多肉植物の水栽培にチャレンジ!やり方や育て方は?
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
土が必要なく、水やりも不要(水はこまめに変えてくださいね)なこともあり、観葉植物やハーブ、野菜も水栽培が人気ですね。
多肉植物でも水栽培ができるの?と疑問に思った方もいらっしゃるでしょうが、実はできるのです。そして、水のやりすぎで根腐れしてしまった多肉植物の再生のチャンスにもなるのです。
とはいえ、ただ水にどぼん!と漬けておけばよいわけではありません。そこで今回は多肉植物の水栽培のやり方をご紹介します。
目次
多肉植物の水栽培|用意するもの
・多肉植物
・瓶
瓶の口が広すぎると落ちてしまいます。多肉植物のサイズに合わせて選びましょう。薬の空き瓶なども使えます。紐や金網などを使って落ちないように引っ掛かりを作るのもよいでしょう。
・水栽培用液体肥料
・水の用意
土に植えるときも、緩効性肥料を混ぜたり、市販の多肉植物用の土にも肥料が入っているものもあります。
水だけでも育たなくはありませんが、栄養は必要です。
※肥料は適切な濃度に希釈してください。
【道具】
園芸用ハサミ
多肉植物の準備
まずは、多肉植物を水栽培用にするための準備をしましょう。
①鉢から取り出し、土を落とします。
②根の土を落とすため、水洗いをします。優しく流しましょう。
③水洗いの後は乾かします。きちんと乾かしましょう。
④消毒したハサミで根をカットします。切る場所は、根元に少し根を残します。根をカットするので、根腐れした株でも根元が元気の場合は元気に再生できる可能性があるのです。
<なぜ根を切るの?>
土での栽培の根と水栽培では根が違うのです。土での根はカットして、水栽培に適応した根を発根させるためにカットをするのです。
準備完了です!
多肉植物を水につけよう
準備が整いましたので、水につけます。水は根元がつかるくらいにします。水に液肥の使い方を参考にして規定量いれるとよいでしょう。くれぐれも入れすぎないようにしましょう。早ければ数週間で根っこがでてきます。
多肉植物の水栽培の管理
置き場所
直射日光を避けた明るい場所で管理しましょう。直射日光は葉焼けの原因と、水の温度が上がり根が痛む原因になります。できるだけ涼しく風通しの良い場所がよいでしょう。
水替え
こまめに水換えはしましょう。週1回は行いましょう。水を換えないで放置するとカビの発生の原因になります。元気に育てるためにもお忘れなく。
水の量
根が全部つからないようにしましょう。水に全部使ってしまうと根が窒息する原因になります。先が水につかるくらいで大丈夫です。
多肉植物の水栽培の注意点
温度に注意しよう
夏場は特に注意しましょう。夏場に出先で買ったペットボトルの水があっという間にぬる~くなっていることありませんか。それと同じで水はあっという間に温度が変化します。夏場は気を付けましょう。
カビが生えた・・・
湿度が高い、風通しが悪い、水を換えなかったなどでカビが!という場合はすぐにカビの部分はカットしましょう。
カットしたあとすぐに水に戻すことはしないで一度乾かしたほうがよいでしょう。こうならないように水はこまめに換えましょう。
調子が悪そうな場合は
多肉植物がどうにも元気がない。様子がおかしいな。株元がブヨブヨ・・・そういう場合はやめることも大事です!
水から上げて風通しの良いところで乾かしましょう。根が水栽培用の根っこになっている場合は、ある程度カットして乾かしてからまた土に植えることもできます。または、挿し木のように茎からカットして発根させて植えることもできます。
毎日の水やりもなく、枯らす心配の少ない水栽培。お休みの日に水を換えるというのを癖づければ、忙しい人でもチャレンジしやすいかも。よかったらチャレンジしてみてくださいね。
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「多肉植物の水栽培にチャレンジ!やり方や育て方は?」の記事をみんなにも教えてあげよう♪