前田有紀の一“花”言vol.17「青い花」~夏も花持ちが良い花って?
LOVEGREEN編集部
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涼しさを醸し出す「青い花」をレコメンド
今回は、前田さんのご自宅で撮影。前田さんがこの時期には欠かせない青い花の魅力を教えてもらいました。
-様々な色合いの「青色」-
青色の花といっても様々な色合いがあるのがとっても素敵。瑠璃色からはっきりと鮮やかな濃いブルー、パープル寄りの色があり、合わせたときの青のグラデーションがすごくきれいで見惚れてしまいます。
-涼やかな花-
青い花は見ただけで体感温度を下げてくれるようで、部屋にあるだけで涼しくなった感覚になってしまいます。私の家は暑くなりやすい環境だったので、この時期が来ると必ずと言っていいほど青い花を飾って夏の思い出を作っています。
花は、季節を伝えるだけではなく、周りの雰囲気をガラッと変えてくれるので、その時の状況や気分に合わせて自分にしっくりくる組み合わせの色の花を見つけてみませんか?
青い花を飾って夏の生花も楽しんでみよう
夏には思わず青い花を手に取ってしまうという前田さん。青い花を中心にした花あしらいを教えてもらいました。
前田さんが用意してくれた青い花はこちら。
左から、ガレキフォリア・デルフィニウム・ルリタマアザミ・アガパンサス
デルフィニウムもアガパンサスも順番に花が咲き、長く楽しめるのでおすすめです。ルリタマアザミはドライフラワーにもできる花なのでお好みに合わせてドライフラワーとしての魅力に触れてみるのもいいですね!
今回は、好きな花を自分が思うままに生ける。この暑さを少しでも吹き飛ばしてくれそうなイメージを込めてみませんか?
夏は水がどうしても汚れやすくなってしまうので、水に葉が入らないようにするのは夏は特にマストです。そして、なるべく毎日、水を取りかえてましょう。
青い花の中から「ルリタマアザミ」をピックアップ!
丸い花「ルリタマアザミ」。手触りは少し硬いですが、この大きさと色味、自然光を浴びる姿は透明感があり、見れば見るほど吸い込まれてしまいそうな花です。
そんな、ルリタマアザミはスワッグとしても活躍し、また違った表情を見せてくれます。
前田さんのご自宅の洗面所。外の緑あふれる景色を窓から眺めることもできる素敵な空間です。そこに飾ってあるのがルリタマアザミとユーカリを主役にしたスワッグ。
色は少し色褪せますが、青色を残したままドライになります。
これから、じりじりと暑くなる夏。室内の雰囲気に合わせたフラワーベースと一緒に、お好みの夏の花あしらいを見つけてみてください!
そして、今回の撮影の様子や前田さんの花生活の様子は、後日アップしますのでお楽しみに!
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引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。
フラワースタイリスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。
Facebook/前田有紀『一日一花』
instagram/@yukimaeda0117
世界の花屋/公式サイト
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