ナウシカの部屋にありそうな植物たち10種
熊木健二
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みなさん、ジブリはお好きですか?
ジブリのナウシカに出てくる地下室は、植物好きにとって憧れの部屋ですよね。腐海の森の個性的な植物たちを地下室で育ているナウシカ。個性的で美しい植物に、うっとり。実際には、こんな地下室をつくるのは難しいと思いますが、多肉植物の仲間たちには個性的な姿の仲間がたくさん。そんな個性的な植物を並べて、ナウシカのようなステキな部屋を再現したいですね!
個性的な姿の植物たち
ナウシカの腐海の森にでてくる植物たちの姿も個性的ですが、実在する多肉植物にも個性的な姿の仲間がたくさん!
乾燥地帯で暮らす多肉植物は、乾燥から守るために色々な姿にカタチを変えます。お水を蓄えられるぷっくらした葉っぱや根っこ、棘がふわふわになったサボテン、岩石に擬態して自分を外敵から守る植物まで。そんな神秘的な多肉植物たちを紹介します。
1.パキフィツム
まるまるぷっくりした多肉植物。ふっくらした葉の持ち主のパキフィツムには美しい種類が多いです。
2.セダム
乙女心
外国では、お菓子のジェリービーンズに似ていることからジェリービーンズプランツやたくさんの指に見えるためメニ―フィンガーズとも呼ばれるそうです。日本では、乙女心(おとめごころ)と呼ばれています。乙女心(おとめごころ)も、そのひとつ。この紅葉したときに、頬を赤く染めるところが乙女チックなので、乙女心(おとめごころ)というそうですよ。
3.アエオニウム
黒法師
黒法師はベンケイソウ科のアエオニウム属の多肉植物。
学名は「Aeonium arboreum cv. `Zwartkop`」モロッコ生まれのアルボレウムという葉が緑色の種類をもとにした園芸品種です。和名の「黒法師」は紫黒色葉の葉が、黒い葉に見えることが由来になってます。別名では「サンシモン」、昔は「闇夜笠(やみよがさ)」という名前もあったようです。
4.森林性サボテン
リプサリス
リプサリスの品種は60種以上あると言われており、太さや形状も様々です。どれも下へ伸びていく植物です。
森林性サボテンと言われているリプサリス。
他のサボテンとは違い、リプサリスは乾燥地帯出身ではありません。リプサリスの故郷はジャングルの様に植物が密生しているところなので、直射日光に弱いです。強い太陽光では葉焼けをおこしてしまいます。
5.サボテン
雪が積もったようにも、綿あめのようにも見える「幻楽」や「老楽」などの品種。大きさや白毛の生え方も様々なんです。腐海の森に生息していそうな雰囲気を感じられるサボテン。
月世界(つきせかい)
こちらはエピテランサ属のサボテン。白い棘のサボテンっていいですね。
6.メセンの仲間たち
リトープス
南アフリカやナミビア原産の、ハマミズナ科メセン属の植物です。
茎と葉が一体化となり、玉状になり、岩石に擬態して生活しています。動物の食害を避けるために、現地の環境に擬態しているそうです。かしこい植物ですね。
コノフィツム
冬型の多肉植物なので、秋ぐらいに花を咲かせる子たちも。とにかくかわいい植物。
7.ユーフォルビア
オベサ
ユーフォルビアの形態は、とても個性的で人気があります。
生息地はというと、アフリカやマダガスカル、アラビア、インド、メキシコなど。砂漠や岩場などの乾燥地帯を好む種もいれば、湿地を好む種まで様々なユーフォルビアがいると言われています。
バリダ
紅彩閣(こうさいかく)
8.フォーカリア
赤怒涛(あかどとう)
南アフリカが原産の多肉植物です。ギザギザとしている質感の葉っぱは腐海の森にいそう!?
9.塊根植物
ふっくらと肥大化した根をもつ塊根植物。そこから芽吹く姿は、まるでナウシカの世界観。
10.ハオルシア
ハオルシアはアロエに近い多肉植物です。地面の一か所から肉厚な葉が花弁のように生えます。
特にオブツーサという品種は和名を雫石といい、球状に近い葉の先端は透き通っており、まるで水を固めたような不思議な姿です。
並べて飾りたい!
個性的な姿の植物は、まだまだ沢山あります。ナウシカのように好きな植物を並べて、楽しみたいですね!趣味の植物部屋があるって、とっても良いですよね!
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