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リーフレタスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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  • リーフレタス 育て方 特徴
  • リーフレタスの花
植物名
リーフレタス
学名

Lactuca sativa var. crispa

英名
Leaf lettuce
科名
キク科
属名
アキノノゲシ属
原産地
地中海沿岸

リーフレタスの特徴

リーフレタスは非結球レタスの総称で、葉先が赤褐色を帯びたサニーレタスをはじめ、緑色で葉がカールしていて少し苦味のあるグリーンリーフ(グリーンカール)、葉がフリル状のフリルレタスなど種類が豊富です。結球レタスより栽培が簡単で収穫までの期間も短いため、家庭菜園でも気軽に取り入れやすい野菜のひとつです。

レタスの種子と同じく、光に当たらないと発芽しないという「好光性種子」の性質を持っているため、種をまくときは土を被せすぎないように注意します。

リーフレタス とう立ち 花 特徴 育て方

高温条件や日が長くなるなどの長日条件により、花芽が形成されてとう立ちします。

リーフレタスの詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 20~30cm
耐寒性 やや強い
耐暑性 弱い
花色 淡い黄色

リーフレタスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

リーフレタスの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。プランターで栽培することもできます。

温度

生育適温15~20℃です。どちらかといえば冷涼な気候を好みます。

用土

鉢植えは、野菜の培養土を利用しましょう。

酸性の用土に弱いため、畑の土が酸性に傾いている場合は、まず植え付けの2週間前位には石灰を入れ、耕しましょう。その1週間後に完熟堆肥と元肥を入れ土になじませます。土の酸度は、市販の酸度測定液などを使うと安価で簡単に調べることができます。

窒素分を含む肥料は、石灰と合わさることで窒素分がアンモニアガスとなって消失してしまうため、同時に使用してはいけません。

なお、この場合の石灰とは「消石灰」や「苦土石灰」をさします。牡蠣殻などの「有機石灰」ではそのような化学反応は起きないので、どうしても日数がない場合は「有機石灰」「完熟堆肥」「有機肥料」を使うと同時に混ぜ込むことが可能で、すぐに種まきや植え付けができます。

リーフレタスの育て方のポイント

日常の管理

株元を黒マルチや敷き藁でマルチングすると、泥はねを防ぐことができます。

水やり

植えつけ後、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。

肥料

生育期間が短いため、株ごと収穫する場合は元肥以外の追肥の必要はありません。外葉から少しずつ長期間収穫したい場合は、必要に応じて追肥しましょう。

病害虫

高温になりすぎると軟腐病や菌核病になりやすく、 3月から5月にアブラムシが発生します。アブラムシは新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。見つけ次第、駆除しましょう。

リーフレタスの詳しい育て方

選び方

本葉が4~5枚くらいのものが適当です。苗があまりに育ちすぎていると根が土になじまない場合があります。

種まき

春まきのレタスは高温で花芽ができ、日が長く当たると、とう立ちをします。門灯や街灯が当たる場所への植え付けは避けましょう。

秋まきのレタスは、種をまく時期が遅すぎると気温が低すぎて育たなくなってしまいます。種をまく時期には注意しましょう。

リーフレタスの種は好光性種子です。種をまいた後は、薄く土をかぶせる程度でよいでしょう。発芽する適性温度は18℃~20℃です。

たくさんの株が必要な場合は、セルトレイなどに種をまき、本葉1~2枚になったら9cmポット苗に1株ごと移植します。少しの株でよい場合は、ポット苗にまいて間引くと移植の手間が省けます。

植え付け

本葉4~5枚程度に生長したら畑に植え付けましょう。日が長く当たると、とう立ちをする性質があります。夜間に門灯や街灯が当たる場所への植え付けは避けましょう。

リーフレタスの花

春まきのリーフレタスは高温で花芽ができ、日が長く当たると、とう立ちをしてアキノノゲシに似た淡い黄色い花を咲かせます。

収穫

リーフレタスは、種からだと2か月後、苗からだと1か月後が収穫時期です。収穫は、株ごと収穫する方法と外葉から葉を取っていく方法があります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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