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ボリジ(ルリジサ)は地中海沿岸が原産の一年草で、星の形をした青い花がうつむくように咲くのが特徴的です。環境に合うと草丈が1m近くにまで生長し、たくさんの花が開花します。花にはミツバチなどの受粉時の送粉者(ポリネータ)が集まり、周りの植物の実付きがよくなると言われます。ボリジ(ルリジサ)の葉の表面は、白い剛毛が生えており、触れるとチクチクします。稀に葉にかぶれる人もいるため、注意が必要です。ボリジ(ルリジサ)の花は、聖母マリアの青い衣を描く時に使われたことから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれ、美しい青色をしています。英名では「ボリジ」と呼ばれます。和名のルリジサの「ジサ」は「ヂシャ」とも呼ばれ、レタスのことを指しています。ルリジサの葉や茎はハーブとして食用にされ、また色が鮮やかな「瑠璃色」をしていることからこの名がついたようです。西洋では古くから勇気を生み出すハーブとして知られ、葉や花の成分には気分を高揚させる効果があるため、戦士が出陣前にボリジの花をワインに浮かべ、勇気を奮い立たせたことから「勇気」の花言葉が生まれました。「移り気」「心変わり」の花言葉は、ボリジの花を白ワインに浮かべると、青からピンクに花色が変化することにちなみます。
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