【夏から秋に咲くクレマチス】センニンソウ(仙人草)
金子三保子
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センニンソウ(仙人草)
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「センニンソウ(仙人草)」
センニンソウ(仙人草)は、日本や中国などに自生する原種のクレマチス。種の形が白い髭を生やした仙人を連想させることから名づけられたそうです。
小輪多花性で、夏に白い小さな花が無数に開花します。開花期は花は7月~9月、夏から秋の長期間。生長力が旺盛で、壁一面に白い花が無数に開花している様は圧巻です。その特徴からフェンス、アーチ、トレリスなどに這わせるクレマチスとして人気です。花にはほのかな香りもあります。最近は切り花としての流通もあります。
もともと日本で自生している植物なので、丈夫で扱いやすいクレマチスです。とても伸びますが、剪定で自由に仕立てることが可能です。寒冷地では葉が落ちることがありますが、基本的には常緑タイプ。花は新枝咲きで、今年伸びたつるに花をつけるので、剪定も簡単です。
ただし、センニンソウ(仙人草)には毒性があります。茎を切った時に切り口からでる白い液体や濡れた花粉を触るとかぶれることがあります。つるの剪定や切り花として扱う際には、切り口から出る液体は触れないようにしましょう。
夏から秋に咲く涼し気に咲くセンニンソウ(仙人草)。機会があったら見てみてくださいね。
▼センニンソウ(仙人草)の育て方
センニンソウ(仙人草)の花言葉
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