トラディスカンティア・ゼブリナとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- トラディスカンティア・ゼブリナ
- 学名
Tradescantia zebrina
- 和名
- シマムラサキツユクサ
- 別名・流通名
- トラデスカンチア・ゼブリナ、トラディスカンチア・ゼブリナ
- 科名
- ツユクサ科
- 属名
- ムラサキツユクサ属
- 原産地
- メキシコ~コロンビア
トラディスカンティア・ゼブリナの特徴
トラディスカンティア・ゼブリナは葉の光沢と紫色が派手で美しいツユクサの仲間になります。花屋や園芸店、ホームセンターなど幅広く流通しています。日当たりが良いと紫色が強くなり、非常に美しい姿を見せてくれますが、日光が足りなかったり環境があっていないと葉が小さくなり茎が間延びすることがあります。非常に強健な植物のため初心者の方にもおすすめの植物です。
トラディスカンティア・ゼブリナの詳細情報
園芸分類 | 観葉植物 |
---|---|
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 強い |
花色 | 紫 |
トラディスカンティア・ゼブリナの栽培環境
日当たり・置き場所
トラディスカンティア・ゼブリナは耐陰性があるため薄暗い場所でも生長はしますが、間延びすることが多いです。そのため、水やりを調節し日当たりの良い半日陰のような場所で育てることで間延びを防ぎ、よく締まり葉を厚く育てることが出来ます。
温度
トラディスカンティア・ゼブリナは夏の高温には強い植物ですが、霜に当たらないように気を付けましょう。
用土
観葉植物用の土か多肉植物用の土が適しています。自分で配合した土を使う場合は保水性と排水性の良いものを使用すると良いでしょう。べースを硬質赤玉土にし、少量硬質鹿沼土やパーライトを混ぜた手軽なものでも大丈夫です。また、水耕栽培も可能です。
トラディスカンティア・ゼブリナの育て方のポイント
水やり
トラディスカンティア・ゼブリナは土の表面が乾いたら水やりをするようにすると良いでしょう。ただし、株を締めて作りたい場合は水やりの回数を減らして葉が萎れないギリギリを見極め、日当たりの良い場所に置き毎日葉水を行い乾湿のメリハリをつけると良いでしょう。
肥料
特に必要ありませんが、緩効性の置き肥を与えると良いでしょう。
トラディスカンティア・ゼブリナの詳しい育て方
選び方
葉と茎がしっかりしており、間延びしていないものを選びましょう。
剪定・切り戻し
長く伸びた茎は剪定して水耕栽培などすると良いでしょう。
植え替え・鉢替え
鉢底から根が出てきたり、根詰まりの症状が現れたら植え替えをすると良いでしょう。通年暖かい室内で管理している場合は時期は問いません。
夏越し
夏場の蒸れと葉焼けに注意しましょう。基本は風通しを良くすることです。
冬越し
霜に当たらないように気を付けましょう。暖かい室内であれば常に生長します。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
トラディスカンティア・ゼブリナは挿し木や株分けで増やすことが出来ます。