たんぽぽ(蒲公英)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- たんぽぽ(蒲公英)
- 学名
Taraxacum
- 英名
- Dandelion
- 和名
- 蒲公英
- 科名
- キク科
- 属名
- タンポポ属
- 原産地
- アジア~ヨーロッパ
たんぽぽ(蒲公英)の特徴
たんぽぽ(蒲公英)は、日本中に自生するキク科タンポポ属の総称です。黄色の可愛らしいたんぽぽ(蒲公英)の花は、春の訪れを知らせてくれます。道路の脇、アスファルトの裂け目、公園や野原、様々な場所に自生する非常に強健な多年草です。
開花期は春ですが、四季を通して咲いているのを見かけます。希少種として白花種もあります。なお、クレピス(モモイロタンポポ)というピンク色のたんぽぽ(蒲公英)もありますが、属が違うため分類的には別種です。
たんぽぽ(蒲公英)の種子である綿毛は、雨の日は閉じてしまいます。これは綿毛を濡らさないようにし、晴れた日により遠くに飛ばすためです。
たんぽぽ(蒲公英)の詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | ~50cm |
耐暑性 | 強い |
花色 | 黄、白 |
開花時期 | 3月~5月 |
たんぽぽ(蒲公英)の花は、黄色い小花が集合して一つの花の形を成しています。小さな花の一つ一つが種子となるので、密集した綿毛の形になります。
たんぽぽ(蒲公英)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
収穫 |
たんぽぽ(蒲公英)の栽培環境
日当たり・置き場所
たんぽぽ(蒲公英)日当たりの良い場所を好みます。半日陰程度でも花を咲かせます。
用土
たんぽぽ(蒲公英)は非常に強健で土壌を選びません。肥沃であれば花付きが良くなります。
たんぽぽ(蒲公英)の育て方のポイント
水やり
生長期は水分を必要とします。表土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
特に必要としません。痩せ地でも花を咲かせる強健種です。肥沃な土壌であれば、さらに花付きが良くなります。たんぽぽ(蒲公英)の花をたくさん楽しみたいのであれば、植え付け時に腐葉土をたっぷりと混ぜ込みます。
病害虫
特に目立った病害虫の被害はありません。
たんぽぽ(蒲公英)の詳しい育て方
種まき
たんぽぽ(蒲公英)は種子(綿毛)で繁殖します。綿毛を蒔いてみましょう。
仕立て方
たんぽぽ(蒲公英)は地面に近い位置でロゼット状(放射状)に葉を広げる植物です。特に仕立てる必要はありません。
植え替え・鉢替え
たんぽぽ(蒲公英)は地中深くに根を伸ばしていく直根性の多年草です。根を傷つけてしまうので、植え替えはしません。
花
たんぽぽ(蒲公英)は3~5月頃に、黄色いマーガレットのような花を咲かせます。環境が合えば、四季を通して花を咲かせます。
収穫
たんぽぽ(蒲公英)の綿毛を採取するのであれば、4~6月です。
冬越し
たんぽぽ(蒲公英)は冬には地上部が無くなる多年草です。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
たんぽぽ(蒲公英)は花後に綿毛のような種子を作ります。種で増やしてみましょう。
たんぽぽ(蒲公英)の特徴
たんぽぽ(蒲公英)はいたるところに自生しています。根が深く土の中に伸びる直根性です。切ると根や茎から白い樹液を出します。
地表に這わせるように、葉をロゼット状(放射状)に広げます。春になると葉の中心から花茎を伸ばし、黄色のマーガレットのような花を咲かせます。花後は種子として丸く可愛らしい綿毛が出来ます。