伸びすぎたハートカズラの増やし方と育て方
大曽根百代
このライターの記事一覧
ハートカズラは愛らしい葉の形から「ラブチェーン」とも呼ばれている植物で、恋が実る植物とも言われることも。ハートカズラはポイントさえ押さえてしまえば、放任でもよく育つ植物ですので是非育ててみてはいかがでしょうか?面白い形のお花も鑑賞することができます。
目次
ハートカズラの育て方
置き場所
ハートカズラは、日当たりと風通しがポイント。お日様が大好きなので屋外やベランダの日当たりの良いところ、風通しのいい場所が適しています。
ハートカズラは多少の耐陰性もありますので、半日陰であれば育てることができます。その場合は、時々日当たりのいい場所に移してあげましょう!
春~秋
お日様をたくさん浴びせましょう。ハートカズラは直射日光でも大丈夫、強い光を好みますので室内よりお外で管理される方が元気に育ちます。
夏
徐々に慣れさせていれば真夏の直射日光でも管理できます。葉が焼けてしまうようであれば、半日陰の場所で管理を。ハートカズラは梅雨時期の高温多湿が苦手なのでなるべく風通し良くして下さい。
冬
ハートカズラの耐寒温度は5℃くらいまでなので、外で管理している場合は室内に取り込んだ方が良いでしょう。室内の良く日の当たる場所か、晴れた日の昼間は外に置くなどしてなるべく多く日に当てます。
水やり
多肉植物と同じような水やりで。春~秋は二週間に1度、または土が乾いたらたっぷりと与えます。冬は生育が衰えますので葉っぱに水をかける程度(葉水)か1か月に1度程度にし、なるべく乾燥気味にします。
ハートカズラが伸びすぎたら増やしてみよう!増やし方の紹介
どんどん伸びてくるハートカズラ。長く伸びすぎて邪魔になったら、思い切って好きな位置でカットして増やしてみましょう。
長さはだいたいで3節〜5節ぐらいが丁度良いでしょう。少しふっくらしている節(〇で示した箇所)から根が出てきますので、節の真ん中(オレンジの線)でカットして土の上に置き、茎を隠すように軽く土をかけます。
もしくは挿し芽にします。
ハートカズラは水に挿しておくと発根しますので、根が出てきてから土に挿して増やすこともできます。ぜひ試してみて下さい。
そろそろ植え替え?適した時期とポイント
ひと鉢に複数の株が植わっており、鉢がパンパンになっていたり水を与えても染み込まない状態になっていればハートカズラの植え替え時期です。さらに大きく育てたい場合は一回り大きな鉢に植えましょう。数を増やしたい場合、小さくしておきたい時は株を分けることもできます。
ハートカズラの植え替えの時期は冬以外、最も適しているのは春です。
\株分けしてみよう/
鉢から取り出してみて、このように根が張っていれば株分け時です。
根についている土をほぐして、2つに分けます。
一回り大きな鉢を用意しましょう。
排水性のいい土に植えるとどうしても穴から土が出てしまいます。それを防止するためにネットを敷きましょう。ホームセンターで40円前後で購入できます。
まず鉢底石を敷きます。こちらは100均でも売っていますが、私は、自宅にある砂利を入れました。
次に土をいれます。初めての方は観葉植物用土が肥料なども配合されているので手軽でおすすめです。もしくは多肉植物の土でも構いません。
約1/3まで土をいれます。
先ほど株分けをしたハートカズラを鉢に入れます。
上から土を入れて完了です。株分けしたもう一つの、ハートカズラも同じように植えかえをしましょう。
植え替え後はたっぷりお水を。
こんなお花が咲きます
環境が合えばお花を咲かせてくれます。ハートカズラの花の時期は6月から夏の間。たくさん日光に当ててあげましょう。
ハートカズラの育てるポイントは、冬の寒さを気をつけて、風通しのいい日当たりの良い所で管理すること。土は乾かし気味に!育ててみるとさほど難しくはないので是非挑戦してみてください♪
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「伸びすぎたハートカズラの増やし方と育て方」の記事をみんなにも教えてあげよう♪