コサージュの作り方|生花やドライフラワーでおしゃれに手作り
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卒業式や入学式、その他フォーマルなシーンで活躍するコサージュを手作りしましょう。とっても簡単に、花も色も雰囲気も思いのままの好みのコサージュを作ることができます。生花とドライフラワーそれぞれの作り方とコツやテクニック、ピンの使い方を紹介します。
目次
コサージュの作り方

生花のコサージュは水が落ちて萎れてしまう心配があるため、着用する前日に用意しましょう。
生花のコサージュ

材料
- バラなどメインとなる花(今回はラナンキュラス)
- 小花や実もの2~3種類
- 小さな葉
- リボン
- ワイヤー
作り方

1. バラなどの顔の大きい花は、#24~26のワイヤーを花首に通してしっかりとワイヤリングする
2. 小花は、#26~28のワイヤーで茎に添わせるようにワイヤリングする
3. 葉は、#28~30のワイヤーをUピンにして葉の表から裏へ通し、茎に巻きつけるようにワイヤリングする

4. すべての花に水を含ませたコットンを付ける
5. フローラルテープでコットンを覆い、ワイヤーを隠すように巻き付ける

6. ワイヤリングした花を、小さな花束を作るようなイメージでまとめていく
(メインの花の右側に沿わせるように小花を添えると、実際に付けた時に落ち着きが良くなる)
7. 形ができたらしっかりとステムを合わせて長さを切り揃え、全体をフローラルテープで巻きつけて固定する
8. 当日の朝まで花の上に水を含ませたペーパーを乗せてラップをし、涼しい場所で保管する(水分が蒸発して花が萎れないように)
9. 着用する前に花の下にリボンを付けて完成
ポイント
生花は水が切れると萎れてしまいます。ワイヤリングの際にしっかりと水を含ませたコットンを付けることが重要です。瑞々しく華やかなコサージュを身に着けるために大切なポイントです。
ドライフラワーのコサージュ

材料

- バラなどメインとなる花
- 小花や実もの2~3種類
- 小さな葉
- リボン
- ワイヤー
作り方
1. バラなどの顔の大きい花は、#26~28のワイヤーを花首に通して(ピアス)しっかりとワイヤリングする
2. 小花は、#28~30のワイヤーをピアスするかUピンで固定してワイヤリングする
3. 葉は、#30のワイヤーをUピンにして葉の表から裏へ通し、茎に巻きつけるようにワイヤリングする
4. ワイヤーを隠すようにフローラルテープを巻き付ける
5. 小さな花束を作るようなイメージで花を合わせる
(メインの花の右側に沿わせるように小花を添えると、実際に付けた時に落ち着きが良くなる)
6. 形ができたらしっかりと茎を合わせて長さを切り揃え、全体をフローラルテープで巻きつけて固定する
7. 花の下にリボンを付けて完成
ポイント
ドライフラワーは崩れやすいので取り扱いに注意が必要です。あまり力を加えないようにそっと扱いましょう。また、ワイヤーは生花よりも少し細いものを使用します。ワイヤーの硬さでドライフラワーが折れないように注意してください。
ミモザのような花粉の多い花は、衣服を花粉で汚してしまう心配があります。花粉が落ちやすい花は避けるようにしましょう。
コサージュ作りのテクニック

ワイヤーのサイズについて
ワイヤーの太さは、#30からあります。数字が小さくなるにつれ、ワイヤーは太くなります。花に対してワイヤーが太すぎると花首が折れてしまいます。また細すぎても支えきれず崩れてしまいます。適切なサイズを選びましょう。
目安は、茎がしっかりとした大輪のバラには#24、スカビオサのような茎の細い草花には#26~28、実ものや枝など少し重さのあるものには#22~24のようなしっかりと太さのあるものを使用します。
Uピンの作り方
ワイヤーを使用したい長さの約2倍に切ります。中心にハサミの刃の背中部分など硬いものを添えてそっと半分に折ります。中心にカーブのあるUピンが出来上がります。U字になった部分を花首から茎に添えて、巻きつけます。
ワイヤリングテクニック|ピアスのやり方
花のガクや子房にワイヤーを突き刺す方法です。ほぼ左右均等になるようにワイヤーを突き刺し、ステムに沿って下ろします。片方のワイヤーをもう片方にくるくると巻きつけます。
ワイヤリングテクニック|巻きつけ方
ワイヤーを巻きつける際は、U字になったワイヤーの片方はまっすぐの状態を維持し、もう片方を巻きつけていくようにしましょう。両方のワイヤーをねじってしまうと、ぐねぐねとだらしのない仕上がりになってしまいます。
フローラルテープの使い方
フローラルテープには、グリーン、茶、白の3色があります。衣装の色に合わせてフローラルテープの色を選ぶと、着用した際に自然な仕上がりになります。
またフローラルテープは、伸ばすと粘着力が出ます。伸ばしながら巻きつけていくことで、花材やワイヤーにしっかりとくっつきます。この粘着力を利用してフローラルテープの上からリボンを巻きつけると、しっかりと固定されてずれにくくなります。
リボンの使い方
コサージュは、リボン選びで印象が変わります。サテンやオーガンジーのリボンを使用すれば、よりフォーマルな印象に、リネンやコットンのリボンはナチュラルで柔らかい印象に、レースは軽やかで可憐な印象になります。寒い季節ならベルベットやスウェード素材もおすすめです。
作り方のコツ

生花やドライフラワーといった本物の花で作られているコサージュは、それだけでおしゃれ。さらにちょっとしたひと手間で加えて、周囲と差がつくおしゃれなコサージュを身に付けましょう。
メインの花でおしゃれに差をつける
コサージュのメインの花には、顔のはっきりとした花を使用します。バラが使用されることが多いようです。このメインの花をダリアやカラーにするだけで、周囲と差が付き、ぐっとおしゃれ見えするようになります。
萎れやすい花は使用しない
水が落ちやすい花、つまり萎れやすい花は生花のコサージュには不向きです。例えばチョコレートコスモスやワイヤープランツなどは水が落ちやすいので注意しましょう。せっかく作ったのに、当日萎れてしまっていては台無しです。生花のコサージュは瑞々しさが大切。コットンなどでしっかりと保水することも忘れずに行ってください。
小花や実ものをあしらう
メインの花を引き立てるために、小花や実ものを上手に使用しましょう。カスミソウのようなふわふわとした小花は柔らかい印象に、ワックスフラワーのようなフォルムが明確な花はきちんと感を演出できます。また実ものを入れると遊び心が出て、ナチュラルな印象になります。
リボンで動きを出して華やかさをプラス
リボンを長く垂らしたり、あるいは花と一緒にリボンを束ねたりすることで、より華やかさを演出できます。揺れるようなリボンは女性らしさや柔らかさを強調してくれます。
ステムにリボンを巻く
コサージュのステムまでリボンを巻きつけるのは、手間もかかるし、ちょっとしたテクニックが必要です。このひと手間をかけるだけで、コサージュがよりフォーマルな印象になります。チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コサージュとは|意味や付ける場所、コサージュピンの使い方

コサージュとは、女性が衣服に付ける花飾りのことで、フォーマルな装いで使用されます。かつては生花で作られていましたが、造花や布花でできたものもたくさんあります。
コサージュを付ける場所は、胸や肩、腰など、その時の衣装やシーンによって異なります。結婚式や卒業式などの参列でジャケットやワンピースを着用する際は、左胸の少し上のあたりに付けるのが一般的です。
コサージュを付ける意味は、華やぎと特別感を演出することです。日常生活の中で花を身に着ける機会はほとんどありません。コサージュは、華やかさと同時に、特別な装いであることを表しています。
コサージュピンの使い方

コサージュピンは、パールの付いたマチ針のような見た目をしています。コサージュピンの留め方は、先端を5mm程度衣類に通し、花を添えてステムの間を通し、また5mm程度衣類をすくうように留めて固定します。

コサージュのステムにコサージュピンを通すことで、しっかりと固定ができます。
春は、卒業式や入学式、謝恩会など、フォーマルな衣装でお出かけする機会が増える季節。スーツやワンピースにコサージュを添えるだけで、ぐっとおしゃれになります。結婚式のお呼ばれでも、ちょっと添えるだけでシンプルな衣装が華やぎます。
お庭やバルコニーで摘んだ花を使って作ってみるのもよいでしょう。家族の思い出が詰まった世界に一つだけのコサージュになります。手作りすれば好きな花で自分好みに仕上げられます。この機会にチャレンジしてみませんか。
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