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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

ボリジ

  • ボリジは地中海沿岸に自生するムラサキ科の一年草で、ハーブに分類されます。 春に種をまくと、初夏から夏にかけて花を咲かせ、秋にまくと大型に生長し、草丈は1mほどになり、翌春に花を咲かせます。こぼれ種でも発芽するほど繁殖力があるので、環境にあうと1年中発芽する場合もあります。 ボリジの花の色は濃い青色と白があります。ボリジの青色は聖母マリアの青い衣を描く時に使われたことから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれています。 ボリジの葉の表面は白い剛毛が生えており、触れるとチクチクします。稀に葉にかぶれる人もいるため、注意が必要です。   大株になると主軸の茎の太さは500円硬貨ほどの直径になり、葉も大きく生長し、分枝してワンシーズンでたくさんの花が開花します。葉の迫力に比べると、うつむきがちに咲く花は控えめな印象です。

シルバーレース

  • シルバーレースは、レースのように繊細で美しい銀白色の葉をもつ耐寒性多年草。シロタエギク(白妙菊)の種類として紹介されることがありますが、シルバーレースはキク科タナセツム属、シロタエギク(白妙菊)はキク科セネシオ属に分類される別の植物です。葉がぽってり厚い葉のシロタエギクとは違って、シルバーレースは薄くて柔らかく、雪の結晶をイメージさせる細かい葉が特徴的です。その繊細な美しい葉はどんな草花とも合わせやすく、寄せ植えやハンギングバスケット、花壇の縁取りなどに用いられます。切り花やドライフラワーとしても人気があります。 初夏に、花の中心が黄色で白い花びらをもつ小菊のような花を咲かせます。花が咲くと株が弱ります。葉を楽しむ場合は、花を咲かせずに切り戻しましょう。 日当たりと風通し、水はけの良い場所が適しています。日照不足になると徒長したり葉色が悪くなります。高温多湿が苦手なので、土が乾いてからたっぷり水やりすることを心がけましょう。夏は半日陰になるくらいの場所が適しています。耐寒性があり、東京以西で強い霜や寒風に当たらなければ屋外で冬越しできます。寒さが厳しいときはマルチングをしたり、鉢植えの場合は軒下や室内に移動させたり対策しましょう。

シロタエギク

  • シロタエギクはキク科の耐寒性多年草で、白い産毛が生えた銀白色の葉をもつシルバーリーフです。品種によって葉の切れ込みの深さや形が異なりますが、一般的にシロタエギクと言うと、葉に切れ込みがあるセネキオ・シネラリアをさすことが多いです。その他には、ニュールックなどのようにふわふわした丸葉が可愛らしい品種もあります。 葉が美しいうえに、寒さに強く丈夫で育てやすいことから、寄せ植えやハンギングバスケット、花壇のカラーリーフプランツとしてよく用いられます。剪定しないでおくと初夏に黄色い花を咲かせますが、花を咲かせると株が弱り葉色も悪くなるため花が咲く前に切り戻して葉だけの状態で育てることが多いです。

パンパスグラス

  • パンパスグラスはイネ科の多年草で草丈が3mくらいまで生長します。夏の終わりから秋に、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせ、花穂だけでも50cmほどある姿は圧巻で、秋の優しい光が当たり輝いているように見える花穂は見ごたえがあります。 パンパスグラスの種類は、草丈3mくらいまで生長する品種からパンパスグラス’プミラ’など、高さ1~1.5m程度の矮性の品種もあります。また、葉に縞が入った、穂のない時期もオーナメンタルグラスとして楽しめる斑入り種もあります。 切り花としても流通していて、フラワーアレンジの秋の花材やドライフラワーとして利用されています。

ヒューケラ(ツボサンゴ)

  • ヒューケラは常緑多年草で、カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇に用いられる近年人気の高い植物です。 草丈20~50cm程度で葉が重なるように密に茂り、葉色のバリエーションが幅広いのが人気の理由です。 ヒューケラの葉は、直径3~10cmほどで薄く丸みを帯びたフォルムで、形は品種によってさまざまです。葉色は赤、シルバー、オレンジ、緑、黄緑、黄、紫、黒や斑入りのものなど変化に富みます。   花は原種のツボサンゴ、園芸品種ともすっと立ち上がった花茎から釣鐘型の小花を群れるように咲かせます。ヒューケラは花もちも良く約1か月近く咲き続け、切り花としても楽しめます。   ヒューケラは耐陰性が強く、半日陰から木洩れ日が当たる程度の日陰まで、元気に育ちます。葉を横に広げてこんもりと茂るので、「色の塊」のような茂みになり、庭の景色を作るのに役立ちます。耐寒性があり常緑なので、冬の間も庭に彩を与えてくれます。

ポーチュラカ

  • ポーチュラカは、初夏から秋まで休みなく花が咲くスベリヒユ科の一・二年草もしくは多年草です。暑さに強く、多肉質の葉や茎をもつため乾燥にも強い性質である一方、寒さには弱いため日本では一年草として扱われることが多いようです。 這うように広がり、色とりどりのかわいい花を次々と咲かせます。花は太陽に反応して開花し午後になると閉じていく性質ですが、品種改良により夕方まで開花し続ける品種も流通しています。 日当たりの良い環境に植えれば育て方は簡単で、夏花壇の定番植物として人気があります。這うように生長する性質を生かして、寄せ植え、ハンギングバスケット、グランドカバーとしても利用されています。 寒さに弱いので一年草扱いとされていますが、挿し芽で簡単に増やすことができるので、9月頃に挿し芽で小苗を作り室内で冬越しすると翌年も楽しめます。 ポーチュラカ・ミルク&ハニー 最近は斑入り葉のポーチュラカも作出され、花だけでなく葉ものとしても楽しめる素材です。

ブッシュバジル

  • ブッシュバジルは、スイートバジルの葉を小さくしたような小葉のバジルです。スイートバジルほど草丈は高くはならず、こんもりとした矮性種です。香りは極端な違いはありませんが、スイートバジルよりはやや強めです。 使い方は一般的なバジルと同様です。爽やかな香りが食欲をそそり、生ではもちろんのこと、ジェノべーゼソースやパスタ、ピザの彩りなど様々な料理に利用できます。葉が小さいので料理や飾りつけに、葉をちぎらずそのまま利用できるのが利点です。

ユーフォルビア・バリダ

  • ユーフォルビア・バリダは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。和名の万代の名前で呼ばれることもあります。 ユーフォルビア属は種類がとても多く、中でも多肉質な構造をしたものを多肉系ユーフォルビアと言い表すことがあります。種類によって姿形が様々で、株ごとの個体差も楽しめることで人気があります。 ボーダー模様の肌に、トゲのような枝みたいなものが伸びている姿が特徴的なバリダ。 この突き出た部分はトゲでも枝でもなく、花が終わった後の花柄(かへい)です。 ユーフォルビア類は、剪定をした切り口から白い液体が出ます。個人差がありますが、かぶれる場合があるので手袋などをして作業をすると安全です。肌についてしまったらすぐに水で洗い流しましょう。

ボンバックス

  • ボンバックスは中米に自生する落葉高木で、原産地では樹高が20m近くに及びます。正式名はプセウドボンバックスですが、日本ではボンバックスの名で流通し、夏型の塊根植物として扱われています。徳利のようにふくらんだ株元には水分が蓄えられており、厳しい乾燥気候に耐えられるような構造になっています。 日本で販売されている苗は、大きく切り戻すことで丈を抑え、幹のふくらみを強調させたものです。 緑色の縦筋が不規則に通る幹は、年月とともにひび割れ、松の盆栽のように味わい深い風情をかもし出すようになります。 冬になると葉や細い茎をすべて落とし、丸裸になります。翌春、木質化した幹から赤味を帯びた新芽が芽吹き、葉の色は徐々に緑色に変化します。

オレガノ・ケントビューティー

  • オレガノ・ケントビューティーは、本来のハーブのオレガノとは違い、「花オレガノ」と呼ばれる観賞用のオレガノの一種です。 ホップに似た部分は苞(ホウ)で、本来の花は苞の合間からピンクの小花が開花します。苞の色合いは、気温によって美しく変化するのも魅力のひとつです。 オレガノ・ケントビューティーは四季咲きで、最初の開花は初夏です。その後、定期的に切り戻すと何度も花を楽しめます。垂れるように生長するため、寄せ植えやハンギングバスケットの材料としても利用されています。
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