セージのレシピや使い方|ハーブのある暮らし
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セージは清涼感と、その後に鼻から抜けるような甘い香りが魅力のハーブ。フレッシュでもドライでも料理に使用できます。料理に、暮らしに、セージを使いこなしましょう。
目次
セージを使った料理レシピ
セージが香る!ミートボール

「セージといえばソーセージ」ですが、自宅で作るのはちょっと難しいので、簡単に作ることができるミートボールにしました。フードプロセッサーがなければ、ひき肉に粘りが出るまで手でこねてください。手順も少なく、とっても簡単にできる、香りの良いミートボールです。
材料
- 豚ひき肉 200g
- セージの葉 6~8枚(ドライなら大さじ1)
- ナツメグパウダー 小さじ1
- パプリカパウダー 小さじ1/2
- コリアンダーシード 小さじ1/2
- おろしにんにく 少々
- 塩 少々
- ブラックペッパー 少々
- オリーブオイルまたはサラダオイル 少々
作り方
1. すべての材料をフードプロセッサーに入れて攪拌する
2. 全体が混ざってひき肉に粘りが出たら、6等分にして、小判型にまとめる
3. フライパンにオイルを敷き、小判型にした肉を並べ中火で焼き色がつくまで焼く
4. ふたをして弱火にし、5~6分蒸し焼きにして中まで火を通す
5. 竹串を刺してみて、透明な肉汁が出てきたら火が通っているので、器に盛り付けて出来上がり
レモンをきゅっと絞って食べるのもおすすめ。セージ以外のスパイスはお好みで替えてみて「我が家の味」を作ってみてください。
セージとマッシュルームのオイル蒸し

セージとマッシュルームの香りが口の中に広がるオイル蒸しです。少ない材料で、ガツンとコクのある一皿を楽しめます。
材料
- マッシュルーム 2パック
- セージの葉 4~5枚
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 2つまみ
作り方
1. マッシュルームは石づきの色が悪い部分を取る
2. セージの葉はちぎっておく
3. すべてを小鍋に入れてふたをして、弱火で10~15分加熱する
4. マッシュルームから水分が出て縮んでいたら出来上がり
削ったパルミジャーノチーズをかけるのもおすすめの食べ方です。香りが移ったオイルが一番おいしいところなので、ぜひパンに吸わせて残さず召し上がってください。
セージ香る豚ヒレ肉とひよこ豆の煮込み
セージと野菜の相乗効果で、奥行きのあるスープになります。脂の少ないヒレ肉に小麦粉をはたいて焼くことで、コクのある味わいに。ボリュームのある煮込み料理です。
材料
- 豚ヒレ肉 200g
- ひよこ豆の水煮 1パック
- セージ 2~3枚
- ローリエ 1枚
- たまねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- セロリ 1/2本
- にんにく 1片
- 白ワイン 50ml
- オリーブオイル 少々
- 小麦粉 少々
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
1. 豚ヒレ肉は1cmの厚さに切って塩こしょうをすり込んでおく
2. たまねぎ、セロリは粗みじん切り、にんにくは半分にして芯を取り、包丁の背で潰しておく
3. 鍋にオリーブオイルを敷き、豚ヒレ肉に小麦粉をはたいて両面を焼く
4. 火を止めて余計なオイルをふき取って、たまねぎ、セロリ、にんにく、セージ、ローリエ、白ワインを加えてふたをし、弱火で加熱する
5. 野菜から水分が出てきたら、ひよこ豆の水煮を汁ごと加えて10~15分ほど煮込み、仕上げに塩こしょうで味を調えたら、出来上がり(野菜からの水分が足りなければ、適宜水を足す)
ゆっくりと火を入れて野菜から水分を出すことで、味の濃いおいしいスープになります。パンやショートパスタを添えて、スープまで楽しんでください。
セージとラベンダーのハーブティー
セージとラベンダーのハーブティーは、甘い香りで頭と心がゆったりとするような組み合わせ。個人的に大好きなブレンドティーです。セージもラベンダーもハーブティー用や食用に販売されているドライのものをご使用ください。
材料
- セージとラベンダー合わせて ティースプーン3杯くらい
- お湯 (95~98℃) 300ml
淹れ方
1. ポットにセージとラベンダーを入れて、95~98℃のお湯を注ぐ
2. 3~5分ほど蒸らして、茶漉しを使ってカップに注いだら出来上がり
ティーポットを出すのが面倒という時は、お茶や出汁用の不織布のパックを使用してそのままカップに入れてお湯を注ぐという方法もあります。あまりお行儀はよくありませんが、足し湯をすれば、2杯くらい楽しめます。
※妊娠中・授乳中の方や持病のある方は、ご使用を控えるか、事前に医師にご相談ください。
絶品!セージバターのパスタ
セージの香りが移ったバターの香りがたまらないパスタです。最初にレシピを見た時は「ほんとにおいしいの?」と疑ってしまったほどシンプルなのに、とってもおいしい一皿でした。
▼こちらで詳しいレシピを紹介しています。ぜひお試しください。
ブーケガルニに欠かせないセージ
ブーケガルニとは、ハーブや香味野菜、スパイスなどを数種類束ねたもので、香り付けや臭み消しとして料理に使用します。細かな決まりごとはなく、セージやローズマリーなど、身近なハーブを使用するので、地域や家庭、季節によってレシピは様々。
セージはこのブーケガルニに欠かせないハーブのひとつとして有名です。収穫したセージを使って、ブーケガルニを作ってみませんか。
▼作り方や使い方を紹介しています。
料理以外のセージの使い方

セージのハーバルスチーム
ハーバルスチームは、ハーブにお湯を注いでその蒸気を吸い込んで楽しむというもの。寝る前やリラックスしたいときに、セージの香りに癒されましょう。
ハーバルスチームの方法
1. 洗面器などにセージを数本入れて、熱湯を注ぐ
2. 洗面器の上に顔を置き、バスタオルなどで洗⾯器ごと覆って、目を閉じて鼻や口から蒸気を吸い込む
3. 1~2分ほど楽しんだら終了
※妊娠中・授乳中の方や持病のある方は、事前に医師にご相談の上でお楽しみください。
セージの魅力|浄化のハーブといわれる理由

セージはシソ科アキギリ(サルビア)属のハーブ。食用にされるのはコモンセージという種類で、草丈30~60cmほどの多年草です。青みを帯びたシルバーグリーンの葉が美しく、セージグリーンという色の名称にもなっています。初夏には青紫色の美しい花も楽しめます。全草に芳香があり、ソーセージの香り付けに使用されていることで有名です。
学名の Salvia は「治療」という意味のラテン語に由来していて、「長寿のハーブ」として知られています。「庭にセージが生えているのに、死ぬことなどあろうか」というラテン語の格言も残っているほど、古代から薬効があるハーブとして扱われてきました。ヨーロッパなどでは古くから、消毒、抗菌、消化促進、浄化などの効果があるとされ、風邪やのどの痛み、下痢、歯痛などの民間療法に利用されてきた歴史があります。ただし、薬ではないため、薬効が約束されているものではありません。
セージだけでなくハーブの過度な摂取は体に影響が出る恐れもあるので、気になるようであれば、かかりつけ医にご相談ください。
セージが浄化のハーブといわれる理由
セージは非常に強健で放っておいても枯れずに生長を続けることから、「不死の植物」といわれ、不老不死や長寿をもたらす力があると信じられてきました。ローマ人はセージを神聖なものとしていたそうです。また、昔のヨーロッパではセージの葉を魔除けや魔術から身を守るために用いられたと伝わっています。スマッジスティックに使用されるのはホワイトセージで、ネイティブアメリカンが浄化のために燻して使用していたことに由来しています。
地域や時代が変わっても愛され続けるセージ。香りが良く、フレッシュでもドライでも、様々な料理に活躍するハーブです。1鉢育てて、ハーブのある暮らしを楽しんでみませんか。
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