ニホンハッカとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ニホンハッカ
学名

Mentha arvensis var. piperascens

和名
日本薄荷
別名・流通名
和種薄荷、薄荷
科名
シソ科
属名
ハッカ属
原産地
日本

ニホンハッカの特徴

ニホンハッカは、シソ科ハッカ属の多年草で日本各地に自生しているミントの一種です。数あるミント類の中でも最もメントールの含有量が多く、清涼感のある爽やかな香りがします。フレッシュでもドライでも利用でき、ハーブティーや料理の香りづけ、ドライフラワー、ポプリなど様々な用途に利用できます。アロマテラピーが普及した最近は、「ハッカ油」はとても人気のあるオイルです。

ニホンハッカの詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 50~70cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 7月~9月

ニホンハッカの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
開花
収穫

ニホンハッカの栽培環境

日当たり・置き場所

ニホンハッカは日向~半日陰程度の場所での栽培が適しています。日当たりが良すぎる場所だと、葉焼けを起こすので注意しましょう。日陰では葉の色や香りが悪くなります。

用土

ニホンハッカは乾燥にさほど強くないので、保水性の良い土が適しています。性質はかなり強健なので、用土にこだわらなくても大丈夫です。ハーブ専用の用土や野菜用の用土で問題なく育ちます。

ニホンハッカの育て方のポイント

水やり

庭植えのニホンハッカは根付いてからは水やりの必要はありません。

鉢植えのニホンハッカは土の表面を見て、渇いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

地植えのニホンハッカは肥料は特に必要ありません。

鉢植えのニホンハッカも生長期に合わせて春に置き肥を少し与える程度で十分です。

病害虫

害虫:アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシハダニ

害虫を見つけた場合は割りばしやピンセットで掴んで捕殺しましょう。掴むことができない場合はついている部分の茎や葉を一緒にカットして処分しましょう。常日頃から、葉っぱの様子に変化がないかチェックして、虫食いを見つけたら、すぐに原因を探しましょう。虫よけスプレーなども日々の管理に効果的です。

ニホンハッカの詳しい育て方

選び方

葉が美しい緑色で虫などがついていない株を選びましょう。適度に日の当たる売り場で管理されているものを購入しましょう。

種まき

ニホンハッカの種は非常に細かいです。気温が安定してきた4月頃からまくほうが発芽しやすいでしょう。暑さが落ち着いた9月、10月の秋まきも可能ですが、苗が小さいまま冬越しになるので、春がおすすめです。種まき用の土があれば専用の土を使うほうがよいでしょう。

ミント類は種が交雑しやすいハーブで近くに他のミントがあると交雑する可能性があります。、挿し木や水挿しなどで増やす方が確実です。

植え付け

ニホンハッカの植え付けは真夏を除いた春から秋にかけて行います。直射日光の強い場所では葉やけを起こしてしまうので良い葉が採れにくくなります。

ニホンハッカは鉢植えと地植え、どっちがおすすめ?
ニホンハッカは性質が強いので、地植えでも鉢植えでもどちらでも栽培が可能です。ただし、ニホンハッカは地下茎で繁殖していく、大変繁殖力の強いハーブです。増やしたい方は地植えにしても構いませんが、環境があうと、地下と地上の両方からものすごい勢いで増えていくのでご注意ください。地下茎で増えるタイプの植物は一度地植えすると、抜くのにとても力が必要になるので、増えすぎた時点で整理するのはとても大変です。鉢植えで育てるか、地植えにするかは、自分の栽培スペースなどの環境で決めましょう。

剪定・切り戻し

ニホンハッカを健康的な株に保つために、定期的に茎を半分から三分の一程度、剪定する方法です。日本は梅雨に雨と湿気で株が蒸れやすいので、一般的に梅雨入り前から梅雨の間に剪定をするとよいでしょう。

ニホンハッカの切り戻しの効果
梅雨の他、真夏も、植物にとってはストレスになります。切り戻すことによって、植物にとって一番厳しい梅雨から夏にすっきりと風通しのよい株姿で管理をすると、健康な状態で秋を迎えることができます。植物が病気になる原因は、株が茂りすぎて蒸れた状態が原因になることも多いのです。また、切り戻しをしたところから枝分かれして次の茎が生長するので、茎数がたくさんある、丈が低めでこんもりとした株にすることができます。

ただし、花を見るためにニホンハッカを育てる場合は、初夏に切り戻してしまうと花を見ることができません。花が見たい方は、茎をすいていく要領で、切るものと切らないものを決めて剪定して、株が蒸れないようにしていきます。

ニホンハッカの切り戻しのやり方
伸びた茎を全体的に切ります。茎の半分くらいでもよいですし、地際で切ってしまっても大丈夫です。(冬場の剪定は、地際で行います)
剪定後、しばらくすると切った所から枝分かれして、新しい葉がどんどん出てきます。

植え替え・鉢替え

ニホンハッカの植え替えは、年中行えますが、真夏はできるだけ避けましょう。一回り大きな鉢に植え替えるか、大きさを維持したい場合は、株分けを行います。 ニホンハッカは生長が早いので1年に1回は植え替えを行った方がよいでしょう。

ニホンハッカの花は、夏から秋に開花します。花の形状は、小さな花が輪状に密集し、その輪が何段もついた形状をしています。ペパーミントなどの花は穂状に咲くので花の形状に違いがあります。

ニホンハッカの花は、夏から秋に開花します。花の形状は、小さな花が輪状に密集し、その輪が何段もついた形状をしています。ペパーミントなどの花は穂状に咲くので花の形状に違いがあります。

収穫

初夏から秋まで長い期間、収穫ができます。葉を収穫するのが目的なら、花は咲かせない方がよいでしょう。

夏越し

耐暑性があるので特別な夏越しの必要はありませんが、極端に日差しが強いと葉焼けを起こすので注意しましょう。

冬越し

晩秋に株元でばっさりと切り戻します。冬の間は生長が止まりますが、春になると株元から新芽が芽吹きます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種、挿し木、株分けで増やすことができます。繁殖力旺盛なので、水に差しておくと簡単に発根します。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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