嫌なニオイのカメムシ対策|夏~秋に大量発生!家への侵入予防や駆除方法

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カメムシは7月頃から徐々に発生しはじめて、9月~11月頃にかけて発生のピークを迎えます。庭やベランダで見かけるのはもちろん、困るのは家の中にまで侵入してしまうこと。あわてて退治しようとすると、独特の嫌なニオイを放ち、衣服などにうつってしまうことも。カメムシの種類や生育サイクル、家への侵入を防ぐアイテムなどを紹介します。

目次

カメムシの種類や発生サイクルは?なぜニオイを出すの?

まずはじめに、カメムシの種類や発生サイクルなど、その生態を知って対策に役立てましょう。

カメムシの種類

カメムシはとても種類が多く、色や大きさ、模様などもさまざまです。カメムシといえば緑色をイメージされる方が多いかもしれませんが、黒褐色や、一部が茶色くなっているカメムシも時々目にするのではないでしょうか。これは季節や個体差によるものではなく、種類そのものが違うカメムシなのです。

 

家周りでよく見かけるのは、マルカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ、ミナミアオカメムシ、アオクサカメムシ、スコットカメムシなどです。

カメムシがニオイを出すのはなぜ?

地域によっては「ヘッピリムシ」「ヘクサムシ」などとも呼ばれるカメムシ。呼び名の由来はやはりあのニオイ。

カメムシが発するニオイの主成分は脂肪族アルデヒドで、2~3日残り続ける可能性があります。そのため、肌や衣服などにニオイが付着すると、洗ってもしばらくは悪臭が残ってしまうことがあります。

また、ニオイの元となる分泌液を触った手で目や皮膚に触れると、炎症を起こすことも。

カメムシがニオイを放つ理由は主に2つあります。

① 外敵から身を守るため
ひとつめは分かりやすく「外敵から身を守るため」です。身の危険を感じると悪臭のある分泌液を出すので、見つけたら、慌てて捕まえようとして触ったり、刺激を与えたりしないことが、ニオイを出させないポイントです。

②仲間同士のコミュニケーションのため
ニオイを放つもうひとつの理由は、仲間との連絡手段。普段から放つわずかなニオイで仲間同士が集まったり、外敵に襲われそうになった際に出す強いニオイで、まわりの仲間に危険を知らせたりしています。

カメムシはあわてて叩かない

カメムシを叩いてつぶしてしまうと、つぶすのに使ったものや、つぶした場所にニオイがついてしまいます。また、掃除機で吸うという方法もオススメできません。掃除機の中でカメムシのニオイが充満して掃除機を使うたびに悪臭が……ということにもなりかねないからです。

もし家の中で見つけた場合、慌てず柔らかいティッシュでそっとくるんで、外に逃がすのが得策です。

カメムシの発生サイクル

カメムシは4月ぐらいから繁殖期に入り、梅雨時の6月あたりから産卵を始めます。卵から成虫になるまではおよそ1ヵ月と早く、7月ぐらいから少しずつ成虫が発生しはじめ、9月から11月にかけての秋には大量発生してしまいます。

 

秋が深まり気温が下がってくると暖かい場所に移動しはじめ、冬から春まで越冬します。春に再び繁殖活動を開始し、繁殖活動が終わるとその個体は寿命を迎えます。

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カメムシは大量発生して家の中に入り込むことも

強烈なニオイを放つカメムシは、家の中にも頻繁に侵入してきます。屋内に侵入する理由は、カメムシの生態と関係があります。

カメムシはなぜ家の中に侵入するの?

❶洗濯物に付いて家に侵入

カメムシは暖かい場所や明るい色を好むため、ぽかぽか陽気で暖かく乾いた、シーツやバスタオル、ワイシャツなど白い洗濯物に付着しやすいといわれています。そのため、外に干している洗濯物にくっついたカメムシに気付かず、家の中に取り込んでしまうことがあります。洗濯物を取り入れる時にカメムシがついてないか気を付け、もし見つけたら、刺激しないようにティッシュ等でそっとくるんで払いましょう。

❷明かりに集まり家に侵入

カメムシに限らず、夏の夜の明かりに集まる虫は多いです。玄関灯や、窓の明かりに引き寄せられたカメムシが、明るく暖かい場所を求めて、ちょっとした隙間から家の中に侵入することがあります。

❸越冬のため屋内に侵入

晩秋にカメムシが家の中に侵入しやすくなる要因のひとつが、越冬のためです。寒い冬を乗り切るため、秋頃から人が暮らす暖かい家に集まりはじめ、気付けば網戸についていたり家の中に入っていたりします。

人が暮らす家には、カメムシを招き入れる要因がたくさんあることに、改めて驚いてしまいますね。

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カメムシの家への侵入を予防するには?

庭の草木を手入れする

カメムシの侵入予防として、そもそもカメムシが発生しにくい環境にしておくことが大切です。カメムシはエサに困らないところに産卵します。エサとはつまり植物のこと。庭木や果樹、特定の野菜や雑草などの葉の裏に卵を産みます。カメムシがつく植物がある場合は、葉が繁茂しすぎないように手入れして、カメムシの繁殖を防ぎましょう。

窓や網戸の隙間を防ぐ

夏~秋は窓や網戸を開けっ放しにしないことが基本。またカメムシは2mm程度の隙間があれば家の中に侵入できるそうなので、窓や網戸の隙間を隙間用テープで塞ぐことも有効です。

ミントを植える

カメムシはハーブ系の香り(特にミント)を嫌うので、ミントを植えておくとカメムシ忌避になるともいわれています。

 

ただ、いずれの方法も家への侵入を軽減はできても、その効果は補助的なことが多いです。窓や網戸の隙間をテープで塞ぐ方法は、家の見た目が悪くなったり、窓の開け閉めなど生活に支障が出たりすることもあり、手軽とはいえません。

カメムシを家に侵入させないためには、専用の忌避剤や、嫌なニオイを出す前に退治できる専用殺虫剤を使うのがおすすめです。

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貼るだけでカメムシの侵入を3ヵ月防ぐおすすめ忌避剤

カメムシの侵入経路である網戸、窓などに貼るだけで、家への侵入を約3ヵ月(※)防いでくれるのが、アース製薬の「カメムシよけ撃滅 貼るタイプ」です。
※使用環境によって異なります。

カメムシの嫌がる植物由来の香りがカメムシを寄せ付けず、殺虫成分不使用なのでお子さんやペットのいるご家庭でも使うことができますよ。

付属の両面シールで窓や網戸に貼るだけ

「カメムシよけ撃滅 貼るタイプ」は、1箱に2個入り。忌避効果のある香りがするシートを、同封の両面シールで窓や網戸に貼るだけです。

付属の両面シールを本体に貼り……

 

窓枠に貼る方のシールも保護紙を外して、

 

窓枠に貼り付けます。さながら、カメムシ除けの御札のようです。

食品原料でもあるバラやハーブなどに含まれる香り成分が、カメムシを寄せ付けません。

「毎年カメムシが大量発生して困っている」というエリアの方は、こうした忌避剤で家への侵入をブロックしましょう。

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侵入防止+イヤなニオイを出す前に速効駆除するなら

カメムシの侵入防止と、見つけたカメムシの速効退治を1本でできるのが、スプレータイプの「カメムシ撃滅」です。

冷却効果と殺虫成分で、カメムシが嫌なニオイを出す前に瞬間退治。また、侵入されたくない場所に噴射しておくと、約2ヵ月間侵入防止効果が持続します(※)。
※使用環境によって異なります。

侵入防止として使う場合

壁や窓枠など、カメムシが侵入しそうな場所にあらかじめ噴射しておきます。噴射の目安は1㎡あたり約4秒。

 

細かな隙間にも噴射できるノズル付。

駆除として使う場合

カメムシに向けて直接スプレーします。冷却成分でニオイを出す前にカメムシの動きを瞬時に止めて、殺虫成分で確実に退治します。

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カメムシ撃滅シリーズで発生ピーク前に予防・対策を

刺激すると嫌なニオイを出し、衣服や布団などにニオイがうつったり、皮膚に炎症を引き起こすこともあるやっかいなカメムシ。

対策のポイントは「寄せ付けないこと」「ニオイを出す前に退治すること」

「カメムシよけ撃滅 貼るタイプ」で家への侵入予防をしながら、侵入防止+速効退治ができるスプレータイプの「カメムシ撃滅」も併用することで、カメムシのニオイ被害を減らしましょう!

※今回ご紹介した「カメムシよけ撃滅 貼るタイプ」「カメムシ撃滅」は、使用前に必ず製品表示を読み、十分理解した上で使用してください。
また、これらの製品は農薬ではありませんので、植物保護の目的でカメムシによる植物への被害対策としては使用できません。

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