冬瓜(とうがん)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
冬瓜(とうがん)
学名

Benincasa hispida

英名
Winter melon
和名
カモウリ(加毛宇利)
科名
ウリ科
属名
トウガン属
原産地
東南アジア、インド

冬瓜(とうがん)の特徴

冬の瓜と書いて「冬瓜」と呼びますが、春に植え付け、夏に収穫するウリ科の野菜です。

冬瓜は夏に収穫しても、冬まで長く保管できるということから、冬瓜と名付けられてともいわれていますが、冷暗所で丸ごと保管する際は2~3か月ほどですので、現実には冬まで品質を保ったまま貯蔵し続けることは難しいようです。

しかし、冷凍保存ができますので、冬瓜をお好みの大きさにカットして、密封袋に入れて冷凍しましょう。

一般的な冬瓜は、完熟すると皮の表面に、ブルームといわれる粉があらわれ、それを目安に収穫していましたが、最近では、表面に粉がふかない冬瓜も多く出回っています。

冬瓜は、小さなものだと1~2kg、大きなものだと10kg以上の大きさがあるので、育てるときは品種ごとの大きさを確認してから購入しましょう。

冬瓜(とうがん)の詳細情報

園芸分類 野菜
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや強い
耐陰性 やや弱い
花色 黄色

冬瓜(とうがん)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

冬瓜(とうがん)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い、風通しの良い環境を好みます。

温度

生育適温は17~30℃です。

用土

プランター栽培の場合は、野菜用の培養土で育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。

冬瓜(とうがん)の育て方のポイント

水やり

比較的乾燥に強い植物です。土が乾いてから、水をたっぷり与えましょう。

肥料

植え付けてから2週間後に1度と、冬瓜の実が大きくなってきたころに追肥を施します。

病害虫

新芽をアブラムシに侵されます。密植させないように整枝し、窒素肥料の与えすぎにも注意しましょう。
また、梅雨時期の過湿状態から、高温になり乾燥すると、うどんこ病にかかりやすくなりますので注意しましょう。

冬瓜(とうがん)の詳しい育て方

選び方

子葉がしっかりついていて、本葉が5~6枚程の大きさで、茎の節間が短くて太い苗を選びましょう。
古い苗は葉が小さく、色も薄くなっていて、既にハダニに侵されているかもしれません。しっかりした苗を選びましょう。

種まき

4月はまだ朝晩が冷え込むため、直に植えずに、育苗ポットで育てることをおすすめします。
1ポットあたり、2~3粒種をまいて育てましょう。
発芽して、本葉が出たら、1ポットに1苗で育てます。

植え付け

冬瓜の苗の本葉が、5~6枚になったら植え付けます。
畝幅60cm、株間80~100cm程の間隔を取り、植え付けていきます。
プランター栽培は、直径30~40cm×高さ30~40cm位のプランターに植え付けましょう。

摘芯(摘心)・摘果

親づるは4~7節で摘芯します。
生育のよい子づるを4本残し、ほかの子づるは摘み取ります。
子づるは摘芯せずに、そのまま伸ばします。果実がつくまでは、孫つるは取り除きましょう。
実が付いた後の孫つるは、放任でかまいません。
子づるについた1番目の冬瓜の実は、変形しやすい性質を持っているため、2番目の冬瓜の実を大きくすると良いでしょう。
支柱はあんどん型にします。つるを支柱に巻き付けるように育てましょう。
実が大きくなってきたら、落ちないようにハンモックで支えてあげてください。

丸い花びらの黄色い花が咲きます。雄花と雌花があるので、人工授粉させましょう。

収穫

冬瓜の開花後、約1カ月(小さい品種なら25日位、大きい品種なら45日程)で収穫できます。

人工授粉

冬瓜に実をつけるために、欠かせない作業が受粉です。

本来は蜂や蝶などの虫の力を借りて授粉しますが、都会や高所のベランダなどで栽培しているとなかなか虫自体が来ないこともあります。着果率を高めるためにも、ぜひ人工授粉にチャレンジしましょう。

晴れた日を選んで、雌花が咲いたら、その日に咲いた新鮮な雄花を選んで9~10時までに花粉を付け授粉させましょう。この時間を過ぎると授粉率がグングン下がります。

雄花と雌花の見分け方は、蕾の下に膨らみがあるかどうかです。膨らみがある方が雌花、ない方が雄花と覚えておきましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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