フォプティス・スティローサとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • フォプティス・スティローサ1
植物名
フォプティス・スティローサ
学名

Phuopsis stylosa

和名
花車葉草(ハナクルマバソウ)
別名・流通名
クルシアネア
科名
アカネ科
属名
フォプシス属
原産地
コーカサス、イラン北東部

フォプティス・スティローサの特徴

フォプティス・スティローサは、春から初夏に球状のピンクの小さな花が株一面に開花するアカネ科の宿根草です。

フォプティス・スティローサ1

乾燥に強く生育旺盛で、環境に合うところに植え付けると茎が分枝しながらマット状にどんどん広がるため、グランドカバーやロックガーデンなどに適しています。ライムグリーン色の葉は、足元を明るい雰囲気にしてくれます。性質を生かして、寄せ植えやハンギングの素材として使うこともできます。

 

フォプティス・スティローサ1

飛び出したような長いしべがかわいらしく、小さな花が球状に集まって開花します。高温多湿が苦手なので、蒸れないように気をつければ丈夫で扱いやすい草花です。

フォプティス・スティローサの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~30cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 5月~6月

フォプティス・スティローサの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け

フォプティス・スティローサの栽培環境

日当たり・置き場所

日向から半日陰程度で栽培可能です。日光が足りないと、花が少なくなります。

用土

乾燥気味の土を好むため、水はけが良い土に植え付けましょう。

鉢植えは、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

フォプティス・スティローサの育て方のポイント

水やり

多湿に弱い性質なので、乾燥気味に育てましょう。

地植えは、根付いてからの水やりは必要なく降雨に任せます。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

肥料

地植えは、肥えた土ならば施す必要はありません。

鉢植えは、元肥以降は開花中に固形肥料なら一度、液体肥料なら数回与えるくらいで十分です。最近の培養土は元肥入りの商品も多いため、肥料が含まれているかを確認してから、元肥を入れるかを判断しましょう。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

フォプティス・スティローサの詳しい育て方

選び方

葉の色がきれいで株元まで葉がついている苗を選びましょう。

植え付け

地植えでも鉢植えでも栽培可能です。マット状に広がるので、グランドカバーに向いています。1株でも相当な広さをカバーします。花壇の縁どりなどに利用するのもよいでしょう。

剪定・切り戻し

花が終わったら、全体的に切り戻します。

フォプティス・スティローサ4

春から初夏ににたくさんの花が開花します。

収穫

種を収穫したい場合は、終わった花を摘み取らずそのままにしておくと種ができます。

夏越し

高温多湿に弱いため、梅雨や長雨で蒸れると弱ります。梅雨前に切り戻しておくとよいでしょう。

冬越し

地域によっては冬は落葉しますが、春になると株元から芽吹きます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

実生、挿し芽、株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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