1月15日はお正月の締めくくり“小正月”。小豆粥を食べる「十五日粥」とは・・・?

小野寺葉月

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十五日粥とは、小正月である1月15日に、一年の邪気を払う目的で小豆の入ったお粥を食べる風習です。松の内が明け、鏡開きが終わったあと、左義長(どんと焼き)を始める日の朝などに家族みんなで食べられていたそうです。

 

栄養価の高い小豆

小豆の成分には鉄分やビタミンB1、サポニンやポリフェノールなどが含まれています。鉄分が不足してしまうと酸欠状態になって、めまいや息切れなど、貧血状態になってしまいます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な働きをします。小豆粥はお正月の後、日常生活に戻るためにはぴったりのメニューなのかもしれませんね。

小豆

アズキ (学名:Vigna angularis)マメ科ササゲ目
Feijões Azuqui (Azuki)

 

東アジア原産の1年草で、インドや中国から渡ってきたと考えられていましたが、日本原産のアズキも発見されています。縄文遺跡などからも発掘されているため、東アジア地方で同時多発的に小豆を栽培していた可能性もあります。アズキという名前の語源は諸説あります。漢字の小豆はもともと大豆と比較され「ショウズ」と読まれており、アズキは大和言葉です。和菓子業界では現在でも「ショウズ」と呼ばれている場合もあるそう。

 

アズキの語源

①ほかの豆に比べると早く煮えるため、「アズ・アヅ」は早く煮えるという地方語から

②「ア」は赤い、「ズキ・ヅキ」は溶けることを意味しているため、ほかの豆より煮やすい

③赤粒木(アカツブキ)がなまってアズキ

④阿加阿都岐(アカアツキ)がなまってアズキ

などです。早く煮える、という区別を昔の人もしていたんですね。

 

小豆の煮方

豆を乾物で買ってきて料理に使うこと、ありますか?私自身はあまりないのですが、それはなんといっても下処理が面倒くさそうだから。。。一晩水につけておくとか、そういう作業が苦手なのです。。。

小豆は水に浸さなくてよい!

小豆って水に浸さなくても煮れるんです。知ってましたか!?わ、私は知りませんでした。。。なんだそれならできるじゃないの。。。

茹でこぼしが必要

渋抜きのため、鍋が沸騰したら2度ほど水を変えて、そのあと煮込みます。

 

小豆粥の作り方

材料 (2~3人分)

小豆 1/4CUP(45cc)

お米 1/2CUP(90cc)

小豆の煮汁+水(お粥を炊く分)3CUP(540cc)

塩 ひとつまみ

小豆を煮る水 鍋になみなみ
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作り方

1 大き目の鍋に小豆となみなみ水を入れ、沸騰させる。1~2分沸騰させたら小豆をざるに開けてゆで汁を捨てる

2 もう一度鍋に水を入れ、再度沸騰させる。沸騰したらざるに開ける。煮汁は取っておく。

3 米をとぎ、土鍋に入れる。アズキと、分量通りのゆで汁に足りなかったら水を加え、塩も加えてから20分ほど浸水させる

4 中火で沸騰するまで蓋をせず、たまにかき混ぜながら様子を見る。

5 沸騰したら弱火にし、蓋をして10分炊く。

もっと簡単

市販の「ゆであずき」でもできます!その場合は3からスタートしてください。

 

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小野寺葉月
小野寺葉月

植栽のメンテナンスの仕事をしながらLOVEGREEN編集部に在籍中です。小さい頃から植物を愛でるのが好きで、近所の植物はだいたい把握しています。最近、虫にもその愛は侵食中。仕事柄、庭と害虫関係の記事が多めです。害虫と記載していますが、基本的には害虫なんていない!派。生物多様性に興味があります。植物のイラスト好きが高じて編集部の記事にも使っていただいてます。