生姜(しょうが)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
生姜(しょうが)
学名

Zingiber officinale

英名
Ginger
和名
生姜
科名
ショウガ科
属名
ショウガ属
原産地
熱帯アジア

生姜(しょうが)の特徴

生姜(ショウガ)は古くから世界中の暖かい地域で、香辛料や薬用として栽培されてきました。原産地はマレー、インドを中心とする熱帯アジアといわれています。

日本でも、奈良時代には栽培されていたとされる歴史のある植物です。栽培が盛んになるのは江戸時代からで、それ以降生姜(ショウガ)は、魚肉料理の臭み消しや、薬味、ジンジャーエールなどの飲み物にも用いられ、私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。生姜(ショウガ)は古代中国で、薬として使用されてきました。漢方では主に根生姜(ねしょうが)の部分が使われています。生の生姜(ショウガ)は、吐き気止めや咳を鎮める作用、胃を丈夫にする作用があるとされており、風邪のひきはじめに飲むと効果があります。乾燥させた生姜(ショウガ)は、胃腸などの内臓を温める作用があり、体を強く元気にしてくれる強壮作用があります。

生姜(しょうが)の詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 50~80cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
耐陰性 やや強い
花色 クリーム・朱色(混色)(稀に咲く)
開花時期 9~11月頃(稀に咲く)

保存方法

新ショウガを保存するには、収穫したら根株を崩さないように土を落とします。短期間の保存は、根株が乾かないように新聞紙でくるみ、屋内に保管します。

春まで保存するには、箱に砂やもみ殻を入れ、そこに埋めておきます。貯蔵の温度は13~15℃が適温です。温度管理のみならず、蒸れないように通気にも注意しましょう。

ショウガシロップ

生姜(ショウガ)をご家庭で育てたなら、是非ジンジャーシロップを作ることをおすすめします。ジンジャーシロップを作りながら、同時にシロップを作り終わった生姜(ショウガ)を半干しにして、グラニュー糖をふりかければショウガチップスも作ることができます。
ショウガを収穫し終え、ちょうど風邪が流行る時期にジンジャーシロップを紅茶に加えながら、ショウガチップスを食べると風邪に負けない体作りが期待できます。
ちなみに、新ショウガで作ったシロップやお寿司に欠かせないガリを作ると、可愛らしいピンク色になりますので是非お試しください。

生姜(しょうが)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
収穫

生姜(しょうが)の栽培環境

日当たり・置き場所

強すぎる日差しは乾燥するため生姜の生育にはあまり適さない環境です。

温度

生育適温は25~30℃です。

用土

プランター栽培の場合は、野菜用の培養土で育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。
石などをきれいに取り除いておきましょう。

生姜(しょうが)の育て方のポイント

水やり

生姜(しょうが)は多湿を好みます。特に、夏の乾燥時期は水を切らさないように、充分な水やりを心がけましょう。
畑で栽培している方は、敷き草やわらなどでマルチをし、土壌の乾燥を防ぐことも効果的な方法です。

肥料

追肥は、植え付け後1か月毎に1回与えましょう。

病害虫

萌芽(ほうが)初期に、茎の地際をカブラヤガに食害されてしまいます。カブラヤガとは、定植後まもない野菜類の株元をかじり、切り倒してしまうネキリムシの代表格です。株元の土壌中に潜んでいるので、深さ1cm程下を掘り起こして幼虫を捕殺しましょう。
※萌芽(ほうが)・・・芽生え、芽がもえ出ること。

生姜(しょうが)の詳しい育て方

選び方

生姜(しょうが)は塊茎(かいけい)を分けた種ショウガを植え付けます。生姜(しょうが)を上手に育てるためには、良い種ショウガを選ぶことが大切です。しっかりした芽を持ち、丸く膨らんで充実したものを選びましょう。

種まき

主に種ショウガを植え付けて育てます。

植え付け

生姜(しょうが)は熱帯地方原産で、暑さと多湿を好みます。18℃前後から発芽し始め、生育適温は25~30℃です。
深さ20~30cmの穴を掘り、そこに元肥を入れ、土を10cm程被せます。種ショウガの芽が、2~3個位になるように手で割り、芽を上向きにして20cm間隔で置き、その上に土を被せます。

食用の生姜(しょうが)の花は、通常ほとんど咲くことはありません。極稀に、クリーム色と朱色の混色の花が、9~11月頃咲くようです。

収穫

生姜(ショウガ)は、収穫時期によって呼び名が変わります。
・筆ショウガ(矢ショウガ)の収穫は、新芽の葉が、3~4枚開き、根が肥大していない状態で収穫します。
・葉ショウガの収穫は、7月下旬頃の葉が5~6枚の頃で根が少し太った状態で収穫します。根茎が小指程度の大きさにまで生長した段階の葉が付いたままで収穫します。
・根ショウガ(新ショウガ)の収穫は、地上部の茎葉が黄色くなり、枯れ始めたもので、充分根が肥大した状態のものを収穫します。

生姜(ショウガ)の名称

生姜(ショウガ)は、収穫時期によって呼び名が変わります。

筆ショウガ(矢ショウガ)

筆ショウガとは、新芽の葉が、3~4枚開き、根が肥大していない状態で収穫します。
焼魚の添え物として艶やかな色合いや香りを楽しみ、毒消しとしても効果があります。

葉ショウガ

葉ショウガとは、7月下旬頃の葉が5~6枚の頃で根が少し太った状態で収穫します。
根茎が小指程度の大きさにまで成長した段階で、葉が付いたまま収穫します。茎をつけたまま味噌につけて食べたり、甘酢に漬けたりして食べます。
葉生姜の一品種として、有名な谷中生姜があります。

根ショウガ(新ショウガ)

充分根が肥大した状態のものをさします。みずみずしい根ショウガは、茎の付け根が鮮やかな紅色をしています。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る

人気の植物ランキング