【秋が深まるにつれて大きく美しく咲く花】フォーチュンベゴニア
とまつあつこ
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フォーチュンベゴニア
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「フォーチュンベゴニア」。9月~12月頃に美しく咲く、シュウカイドウ科の半耐寒性球根です。
フォーチュンベゴニアは、まるでバラのような華やかで大輪の花が魅力の球根ベゴニア。1ポットの中に八重咲きの雄花と一重咲きの雌花が咲き、1ポットで2種類の花形が楽しめることも魅力です。花色は赤、白、ピンク、オレンジ、黄色などがあります。
フォーチュンベゴニアは春にも流通があるのですが、温暖地では秋に植える方がおすすめ。なぜかと言うと、夏の高温多湿が苦手で秋の方が花も葉もだんぜん美しく育つからです。フォーチュンベゴニアは秋から気温が下がるにつれて花が大きくなり、花色も花もちも良くなってこんもりと生長し、秋から冬までたっぷりその美しさを満喫できます。
冬越しについては、軽い霜程度には耐えるものの、株が凍ると枯れてしまいます。球根が凍らないように管理すると、春に再び芽が出て初夏に花が咲きます。
フォーチュンベゴニアはどんな花とも相性が良く、寄せ植えやハンギングバスケットのメインになります。花色のバリエーションも咲き方も豊富なので様々なイメージを楽しむことができます。白色のフォーチュンベゴニアを使うと、爽やかで上品なイメージがプラスされます。
間室みどりさんに教わる3ポットで作る寄せ植え!「秋から春まで楽しめる組み合わせ」
寄せ植えを作るときにたくさんの苗を使うと、組み合わせを考えるのが難しかったり、少し時間がかかりますよね。さっと寄せ植えしたいときは、3ポットでできる簡単寄せ植えがおすすめです。
写真は、ピンク色のフォーチュンベゴニアをメインに、葉の形が異なるカラーリーフを2ポット組み合わせています。アースカラーの可愛い組み合わせです。
初心者でも簡単!「球根ベゴニアを使った3ポットで作る秋の寄せ植え」おすすめの組み合わせ
これは、ピンク色のフォーチュンベゴニアに実ものとカラーリーフを合わせた、優しい色合いの組み合わせ。合わせるものによって全く違う雰囲気が作れるので不思議ですよね。
▼3ポットで作る寄せ植えについてはこちら
ピンク色のフォーチュンベゴニアとシロタエギクなどのシルバーリーフを合わせると、甘く優しい雰囲気に。たくさんの種類の花を使わなくても、色は同じでも咲き方が違うフォーチュンベゴニアを合わせることで、単調にならずにすっきりと美しいハンギングバスケットができます。
寄せ植え初心者のボタピーズが挑戦!フォーチュンベゴニアの秋の寄せ植え
オレンジ色のフォーチュンベゴニアに、ヒペリカムなどの秋の実ものや数種類の秋色カラーリーフを合わせると、秋のムードたっぷりな寄せ植えができます。ハロウィンのイメージにもぴったりですね。
▼渋谷園芸の樺澤智江さんに教わったフォーチュンベゴニアの寄せ植えの作り方はこちら
秋が深まるにつれて美しく咲くフォーチュンベゴニア。苗売り場に並んでいる姿も華やかでよく目立ちます。色や咲き方も様々あるのでぜひ、お気に入りをみつけて秋の穏やかな日差しの中で育ててみてくださいね。
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