きです。花壇や庭植えのほか、鉢植え栽培にも適しています。 開花期間が長いため、寄せ植えに使っても優秀な素材です。花色は個体差がありますが、白に近いピンク色です。1本の茎に小さな花が複数つき、花はいっぺんに開かず少しずつ開花します。 花壇や寄せ植えに使うと、優し気な色の小花は隣の植物を引き立てる役目をしてくれます。狭いスペースで常に花を楽しみたい方にとってはおすすめの草花です。

のらぼう菜

  • のらぼう菜とは、アブラナ科の秋まき一年草で、西洋アブラナの仲間です。東京都西多摩地区、埼玉県飯能地区周辺を中心に江戸時代から栽培されていたとされる伝統野菜のひとつです。春が旬の葉もの野菜ですが、ハウス栽培が多い昨今は冬から出回ります。 寒さに強く丈夫で育てやすいため、家庭菜園でも簡単に育てることができ、鉢植えでも栽培可能です。春にとう立ちした主の茎を折ると、次々と脇芽が伸びてきます。間引き菜、葉、つぼみのついた菜花のどれもおいしくいただけます。 一般的な菜花より、苦味がなく甘みもあり食べやすいため、数ある菜花類の中でも一番おいしいともいわれることもあるのらぼう菜。生でも食べることができ、お浸しや汁物をはじめ、油とも相性が良いため、炒め物や天ぷら、パスタなど、和食にも洋食にも利用範囲が広い葉もの野菜です。

カンヒザクラ(寒緋桜)

  • カンヒザクラ(寒緋桜)は、中国、台湾、東南アジアなどに広く分布している桜。日本では沖縄県で自生していて、沖縄で桜と言えばカンヒザクラ(リュウキュウカンヒザクラ)のことを指します。バラ科の落葉小高木で、庭植えでも鉢植えでも育てられます。「寒緋桜」は俳句では冬の季語として使われます。 緋色(火のような、濃く明るい紅色)の花を、他の桜よりも早く寒い時期から咲かせるためその名前が付きました。沖縄ではヒカンザクラ(緋寒桜)とも呼ばれるのですが、本土のヒガンザクラ(彼岸桜)と間違いやすいため、カンヒザクラ(寒緋桜)と呼ばれることが多くなり、その名が定着したそうです。 1月~3月頃、花径2cmほどで濃い紅色の花を下向きに咲かせます。暖地性のサクラなので寒さにそれほど強くありませんが、関東以西で冬越しできるくらいの耐寒性はあります。花は葉が出る前につき、樹高は5~7mくらいです。花後に花びらは一枚ずつ散らず、ガクが付いたまま丸ごと落ちるのが特徴です。花後は丸い実(サクランボ)ができ、5月~6月頃になると熟します。遠くから見ても濃い紅色がとてもよく目立ち、満開時に下から見上げると豪華に咲き誇っている姿に圧倒されます。

マンサク(満作)

  • マンサク(満作)は、まだ寒さが残る2月頃から、はっとするような黄色い花を咲かせ、いち早く春の訪れを教えてくれる日本原産の落葉低木。日本各地の山林にも自生していて、紅葉も美しい樹木です。 花びらは長さ約2㎝ほどの線形で、遠くまで良い香りが漂います。葉より先に花が咲くため、満開時は木一面を花が覆いつくします。派手さはありませんが、あたりの木々がまだ落葉している中での花はとても目立ちます。 マンサク(満作)は生長が遅く、狭い場所への植え付けにも向きます。耐寒性に優れ、病害虫の害も少なく育てやすいため、庭木のほか街路樹としても植栽されています。 マンサク(満作)の名は、春一番に咲く「まず咲く」という言葉が変化してつけられたと言われています。また、マンサク(満作)はたくさんの花をつけるので、作物の豊年満作を占う植物として古くから親しまれてきました。そのことから豊年満作を祈願して名前が付けられたとも言われています。

ヘスペランサ

  • ヘスペランサは、南アフリカ原産のアヤメ科の秋植えの球根植物で、耐寒性のある品種は暖地だと植えっぱなしで育てることができ、一度植え付ければ手間がかからない植物です。 背丈は品種によって差がありますが、15~30cmと低めです。花は3月~4月に開花します。花色は白、ピンク、黄色などのほか、花びらの内側と外側の色が違うものもあります。

クレマチス・アンスンエンシス

  • クレマチス・アンスンエンシスは、中国原産の冬に花を楽しめる常緑のクレマチスです。開花期は12月~1月で、耐寒性も強く丈夫です。冬咲きのクレマチスの中には夏に葉を落としてしまう品種もありますが、アンスンエンシスは夏も青々とした葉を楽しむことができます。 つる性なのでアーチやフェンスに這わせたり、鉢であんどん仕立てにしても見栄えがします。4~5cmほどの白い花で釣鐘状の形をしているところから、「ウィンターベル」という名で流通している場合もあります。うつむきがちに咲く花のほか、蕾も実のような雰囲気で愛らしい姿をしています。

クリスマスローズ・アーグティフォリウス

  • アーグティフォリウスは原種の有形種(木立性)のクリスマスローズです。株元から複数の茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせるのが特徴です。大株になると1mを越す丈になるため、庭や花壇で目を引く存在になります。 3裂に分かれた葉はギザギザした鋸葉です。それに対して花は丸くてかわいらしい形をしています。黄緑色の花は素朴な雰囲気で、他の植物との色合わせをしやすいのも魅力のひとつです。 原種以外に、カラーリーフにもなる銀葉や斑入りの園芸品種もいくつか流通しています。フォルムがかっこよく、葉だけの時期は背丈のあるオーナメンタルプランツにもなります。

レッドソレル(ルメックス)

  • レッドソレル(ルメックス)はタデ科の多年草です。赤すじソレル、学名のルメックス、和名のスイバとも呼ばれるハーブです。緑の葉に紫色の葉脈が入り、美しく独特な見た目をしています。鮮やかな紫のラインは、プランターや庭だけではなく、サラダなどお皿の上でもいいアクセントになります。 酸味のある味で、サラダ、スープ、ソースなどに使えます。シュウ酸を含むので多食は避けてください。 最近は葉の色合いの美しさからカラーリーフとしても利用されます。庭、花壇、寄せ植えのアクセントカラーとして使うと効果的です。

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