あなた好みにしてみない?植物の器を何でも楽しくペイントしてみよう!
とまつあつこ
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素焼きの鉢、木製プランター、かご、空き缶をペイントしてみました。
いつもの器を好きな色にペイントして、イメージチェンジしませんか。ガーデンにペイントで明るい色をプラスすると、お庭に出るのが楽しくなります。
植物たちもさらにいきいきとした表情をみせてくれるはず。屋外用の水性ペイントやガーデニング専用ペイントを使い、メンテナンスも兼ねて2~3年に1度塗り替えて気分を変えるのがおすすめです。
目次
■まとめ
ペイントの準備
ペイントをする時は、湿度が高い雨の日や風の強い日は避け、乾燥した晴れの日を選びましょう。
用意するもの
・ハケ
・屋外用の水性塗料
・マルチプライマー
・紙やすり
・新聞紙
・水を入れたバケツ
・使い捨て手袋
・ペイントしたい器
マルチプライマーとは、金属類やガラス、コンクリート、プラスチックなどをペイントする際に下塗りしておくと、ペイントの密着が良くなる塗装用下塗材のことです。
素焼きの鉢をペイントしよう
さっそくペイントしていきましょう!
ハケの毛足1/2から2/3のところまで塗料をつけて、鉢の内側からペイントを始めます。植物を植えたら見えなくなる部分は塗らなくても大丈夫です。
次に、鉢の外側をペイントしていきます。
鉢の底の部分をペイントする時は、手を鉢の内側に持ち替えて塗ります。
次々と、好みの色に塗っていきましょう。
全体にむらなくペイントできたら良く乾かします。
ハケについた塗料は空気に触れるとすぐ固まってしまいます。塗料のついたハケを作業中に使わない時は、いったんバケツの水につけておきましょう。
木製プランターをペイントしよう
木製プランターをペイントする時は、一度植え付けしていたものはしっかり土をふき取り、全体的にやすりがけをしてからペイントするときれいに仕上がります。
まず、プランターの内側からペイントしていきます。木製プランターの場合は、植物を植えたら見えなくなる内側部分も、木の劣化を防ぐ意味で軽くペイントしておくといいと思います。
木目に沿ってペイントしていきます。
裏側も塗っておきましょう。
もともとはブルーのプランターでしたが、白くペイントしたことで、より清潔感のある明るい雰囲気に仕上がりました。植物の緑色がとても映えますね。
かごをペイントしよう
かごの器もペイントできます。
編み目に凹凸があるので、丁寧に塗ってペイントを密着させます。二度塗りしてもいいですね。
もともとはナチュラルなブラウンのかごでしたが、明るいイエローにペイントしたことで、葉の緑色が鮮やかに引き立ち、あたたかみのある器になりました。
空き缶をペイントしよう
金属類などの、塗料が接着しにくいものをペイントする時は、マルチプライマーなどの塗装用下塗材を使います。
空き缶の汚れや油分、ゴミなどを取り除き、全体的に下塗りします。その後しっかりと乾かします。
空き缶の内側からペイントを始めます。植物を植えたら見えなくなる部分は塗らなくても大丈夫です。
手を空き缶の内側に持ち替えて、底の部分をペイントします。
しっかり乾かした後に、空き缶の底に釘で穴をたくさん開けます。穴は釘穴より少し大きめに広げられたらベストです。
穴が少なすぎたり、小さすぎると土がつまって排水ができなくなってしまうので注意しましょう。
好きな色にペイントした空き缶で野菜を育てたら、ベランダ菜園も楽しくできそうですね。
まとめ
器を好みの色にペイントしたら、さっそく植物を植えてみましょう。同じ植物でもちがった表情に見えますよ。
ハケでペイントする作業は何かなつかしいような、なぜかとても気持ちが良く、晴れた日にペイント作業をすると、うきうきと楽し気な気分になります。ひとつ塗ると、次々と塗りたくなります。
ハケと塗料があればすぐにできるペイントは、1番簡単なDIYです。ぜひお天気の良い日に思い切りペイントをお楽しみください。
なお、塗料の余りを水道に流すのはNGです。ハケを洗って水に溶けた塗料もつい水道に流してしまいがちですが、パイプの内側に付着したまま乾燥すると固まって取れなくなります。塗料や水に溶けた塗料を新聞紙で吸い取ったり、専用の固化剤を使ってゴミとして捨てるようにして、マナーを守りましょう。
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