ジュズサンゴの生け方|秋を愉しむ花あしらい
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トゥデイズフラワー。「数珠のように連なる小さなかわいい実をつけるジュズサンゴ」をご紹介します。

ジュズサンゴは、ヤマゴボウ科の低木です。寒さにさほど強くない非耐寒性のため、日本では一年草として扱われることもあります。
私が育てているのは、ピンクの実の「桃玉(モモタマ)」という園芸品種。何年か前にダメ元で地植えにしてみたら、無事冬を越し、毎年、夏から秋にかけてたくさんの花や実をつけるようになりました。

花のように見えるのは花びらではなくガクで、花のあとに一粒がペッパーベリー(胡椒)よりさらに小さなかわいらしいサイズの実をつけます。いっぺんに咲くわけではないため、あちこちに花や実がつき、大株になると長期間、花と実の両方を同時に鑑賞することができます。

切り花としても赤い実の品種が秋にかけて流通します。半つる性で這うように枝が広がるため、流れを出す実もの花材として重宝します。今回は、夏から秋にかけて長期間咲き続けたジニアと、花が終わったあとのガクがついたアベリアを組み合わせていけてみました。

直立しないジュズサンゴの枝は、「右にカーブしているもの」「左にカーブしているもの」など、それぞれの流れを意識して配置すると収まりやすいです。主役になる花ではありませんが、小さな花あしらいの脇役に便利です。育てて、生けて、楽しんでみませんか。
庭のジュズサンゴを摘み取るときは、朝か夕方の時間帯におこなうのがおすすめです。日中は植物が水分を発散する時間帯なので、水の上りが悪く、日持ちに違いがでます。
育て方
暑い地域の植物で、環境にあったところに植えると野生化して広がるほど丈夫な植物です。ひと冬を越した枝は木化するため、株元を見ると木ですが、今年伸びた新しい茎は草のような見た目です。もし冬を越すことができたら、枯れ枝は枝の生え際からカットすると、きれいな見た目を保てます。
▼詳しい育て方は植物図鑑をご覧ください
ジュズサンゴの園芸品種
本来の赤い実の品種のほか、今回ご紹介した「桃玉(モモタマ)」、白い実がつく「ジュズバニラ」、葉が斑入りの「絣(カスリ)」などがあります。広がりを出す素材として、夏から秋の寄せ植えにもおすすめです。
▼ジュズサンゴを使った寄せ植えの作り方










































