ガジュマルの育て方|植物図鑑

植物名
ガジュマル
学名
Ficus microcarpa
英名
Chinese Banyan,Malayan Banyan
科名
クワ科
属名
イチジク属
原産地
沖縄・東南アジア・ミクロネシア・台湾・オーストラリア

ガジュマルの特徴

人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれ、子供の精霊が宿るといわれています。ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根をだしています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。その太い幹と、まるく厚みがある濃い緑色をしている葉は、生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。

ガジュマルの詳細情報

園芸分類 観葉植物
草丈・樹高 ~2m程度
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

ガジュマルの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定

ガジュマルの日常のお手入れ

日当たり・置き場所

しっかりと日光に当てましょう。日光が不足すると葉の色に元気がなくなります。夏場はとくに葉焼を避けるため、半日陰に置くとよいでしょう。カーテン越しで大丈夫です。冬場は、日光が当たりやすい場所が好ましいです。

温度

5℃以上で管理しましょう。日光に当たる場所がいいです。生命力のあるガジュマル。冬場は室内であればある程度の寒さにも耐えられます。

水やり

観葉植物の中でガジュマルは丈夫です。水やりのしすぎは禁物です。ある程度乾き気味で管理しましょう。ただし、成長する時期(3月~10月)は表面の土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。成長期には霧吹き等で空気中の湿度も上げて葉水をあげるとよいでしょう。葉水を上げることで害虫の被害を予防できます。

肥料

成長期に、2ヶ月に1度与えるといいです。肥料のやりすぎは禁物です。もともと生命力の強いガジュマルは栄養を吸収し過ぎて、根腐れすることがあります。ハイドロカルチャーで育てている場合は液肥をあげましょう。

病害虫

ガジュマルに害虫は比較的付きにくいですが、発生する場合もあります。ハダニカイガラムシに注意しましょう。

ガジュマルの選び方

買う時の選び方

葉の色が艶やかでピンとしていて葉先が枯れていないもの。根元が固くしっかりしているものがよい状態です。逆に幹にシワがあるものは根が弱っているので注意しましょう。

用土

水はけの良い土を選びましょう。市販の観葉植物用の土でも大丈夫です。赤玉土(小粒)を中心に腐葉土やバーミキュライト、パーライト、ピートモスなどを混ぜ合わせたものがいいそうです。観葉植物の中で生命力があるガジュマルなので、インテリアとして飾るときにハイドロカルチャーにしてもいいかもしれません。その場合は、液肥をあげる必要があります。

ガジュマルの季節の管理

植え替え

5月~7月に行いましょう。観葉植物のガジュマルは、生育が早いため2年~3年に1回植え替えをしましょう。また、年は関係なく、鉢の底から根が見えたりしてガジュマルの元気がなくなったときは根詰まりを起こしているかもしれないので植え替えをしましょう。植え替えの目安は一回り成長したときです。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

剪定した枝を挿し木にして増やせます。比較的元気な枝を選びましょう。カットしたときの乳白色の樹液はよく洗い流してください。葉を2~3枚残して下葉はカットして観葉植物用の土に挿します。葉が多いと余計な栄養分を使って成長につながらなくなってしまいます。 挿し木した鉢は、半日陰に置いてタップリお水をあげましょう。 まず、約1週間~2週間は外の風通しのいい木陰(直射日光が当たらない場所)に置きましょう。葉が下に垂れることがありますが、しばらくすると葉がピンと張ってきます。3週間経ったぐらいで液肥を少しあげてもいいです。約3か月程で根が張ります。 観葉植物コーナーに売られているようなガジュマルの膨らみのある丸い根はできません。よく見かける膨らんだ丸みのある気根は、種まきや接ぎ木によって栽培されたものになります。

剪定

剪定の時期としては植え替え時期と同じ5月~7月が好ましいです。植え替え時期ではなくても、夏の成長時期に合わせて、4月~6月の間に剪定しましょう。剪定をしてあげないと、葉に日光がいかなくなったり、お水や栄養が樹や葉に行き届かなくなったりします。5月頃、切り戻しをすることでバランスよく、ガジュマルらしい姿に成長します。 勢い良く延びる枝はバランスを崩すので根元から切って丸坊主にしてしまいましょう。生命力が強くどこからでも新芽を出すので、刈り込む様に切り戻してもよいです。一週間ほどで新芽が出てきますので、ガジュマルの生命力を感じられますよ。 剪定したときに、切り口から白い液が出てきます。衣類や皮膚についてしまった場合はしっかり洗い流しましょう。

肥料

成長期に、2ヶ月に1度与えるといいです。肥料のやりすぎは禁物です。もともと生命力の強いガジュマルは栄養を吸収し過ぎて、根腐れすることがあります。ハイドロカルチャーで育てている場合は液肥をあげましょう。

夏越し

夏場はとくに葉焼を避けるため、半日陰に置くとよいでしょう。カーテン越しで大丈夫です。

冬越し

5℃以上の環境で冬を越す事ができます。室内の日の当たる場所で管理しましょう。空調機にも直接当たらないように工夫してください。空調機の風があたると枯れてしまうことがあります。

ガジュマルの生命力

ガジュマルの生命力は観葉植物の中でもとても強いです。ガジュマルの木の根は、コンクリートを突き破るくらいの強い生命力を持っています。他の木をその強い力で巻き付き、絞め殺すこともあることから「絞め殺しの木」とも呼ばれています。樹高は20mに達するものもあるそうで、建物を侵食しながら成長していくぐらいの生命力があります。ガジュマルは古くから「精霊が宿る木」と言われ、海外でも神聖な木として扱われてきたようです。人気の海外旅行スポットのハワイでもよく見かけるかと思います。

ガジュマルの自生地は国内にあり、沖縄、屋久島、種子島などが中心になっているそうです。また、海外は台湾、マレーシア、熱帯アジア、オーストラリア北部に幅広く分布しているようです。

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