パプリカの育て方 〜仕立て方編〜
LOVEGREEN編集部
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みなさんの育てているパプリカは順調ですか?
じつは…LOVEGREEN編集部のパプリカの調子がとても悪いのです。
元々の苗の状態に加え、土日で水が足りなかったのか…
これから復活させるべく、しっかり仕立てていきたいと思います。
目次
パプリカのわき芽とは
パプリカの仕立て方の前に、パプリカの「わき芽」という部分について説明します。
わき芽とは「葉と茎の付け根から出てくる芽」の部分のことをいいます。
このわき芽を放置してしまうと、主枝の栄養分も奪ってしまい、充実した実が収穫できません。そのため、仕立てる時に不要なわき芽を取り除いていきます。
パプリカの仕立て方
LOVEGREEN編集部で育てているパプリカ
一番花が黄色くなり、枯れ落ちています。5~6月の生育初期に花や実を付けてから新芽があまり生長せず、草勢が落ちているパプリカの苗です。
次回ご紹介する「パプリカの育て方~お手入れ編~」で追肥などを与えて元気に生育していきたいと思います。
一般的なパプリカの仕立て方
編集部のパプリカは草勢が落ちているので、生育の良い2本仕立てで育てていきたいと思います。
一般的なパプリカの仕立て方はピーマンのほぼ一緒なので、ピーマンの画像を使ってパプリカの仕立て方を説明したいと思います。
ピーマンと同じように、パプリカの苗も節ごとにわき芽が出てきます。そのままにしておくと葉が茂りすぎて、風通しも悪くなるので、残す枝を決めてわき芽を摘んでいきます。
3本仕立て
その目安となるのが一番最初に咲いた花です。一番花を起点に3本に仕立てていきます。
主茎と一番花の下の勢いのあるわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽は取り除きましょう。
こちらのもう一つのわき芽はまだ小さめですね。
残して育てる主茎と、2本のわき芽より下の不要なわき芽を取り除いていきます。
パプリカの支柱の仕方
パプリカの主茎1本とわき芽(側枝)2本を合わせて、3本に仕立てにした後は、それらの枝に添わせるように支柱を3本用意します。
上の画像のように、アスタリスク状(*)に支柱を土にさして苗を支えましょう。
育てているスペースが狭い場合は、主茎とわき芽を1本だけ伸ばす「2本仕立て」にすると、少しコンパクトにまとまりますよ。
苗を支柱に誘引するときは、節の下に麻ひもを固定します。交差させることで、ズレずに固定することができます。
また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱側で結びましょう。
いかがでしたか?
初めてパプリカを育てると、不要な枝を取り除くことって、結構勇気が要りますよね。
勢いのある枝が一番花の下のわき芽であることが多いことから、花を目印にして仕立てるんですね。
残して育てる枝をどれにして良いのか分からなくなったら、主茎と勢いのある枝を残せば大丈夫!!
野菜を育てると、野菜が私たちを導いてくれますよ♪
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