小さな葉の植物集合!小葉がかわいいグリーン5選

持永久美子
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小さな葉っぱがわさわさ、モコモコ成長する植物は見ていて可愛くて癒されますね。そんな小葉が魅力的な癒し系グリーンを今回はご紹介します!
ソレイロリア(Soleirolia soleirolii)
*イラクサ科 ソレイロリア属
小さな葉のグリーンと言えばこのソレイロリアを一番に思い浮かべる方も多いかもしれません。
ベビーティアーズ(赤ちゃんの涙)などとも呼ばれ、その小さな葉がこんもりふんわり茂る姿は癒し効果抜群ですね。
フィカス・プミラ(Ficus pumila)
*クワ科フィカス属
原種の「オオイタビ」は緑一色の葉ですが最近人気なのは緑色の葉に周りが白く縁どられたこのタイプです。
生育旺盛で丈夫なので育てやすいです。小さな葉が這うように広がり成長します。
フィカス・プミラ
- フィカス・プミラは、付着根を出してよじ登るつる性のフィカスです。木や岩、塀、壁などにも這ってぐんぐん生長します。その性質をいかして針金などで造った鉢物仕立てやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントにも使われます。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。 日なたから半日陰、湿気のある用土を好みます。多少の耐陰性はあるので、室内の明るい場所でも育てられますが、あまり暗い場所だと徒長したり弱々しくなります。一方、真夏の直射日光では葉焼けを起こして葉の状態が悪くなります。真夏は半日陰になるような場所に植えるのがよいでしょう。 地植えにすると木化して根が太くなり、塀をよじ登って覆いつくしてしまいます。こまめに切り戻しを行わないと育ちすぎてしまうので注意が必要です。
ミューレンベキア(Muehlenbeckia)
*タデ科ミューレンベッキア属
別名「ワイヤープランツ」の通り小さな丸い葉がワイヤーのような茎からふんわり茂っていきます。最近は丸葉だけでなくハート型やスペード型、斑入りのものなど種類も豊富になってきました。
- ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛らしい、匍匐性常緑小低木です。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。ある程度耐寒性があり、地域によって差はありますが冬でもグリーンの葉を絶やしません。生育旺盛で、露地植えにするとどんどん広がっていきます。華奢なワイヤーのような茎はツルのように見えますが、ツル性ではありません。 環境が合えば、春から夏にかけて小さな花とその後に種子ができます。とても小さく見つけにくい花と実ですが、光沢のあるグリーンの葉よりも明るい黄緑色の花が咲くので、注意深く観察してみましょう。 ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまうことがありますが、根が生きていれば春の暖かくなったころにまた新芽を出し始めます。葉が落ちたら短く刈り込んで軒下に移動するなどの寒さ対策を行いましょう。また、剪定のときに切った枝は水に挿しておくことで発根するので、水耕栽培で楽しむことができます。
グレコマ(Glechoma)
*シソ科 カキドオシ属(グレコマ属)
日本に自生しているカキドオシ(垣通し)と同じく各節から根が出てわき芽も伸びて地面を這うようにぐんぐん成長します。丸みのあるふんわりした優しい雰囲気が可愛いですね。グランドカバーにも使われます。
ペペロミア
*コショウ科 サダソウ属
ぺぺロミアは種類も豊富でその数は1000種類以上もあり、バリエーション豊かです。
丸い葉がふんわり茂るペペロミア・ジェミニや葉が垂れ下がって成長する姿が人気のペペロミア・イザベラなどお好みの小さな葉の種類がきっとみつかると思います。
- ペペロミアは熱帯地域を中心に千種類ほどの原種があるといわれる、コショウ科を代表するグループで匍匐性から直立性、ロゼットタイプ、着生植物まで様々な形態がある常緑多年草です。 ペペロミアは小型の種類が多く、管理しやすいのでインテリアグリーンとして人気があります。葉や茎が多肉質の品種も多く、個性的な葉の模様や色、草姿も魅力のひとつ。 国内でも多くの種類が栽培されています。仕立て方も様々でヘゴ付けにしたり、茎が匍匐するタイプはつり鉢にしたり、小型品種はミニ観葉として楽しみます。乾燥には強いのですが多湿を好むので葉にまめに霧吹きをしてやるとよく育ちます。 ペペロミアは「コショウに似た」という意味があります。
気になるグリーンはありましたか?
小さな葉っぱが沢山わさわさ茂っている姿は愛おしくなりますね。沢山種類があるグリーンの世界、お気に入りの一鉢を探してみてくださいね。