世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 –セネガル編1「いざセネガルへ」

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前回までのスペインから南下し、いよいよアフリカ大陸へ。
アフリカ大陸では、今までケニア、エチオピアなどを訪問してきたが、結構前のことになるので、今回の『世界の植物紀行』はセネガル編をお届けします。

目次

日本からセネガルへ

正式にはセネガル共和国。西アフリカに位置しており、首都はダ・カール。
少し前になるが、セネガルと日本はサッカーワールドカップで凌ぎを削った同士として、アフリカ大陸の中でも多くの日本人が知っている国の一つと言える。またカーレースやラリー好きには「パリ ~ ダカール・ラリー」として知名度の高い都市である。

 

 正式にはセネガル共和国。西アフリカに位置しており、首都はダ・カール。 少し前になるが、セネガルと日本はサッカーワールドカップで凌ぎを削った同士として、アフリカ大陸の中でも多くの日本人が知っている国の一つと言える。またカーレースやラリー好きには「パリ~ダ・カール ラリー」として知名度の高い都市である。 この国で有名な植物といえば、やはりバオバブであろう。 セネガルには、通称「アフリカバオバブ」と言われる学名「Adansonia digitata(アダンソニア ディギタータ)」が自生している。  まずは日本出国からセネガル入国。そしてバオバブなどの生産や育成管理を行っている方々のこと、自生のバオバブ、バオバブと現地の人々との関わり、その他の植物や又右衛門のマーケット訪問、又右衛門と現地の人々との活動などもお話ししたい。 是非最後までお読みいただければ幸いです。  さて、日本からセネガルに向かうためには予防接種が必要である。 何の予防接種かと言うとイエローフィーバーとも言われる黄熱病である。実際に私は出国の少し前に予防接種をするのを忘れ慌てていたが、以前にケニア・エチオピアに行った時に接種した注射の有効期限が延長されたおかげで改めて受ける必要はなく、ホッと一安心であった。

この国で有名な植物といえば、やはりバオバブであろう。
セネガルには、通称「アフリカバオバブ」と言われる学名「Adansonia digitata(アダンソニア ディギタータ)」が自生している。

まずは日本出国からセネガル入国。そしてバオバブなどの生産や育成管理を行っている方々のこと、自生のバオバブ、バオバブと現地の人々との関わり、その他の植物や又右衛門のマーケット訪問、又右衛門と現地の人々との活動などもお話ししたい。
是非最後までお読みいただければ幸いです。

さて、日本からセネガルに向かうためには予防接種が必要である。
何の予防接種かと言うとイエローフィーバーとも言われる黄熱病である。実際に私は出国の少し前に予防接種をするのを忘れ慌てていたが、以前にケニア・エチオピアに行った時に接種した注射の有効期限が延長されたおかげで改めて受ける必要はなく、ホッと一安心であった。

 

ちなみにこれが黄熱病の予防接種を証明する国際証明書のイエローカード。 アフリカ渡航の際、国によっては提示を要求される場合があるので日本で接種してからの渡航が必要である。ただどこでも簡単に受けられるものではなく、限られた病院か保健所での対応となるので余裕をもっての接種がおすすめである。  どこでも言えることだが、特にアフリカは気候や文化、風習がかなり日本と異なった国のため、渡航されるなら十分に準備し知識を持っておいてほしい。そうでなければ行った本人の苦労だけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうことになるので、厳しいようだが最低限のモラルとしてとらえておいてほしい。現地での残念な行動で評判を落としている日本人の話を聞くことがあるのは辛いことだ。

ちなみにこれが黄熱病の予防接種を証明する国際証明書のイエローカード。
アフリカ渡航の際、国によっては提示を要求される場合があるので日本で接種してからの渡航が必要である。ただどこでも簡単に受けられるものではなく、限られた病院か保健所での対応となるので余裕をもっての接種がおすすめである。

どこでも言えることだが、特にアフリカは気候や文化、風習がかなり日本と異なった国のため、渡航されるなら十分に準備し知識を持っておいてほしい。そうでなければ行った本人の苦労だけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうことになるので、厳しいようだが最低限のモラルとしてとらえておいてほしい。現地での残念な行動で評判を落としている日本人の話を聞くことがあるのは辛いことだ。

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出発

さて、やっと出発のところを書くことができる。

私は、関西空港から仁川空港(韓国)を経由し、エチオピアへと向かった。
飛行機はエチオピア航空。機内食はまあまあかなと思うがコーヒーはとてもおいしい。さすがコーヒーの国の飛行機だと感じる。

そして出発から約11時間。機内で眠れぬ又右衛門は少し弱ってエチオピア アジスアベバ空港に到着。ここはアフリカのハブの役割もしている大きな空港。お土産物や飲食店も充実している。

 

さて、やっと出発のところを書くことができる。  私は、関西空港から仁川空港(韓国)を経由し、エチオピアへと向かった。 飛行機はエチオピア航空。機内食はまあまあかなと思うがコーヒーはとてもおいしい。さすがコーヒーの国の飛行機だと感じる。  そして出発から約11時間。機内で眠れぬ又右衛門は少し弱ってエチオピア アジスアベバ空港に到着。ここはアフリカのハブの役割もしている大きな空港。お土産物や飲食店も充実している。特別なラウンジではコーヒーセレモニーによって持て成してくれるところもあり、空港内でも異国情緒を味わえる。  そして数時間後、再びエチオピア航空の飛行機に乗り込む。 しばらくすると、アフリカ特有の光景で、なんと機内で殺虫剤の散布が行われる。機内の通路を、殺虫剤を両手に持ったCAさんが連続噴霧をしながら歩いていく。その薬剤はおそらく人体に影響はないのであろうが、知らずに初めてこの場面に遭遇した人は驚くであろう。私も初めての時はかなり驚いたが、何度も経験した今ではその殺虫剤の少し甘い香りが好きになりつつある。  出発して約6時間で少し早めにセネガルの空港に到着と思いきや、知らない経由地に寄っていることがある。気をつけなければいけないのは、チケットには表記されていないため慣れない人は目的地の空港に到着したと勘違いしてしまう。特に私のような語学の苦手な人は機内放送が聞き取れないので要注意。実際に私も到着と勘違いして降りようとしたところ、他の人に英語で「まだ到着シテナイヨ!セネガルに行くには座ったままで待つ!」と教えられ、難を逃れた。

特別なラウンジではコーヒーセレモニーによってもてなしてくれるところもあり、空港内でも異国情緒を味わえる。

そして数時間後、再びエチオピア航空の飛行機に乗り込む。
しばらくすると、アフリカ特有の光景で、なんと機内で殺虫剤の散布が行われる。機内の通路を、殺虫剤を両手に持ったCAさんが連続噴霧をしながら歩いていく。その薬剤はおそらく人体に影響はないのであろうが、知らずに初めてこの場面に遭遇した人は驚くであろう。私も初めての時はかなり驚いたが、何度も経験した今ではその殺虫剤の少し甘い香りが好きになりつつある。

出発して約6時間で少し早めにセネガルの空港に到着と思いきや、知らない経由地に寄っていることがある。気をつけなければいけないのは、チケットには表記されていないため慣れない人は目的地の空港に到着したと勘違いしてしまう。特に私のような語学の苦手な人は機内放送が聞き取れないので要注意。実際に私も到着と勘違いして降りようとしたところ、他の人に英語で「まだ到着シテナイヨ!セネガルに行くには座ったままで待つ!」と教えられ、難を逃れた。

 

着陸後1時間弱。私たちは機内に残ったままで乗客の入れ替わりがあり、搭乗者チェックをして再び離陸となる。そして約6時間で新空港であるブレーズ・ジャーニー空港に到着。 トランジットを含め約24時間、イエローカードのチェックを受けて、ようやく無事セネガルへの入国である。  目次に戻る≫

着陸後1時間弱。私たちは機内に残ったままで乗客の入れ替わりがあり、搭乗者チェックをして再び離陸となる。そして約6時間で新空港であるブレーズ・ジャーニー空港に到着。
トランジットを含め約24時間、イエローカードのチェックを受けて、ようやく無事セネガルへの入国である。

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セネガル入国

空港では白タクによる熾烈な客の取り合いもあるので気を付けて欲しいと思う。 言葉巧みな誘いや、強引に連れていかれないように・・・。私は実際にトラブルに巻き込まれてしまった経験もあるからなおさらである。

空港では白タクによる熾烈な客の取り合いもあるので気を付けて欲しいと思う。
言葉巧みな誘いや、強引に連れていかれないように・・・。私は実際にトラブルに巻き込まれてしまった経験もあるからなおさらである。

 

今までの話だけだとセネガルは病気やタクシートラブルで怖い国かと思ったりするかもしれないが、基本は治安も全く問題がないので勘違いはして欲しくない。素敵な自然が豊富で、人々も親切で、食事も美味しい。

今までの話だけだとセネガルは病気やタクシートラブルで怖い国かと思ったりするかもしれないが、基本は治安も全く問題がないので勘違いはして欲しくない。素敵な自然が豊富で、人々も親切で、食事も美味しい。

 

おまけにホテルでは常に可愛いネコが遊びに来てくれたのでさらに素敵な国である。  さてさて、こんな感じの第一話で、いきなりの脱線となってしまったが、次号からはしっかりセネガルの個性的な植物の話をお届けしていきますので乞うご期待である。

おまけにホテルでは常に可愛いネコが遊びに来てくれたのでさらに素敵な国である。

さてさて、こんな感じの第一話で、いきなりの脱線となってしまったが、次号からはしっかりセネガルの個性的な植物の話をお届けしていきますのでこうご期待である。

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