枯れる前に知っておきたい!アジアンタムが元気のない原因と再生術をご紹介
LOVEGREEN編集部
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アジアンタムとは
アジアンタムはホウライシダ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称ですが、観葉植物としてよく出回っているAdiantum raddianumが単にアジアンタムと呼ばれて流通している場合が殆どです。(この記事ではアジアンタム=Adiantum raddianumとして進行します。)
アジアンタムの仲間は世界の温帯~熱帯に分布しており、約200種もあります。日本にもハコネシダというホウライシダの一種が自生しているので、比較的メジャーではないでしょうか。見た目はアジアンタムに似ています。
アジアンタムは寒さと乾燥に弱いので基本的には室内で管理しますが、あまりに暗い室内(窓の無いトイレなど)で管理すると徒長してしまうので、注意が必要です。また、注意していても置き場所を変えるなどの急な環境の変化などで枯れてしまうことがよくあります。
アジアンタムの葉が枯れる理由と対処法
油断すると葉が枯れている…… なんてことも多いアジアンタム。まずはその理由をしっかりと把握して、対処法をマスターしておきましょう。
1.水不足
枯れる原因として最もよく見られるのが水不足。アジアンタムは水を多く求めるシダ植物なので、深刻な水不足に陥ると葉が枯れる原因に直結しやすいです。かと言って水をやりすぎても蒸れによる根腐れを起こしてしまう危険があるため、水やりの際は土の表面が乾いたらすぐにたっぷりと水やりをするのがポイントです。
対処法
アジアンタムが水不足で枯れてきたときは、まず水やりのタイミングを思い出してみて下さい。
表面の土が乾いたらすぐにたっぷりと水をやっていましたか?
もし表面の土が乾いたまま数日放置してしまっていたら、水やりのタイミングを土の表面が乾燥してからに変更してください。
逆に常に土は湿っているけど枯れてきちゃったという方は、蒸れている可能性があります。風通しの良い場所に移動してみてください。
逆に風通しの良い場所で管理していて葉が乾燥してしまう場合は、空中湿度が足りない場合があるので、霧吹きで葉に水を吹きかける葉水を行ってください。こちらは朝起きたら一回、夜寝る前に一回、といったように習慣付けることが大事です。
2.エアコンの風が直撃している
エアコンの風がアジアンタムに直撃していませんか?エアコンの風は非常に乾燥しているため、アジアンタムに直接当たると葉が枯れる原因となります。
対処法
エアコンの風が直接当たらない場所に移動させるか、サーキュレーターを使ってエアコンの風が直接アジアンタムに当たらないようにしてください。
3.直射日光が当たっている
基本的に室内で育てていることが多いアジアンタムですが、窓からの直射日光が当たっていませんか? アジアンタムは直射日光が苦手なため、屋外はもちろんのこと、室内でも直射日光が当たると葉が枯れてしまうことがあります。
対処法
明るい日陰やレースのカーテン越し程度の軟らかい光を当ててください。レースのカーテンが無いといった場合には100均やホームセンターで売っている遮光ネット(遮光率30%~50%)を使って直射日光が当たらないようにしてください。
4.寒い
アジアンタムを置いている場所の温度はどうですか? アジアンタムは日本に自生しているハコネシダなどの例外を除いて、ほとんどの品種が霜に当たると枯れてきてしまいます。昼夜問わず、気温の変化を調べてみましょう。
対処法
なるべく人が長い時間いて暖かい部屋に置いておくのがオススメです。
\アジアンタムの復活方法/
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