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ジギタリス(狐の手袋)は、茎をすっと伸ばし、ベル型の花を穂状に咲かせる存在感のある多年草。花は下から上へと咲き進みます。バラと並べて植えられることが多く、イングリッシュガーデンの定番としても人気があります。背が高いので花壇の後方によく用いられます。日本には江戸時代にシーボルトによってもたらされたと言われています。ジギタリス(狐の手袋)は、ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジアの森林、岩山の斜面、海岸の崖など幅広い環境で自生し、その中で美しい花を持つ数種がジギタリスとして流通しています。ジギタリス(狐の手袋)は、本来は毎年花を咲かせる多年草。寒さには強いのですが、暑さに弱いため日本では二年草として扱われています。夏越ししやすい東北から北では、2年を超えて立派に育てることができます。丈夫なので環境に合えばこぼれ種から増え続けてくれます。ジギタリス(狐の手袋)は全草に強い毒性があるので摂取してしまわないように注意が必要です。一方、古くから薬草としても用いられてきた歴史があります。ジギタリス(狐の手袋)の学名Digitalisはラテン語で指を意味する「digitus(ディギトゥス)」が語源になっています。ジギタリス(狐の手袋)の花の形がまるで指のように見えることから付けられました。英名はFoxglove(フォックスグローブ)ですが、その由来は妖精がキツネにジキタリスの花を手袋として贈ったという話にちなんでいるとも言われています。和名の狐の手袋は、英名Foxglove(フォックスグローブ)の直訳です。ジギタリス(狐の手袋)は、とても美しい花を咲かせる反面、全草に毒があることから、一歩間違えると危険な恋愛がイメージされ「隠されぬ愛」という花言葉が付いたそうです。また、ギリシャ神話にて、ゼウスの妻ヘラがサイコロ遊び(賭け事)にはまってしまい、ゼウスはどうしても許すことができず、サイコロをジギタリスに変えたと言われていることから「不誠実」という花言葉が生まれたそうです。
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