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ヘッドドレスの作り方|花で作るヘッドパーツや花かんむり

結婚式や成人式、お子さんの記念日など、特別な日のヘアアレンジを華やかに彩るヘッドパーツや花かんむりといった「花のヘッドドレス」。ドレスや着物に合わせて、自分好みのデザインを手作りしてみませんか?「自分で作るのは難しそう…」と感じるかもしれませんが、「ワイヤリング」と「テーピング」という基本のテクニックさえ覚えれば、初めての方でも簡単に作れます。

ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使ったヘッドパーツの基本の作り方はもちろん、みずみずしさが魅力の「生花」で作る保水のテクニック、さらに花嫁さんにも大人気の「花かんむり」の編み方まで、スムーズに作れるよう分かりやすく解説します。

特別な日のために、あなただけの手作りヘッドドレスに挑戦してみましょう。

目次

ヘッドパーツの作り方|生花とドライフラワー

ヘッドパーツとは、髪に飾る花のことです。一輪ずつワイヤリングして作るので、髪型に合わせて自由自在にアレンジできるのが特徴。何輪かをまとめて編み込みに散らしたり、ハーフアップの結び目に添えたりと、使い勝手の良さが魅力です。

今回は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使った基本の作り方と、みずみずしい美しさが魅力の「生花」を使った作り方の2パターンをご紹介します。

基本のヘッドパーツの作り方|ドライフラワーやプリザーブドフラワー

ヘッドパーツ ドライフラワー

ナチュラルな質感とシックな色合いが魅力のドライフラワーや、鮮やかな色が長持ちするプリザーブドフラワー。あらかじめ作っておけるため、前撮りや当日に慌てることなく準備できるのが最大のメリットです。もちろんアーティフィシャルフラワーでも同様に作ることができます。

用意するもの

  • メインの花:バラやアジサイなど主役になる花
  • 小花・グリーン:メインを引き立てる小花や実もの、葉もの類
  • ワイヤー:#24〜#28など、花の重さに合わせて曲げやすい太さを選択
    (※ワイヤーは数字が大きくなるほど細く、柔らかくなります)
  • フローラルテープ:粘着性のあるテープ。髪に馴染みやすいブラウンがおすすめ
  • クラフトバサミ:ワイヤーや硬い茎もスムーズに切れるもの

作り方

①ワイヤーの準備

ワイヤーを事前に使いやすい長さ(約10〜15cm)にすべてカットしておきます。

②花のカット

花の茎を、1~1.5cmほど残してカットします。長すぎるとアレンジの際に邪魔になり、短すぎるとワイヤリングがしにくくなるため、この長さがベストです。

ワイヤリング

③Uピン状のワイヤーを添える

ワイヤーの片側1/3の長さのところで折り曲げて、左右非対称な「U字(J字状)」を作ります。 そのU字の片方を、花の茎にそっと添えます。

 

ワイヤリング

④茎にワイヤーを巻きつける

U字のもう片方の長い方のワイヤーを、茎と短い方のワイヤーを一緒にぐるぐると巻きつけ、しっかりと固定します(これを「ツイスティング」と呼びます)。

 

ワイヤリング

⑤フローラルテープでカバーする

ワイヤーがむき出しのままだと髪に絡まったり傷つけたりするため、フローラルテープを少し引っ張りながら(伸ばすことで粘着力が出ます)、ワイヤーを隠すように上から斜め下に向かってきっちり巻いていきます。

⑥すべてのパーツを仕上げる

用意したすべての花(メイン、小花、グリーンなど)を同様にワイヤリングします。

 

ヘッドパーツ

⑦長さを揃えて完成

最後に、ヘアピンで固定しやすいようにワイヤーの長さを綺麗に揃えてカットしたら完成です。

コツとポイント

①ワイヤーがぐねぐねと曲がらないようにする

ワイヤーに余計なシワや曲がりがあると、髪に挿すときに安定しません。ピンとまっすぐ伸ばした状態を意識しましょう。

②フローラルテープは隙間なく、しっかりと

髪への引っかかりを防ぐため、一番上の花の付け根からワイヤーの先端まで、隙間なくきっちり巻きつけましょう。

生花のヘッドパーツの作り方

ヘッドパーツ 生花

特別な日のヘアアレンジをパッと華やかに見せてくれる生花。みずみずしい質感と自然の香りは、生花ならではの贅沢な魅力です。生花の場合は、花がしおれないようにするための「保水処理」がポイントです。

用意するもの

  • メインの花
  • 小花・グリーン
  • ワイヤー
  • フローラルテープ(ブラウン)
  • コットン(水を含ませておく)
  • クラフトバサミ

作り方

①ワイヤーの準備

ドライフラワー同様、ワイヤーを長さ10〜15cmに切っておきます。

②花のカット

花の茎を1〜1.5cm残してカットします。

ワイヤリング

③ワイヤリング

生花の場合は、花の根元のぷっくりした部分(花托・かたく)や茎に、ワイヤーを横から静かに突き通します(これを「ピアッシング」と呼びます)。通したワイヤーを両側から下に折り曲げ、片方を軸にして、もう片方のワイヤーを茎と一緒に巻きつけて固定します。

④コットンの保水

水を含ませて軽く絞ったコットンを、カットした茎の断面を完全に覆うようにくるりと巻きつけます。

 

ワイヤリング

⑤フローラルテープで密閉する

コットンとワイヤーを完全に隠すように、フローラルテープを上から強めに引っ張りながら巻きつけます。水が漏れないよう、しっかりと密閉するのがポイントです。コットンの部分だけ二重に巻くのもよいでしょう。

⑥すべてのパーツを仕上げる

使う花すべてを同じようにワイヤリング・保水・フローラルテープで巻きつけていきます。

 

ヘッドパーツ 生花

⑦長さを揃えて完成!

すべてのワイヤーの長さを揃えてカットします。使用する直前まで、涼しい場所や冷蔵庫の野菜室(冷気が直接当たらない場所)で、軽くラップをして保管しておきましょう。

コツとポイント

①必ず茎の断面を覆うようにコットンを巻く

水分を吸い上げる茎の切り口が空気に触れると、すぐに萎れてしまいます。コットンでしっかりと水分を行き渡らせてください。

②水漏れを完全に防ぐ

水分がテープの隙間から漏れ出すと、せっかくのヘアセットが台無しに。テープをしっかりと密着させ、水気が外に出ないようにしましょう。

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ブライダルにもおすすめ!花かんむりの作り方

花かんむり

女の子の憧れであり、ウェディングやマタニティフォト、お子さんのバースデーフォト、リングガール・ボーイでも大活躍する「花かんむり」。難しそうに見えますが、土台(ベース)をしっかり作れば、あとはリースを編むように楽しく花を繋げていくだけで作ることができます。

みずみずしさを楽しめる生花で作るなら、保水を忘れずに。ドライフラワーやプリザーブドフラワーで作れば日持ちがします。初心者の方には、やり直しが効いて扱いやすいアーティフィシャルフラワーもおすすめです。

用意するもの

  • 花(生花、ドライ、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなど)
  • リボン(サテンやベルベットなど、お好みのもの)
  • ワイヤー
  • フローラルテープ(ブラウン)
  • クラフトバサミ

下準備|花をワイヤリングする(先にパーツをすべて作っておく)

花かんむり 下準備

下準備として、先に使用する花すべてをワイヤリングしておきましょう。

別ワイヤーを複数、10cmくらいにカットしておきます。

花の茎を1〜1.5cm残してカットし、あらかじめU字に曲げておいたワイヤー(#28~30の細いもの)を茎に添えてワイヤリングし、上からフローラルテープを巻きつけます。同じ手順でパーツをたくさん作っておきます。

生花を使用する場合は、ヘッドパーツの作り方で紹介したように、保水のコットンを巻いてからワイヤリングしてください。

作り方|下地(ベース)を作る

花かんむりの安定感を左右するのは、しっかりとした「土台」作りです。ワイヤーの長さは成人女性で円周55cm前後、お子さんであればもう少し短く。一番良いのは、頭のサイズを測ってそれに合わせた長さのワイヤーを用意することです。

①ベースワイヤーのコーティング

#18~20くらいの太いワイヤーに、フローラルテープを端から端まで巻きつけます。

花かんむりのベース

②留め具用の「輪」を作る

ワイヤーの片方の端をU字に折り曲げ、1〜1.5cmほどの小さな輪を作ります。その根元をフローラルテープでぐるぐると巻いて固定します(後でリボンを通す穴になります)。

 

花かんむり ベース

③円形を作る

平らなワイヤーを綺麗な円にするため、キッチンのボウルや丸いお皿、あるいは球形のものに沿わせるようにして、なだらかなカーブを描く円状に形を整えます。これで花かんむりのベースは完成です。

作り方|花を編んでいく

いよいよ楽しいデコレーションの時間です。グラデーションを意識したり、大きさの強弱をつけながら編み進めましょう。

①最初の花を固定する

先ほど作ったベースワイヤーの「輪」ができている方の端に、最初の花を置きます。花のワイヤーとベースを一緒に、フローラルテープでくるくると力強く巻きつけて固定します。

②順に花を編み込んでいく

次の花を、最初の花の少し下に少し重ねるようにして置きます。同様にフローラルテープで巻きつけて固定します。このとき、花の向きがすべて同じ方向ではなく、少し左右に振るように配置すると、立体的でナチュラルな仕上がりになります。

花かんむり 作り方

③リースを編む要領で繰り返す

ベースのワイヤーが見えなくなるよう、花を途切れることなくリース状に繋いでいきます。

④最後の処理

ベースのもう片方の端まで花を巻きつけたら、ベースワイヤーの端を1〜1.5cmほど折り曲げて「輪」を作ります。余ったワイヤーを花の隙間に巻き込むようにして処理し、フローラルテープで端を綺麗にカバーします。

 

花かんむり

⑤リボンを通して完成!

両端にできたワイヤーの輪に、お好みのリボンを通します。リボンを長めに取っておくと、後ろ姿がお姫様のようにかわいらしくなり、かつ頭のサイズに合わせた微調整も可能になります。

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手作りのヘッドドレスは、既製品にはない温かみと、何より「自分らしさ」を表現できるのが魅力です。お店で好みの花を1輪ずつ選ぶ時間、ワイヤーを巻きながら仕上がりを想像する時間、そのすべてが特別な思い出になります。

ぜひ、大切な日の装いを華やかに彩る、世界にひとつだけのヘッドドレス作りを楽しんでみてください。

 

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