フェスツカ・グラウカとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

フェスツカ・グラウカの特徴

フェスツカ・グラウカは、イネ科ウシノケグサ属の常緑多年草です。シルバーグリーンの細い葉がこんもりと茂る姿が美しく、オーナメンタルグラスとして近年人気が高まっています。ナチュラルな雰囲気を大切にするメドウガーデンやイングリッシュガーデンでは欠かせない存在です。

耐寒性があり、秋から冬もきれいな葉色を楽しめます。夏の蒸れが苦手なので、風通し良く、乾燥気味に管理するとよいでしょう。痩せ地でも育つ植物で、多湿や肥沃な土壌では葉色のグリーンが強くなる傾向があります。初夏から秋にかけて展開する穂が風にそよぐ姿も軽やかで美しいグラス類です。

フェスツカ・グラウカ・フェスティーナは、初夏の華奢な穂が美しい品種です。

日当たり、風通しの良い場所を好みます。

水はけの良い土壌を好みます。地植えは、赤玉土などを混ぜて、水はけの良い土壌に改良するとよいでしょう。

鉢植えは、市販の山野草の土で問題なく育てられます。

蒸れが苦手なので、日ごろから枯れた葉は取り除き、風通し良く管理してください。

地植えは、根付いてからは特に水やりの必要はありません。降雨にまかせます。

鉢植えは、表土が乾いて白っぽくなったら、たっぷりと水やりします。

暑さが落ち着いた秋に、緩効性肥料を施します。

特に目立った病害虫の被害はありません。

株元や中心部の葉が茶色くなっていないもの、色のきれいなものを選びましょう。

植え付け適期は、3月～4月、10月～11月です。真夏と真冬は株に負担をかけるので、避けるようにしましょう。

株が混み合うと蒸れて枯れる心配があるほか、草姿も乱れるので、梅雨前に半分程度まで大きく切り詰めます。また、春の新芽の生長を促すために、2月～3月に地際5cm程度まで刈り込みましょう。穂も、枯れてきたら株元から切り取るようにします。

植え替え適期は、3月～4月、10月～11月です。鉢底から根が見えてきたら、根詰まりを起こしています。1～2回り大きな鉢に植え替えましょう。

フェスツカ・グラウカは、初夏から秋にかけて、風に揺れる軽やかな穂を展開します。

フェスツカ・グラウカは常緑です。特に必要な冬越し作業はありません。

株分けで増やすことができます。

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