【ナス栽培の完全ガイド】育て方のコツから絶品レシピまで
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夏野菜の王様といえば、やっぱりナス!みずみずしい紫色の実、加熱するとトロリととろけるような食感は、夏の食卓に欠かせない存在です。
ナス栽培は、基本のステップといくつかの「コツ」さえ押さえれば、初心者でも驚くほどたくさんの実を収穫できます。ナスの魅力から、苗選び、たくさん収穫するための仕立て方、そしておいしく食べるアイデアまで、ナスのすべてを詰め込んだ完全ガイドをお届けします。
目次
ナスの特徴と魅力

ナスはナス科ナス属の植物で、日本の夏を代表する野菜。成分の90%以上が水分で、夏場の水分補給に最適なだけでなく、体を内側からクールダウンさせてくれる効果も期待できます。また、皮に含まれる紫色の成分「ナスニン」は、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、夏バテ予防にも効果的です。
なによりの魅力は、「夏の初めから秋が深まるまで次々と実をつけて応えてくれる」実付きの良さと「調理法の幅広さ」です。焼き物、揚げ物、煮物、漬物……どんな味付けにもよく馴染む使い勝手の良い万能野菜。まずは、ナスの基本情報や個性豊かな品種について、こちらの植物図鑑で特徴をチェックしてみましょう。
ナスの育て方

ナス栽培は、基本を押さえれば初心者でも大収穫を狙えます。なんといっても初夏から秋口まで長く収穫を楽しめるというのが魅力。栽培を成功させる重要なポイントを時系列でまとめました。ナス栽培を始める方、すでに育てているけど行き詰まってしまった方、必読です。
栽培のスタート!苗選びと植え付け

ナス栽培の成功は、元気な苗を選ぶことから始まります。生長が期待できる力強い苗を選んでください。植え付けの適期を逃さないことも大切なポイントです。さらに、畑がなくても、ベランダのプランターで大収穫を目指すコツもご紹介しています。
日常のお手入れとプランター栽培のコツ
植え付けが終わったら、日々の水やりや追肥、病害虫対策といった基本のケアが始まります。生育のスピードが早くなる夏は、こまめに様子を見ることが大切です。気をつけるべきポイントは「ナスは乾燥が苦手」だということ。水やりの手を抜かないようにしましょう。また、乾燥が続くと発生するハダニに注意が必要です。色が悪くなっている葉を見つけたら、葉裏を確認してください。
たくさん収穫するための「仕立て方」と「支柱」

収穫量を増やすためには、枝を整理するための「仕立て」と、風などで倒れないように苗を安定させる「支柱立て」が必須です。最もポピュラーで収穫量が安定する「3本仕立て」の簡単な方法をマスターしましょう。わき芽をそのまま放置していると栄養が分散してしまって、立派な実ができにくくなります。おいしいナスをたくさん収穫するためにちょっとがんばってみませんか。
最初の実がなったら|摘花・摘果

ナスの苗がまだ小さいうちにたくさんの実をつけてしまうと、実にエネルギーを使ってしまうため、その後の収穫量が落ちてしまう心配があります。初期の「摘花・摘果」を適切に行うことが、長期間収穫するための秘訣です。
さらにこの記事では「結実しやすい花」の見分け方も紹介しています。確実に実になる花を見極めて、大きな実を収穫しましょう。
夏の疲れをリセット!「更新剪定」で秋ナスを狙う
7月下旬頃になると「なり疲れ」を起こして、実付きが悪くなります。この時期に大きくハサミを入れる「更新剪定(こうしんせんてい)」を行うことで勢いを取り戻し、秋にまたおいしい「秋ナス」を収穫できるようになります。思い切って剪定しても、20~30日程度で次の収穫を楽しめるようになるので、心配は不要です。
最高の瞬間!収穫からお片付け

ツヤツヤと輝きがあってみずみずしいナスを食卓に運ぶためには、収穫のタイミングが大切。収穫の時期や見極めポイントを紹介します。そして、秋が深まり収穫シーズンを終えたら、翌年の土壌のために抜き取り作業を行いましょう。抜き取った後に土が病害虫の被害にあっていないか、次の作物に影響はないかといった見極め方も写真付きで解説しています。
ちょっと珍しい品種にも挑戦!

定番の紫色のほかにも、最近注目されているのが「白ナス」です。見た目のインパクトだけでなく、熱を通すととろけるような柔らかさになるのが魅力です。白ナスは、花も葉も定番のナスに比べて色が明るいのが特徴。あまり見かけない珍しい野菜なので、自分で育てて楽しんでみませんか。
ナスを暮らしに取り入れよう

たくさん収穫できたら、余すことなくいただきましょう。艶やかでみずみずしいナスは、夏の食卓を賑やかに盛り上げてくれます。
絶品!ナスの人気レシピ

定番のレシピからちょっと懐かしい和の味付け、子供が喜ぶ洋風メニューまで、試したくなるようなナスの人気レシピを紹介します。
さらに、「淡緑色のトロナス」の使い方や特徴、編集部が実際に試して感動したレシピも。飽きることなく楽しめます。
穫れすぎたら?|賢い保存方法

「ナスがたくさん穫れすぎて使い切れない!」そんな贅沢な悩みも、正しい保存方法を知っていれば解決できます。長持ちさせるコツや、保存期間の目安、冷凍・乾燥などのテクニックをまとめました。
知るともっと愛おしくなる「花言葉」

ナスの花言葉は「希望」「つつましい幸福」です。
紫色の小さな花には優しい花言葉が付けられていました。ナスを見る目がちょっと変わるかもしれません。
育てる楽しみ、ハサミを入れるワクワク、そして食卓で味わう至福の時間。ナスは、私たちの暮らしを豊かにしてくれる魅力がギッシリ詰まった野菜です。育てて、食べて、とことん楽しんでみませんか。









































