ゴーヤを冷凍してみた!|大量にあるときの保存方法と簡単レシピ
とまつあつこ
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ゴーヤの冷凍保存と簡単なレシピを紹介します。家庭菜園でゴーヤをたくさん収穫したり、もらってすぐ食べきれなくて困ったことはありませんか?苦味取りをして冷凍保存しておくと、食べたい時に下処理の手間がかからずに料理できるのでおすすめです。
目次
ゴーヤを美味しく冷凍保存するコツ
新鮮なうちに
ゴーヤは、使いきれずに古くなってきてから慌てて冷凍するのではなく、新鮮なうちに冷凍保存しましょう。上手に冷凍すると1か月くらい美味しく保存できます。
下ごしらえして水けをとる
ゴーヤは独特な苦味があり、苦みを取るために塩もみをしたり、さっとゆでるなどの下処理が必要です。下処理をした後、キッチンペーパーなどで水けをとってから冷凍しましょう。
冷凍用の保存袋に入れる
冷凍用の保存袋は冷蔵用のものと比べて厚手になっていて、乾燥や酸化によって見栄えや品質が悪くなること(冷凍焼け)を防止できます。
空気を抜く
ゴーヤを冷凍用の保存袋に入れたら、中の空気をできるだけ抜きましょう。空気を抜くことで、乾燥と酸化を防ぐことができます。
ゴーヤを冷凍保存してみた!
ゴーヤの苦味取りをして、冷凍保存した様子をレポートします。
ゴーヤの苦味取り
苦味取りは、「塩もみ」または「1分ゆでる」という2つの方法があります。苦みをできる限り取り除きたい場合は、両方行うといいですね。苦みも少し楽しみたい方は、どちらか1つ行えば大丈夫です。どちらかというと、「1分ゆでる」方法の方が苦味が取れるように思いますが、歯ごたえを残したい場合は「塩もみ」の方がおすすめです。
ゴーヤを洗って両端を切り、縦半分に切ります。
スプーンを使って、中のわたと種をしっかり取り除きます。
薄く切って塩小さじ1/2くらいをまぶし、15分くらい置きます。その後、軽く絞って出てきた汁を捨てます。
「1分ゆでる」下処理をするときは、沸騰したお湯に塩小さじ1/2くらいを入れてゆでます。「塩もみ」と「1分ゆでる」下処理をダブルでするときは、ゆでるお湯に塩は入れません。
大きめのざるに広げてとって水を切り、常温に冷まします。急いでいる時はうちわであおぎましょう。
ゴーヤの冷凍保存
下処理をしたゴーヤをキッチンペーパにはさんで、やさしく水けをとります。
冷凍用の保存袋に広げて入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉じます。
一晩でしっかり凍りました。保存期間は1か月くらいです。
冷凍ゴーヤを使った簡単レシピ
冷凍保存したゴーヤは使いたい分だけ折って取り出して、凍ったまま炒めたり煮たりできます。
ゴーヤと卵の中華風スープ
材料(2人分)
- 冷凍ゴーヤ 8~10切れ
- 玉ねぎ 1/4個(薄切り)
- ベーコン 1枚(小さく切る)
- 卵 1個
- 顆粒の鶏がらスープ 小さじ1~2
- 水 500㏄
- 塩 少々
- コショウ 少々
作り方
- 鍋に水を入れて沸騰させる。
- 玉ねぎとベーコン、顆粒の鶏がらスープを鍋に入れて2分煮る。
- 冷凍ゴーヤを加え、冷凍ゴーヤが温まるまで煮る。
- 溶き卵を加えて混ぜ、30秒~1分くらいで火を止める。
- 塩、コショウで味を調えて完成。
その他
基本的に、冷蔵のゴーヤを使って作る料理は冷凍ゴーヤで代用できます。
ナムルや胡麻和えを作るときは、自然解凍するか、袋の上から流水をかけて解凍をすすめ、出てきた水分を軽く絞ってから味付けします。
ゴーヤチャンプルや天ぷらなどには、解凍しないでそのまま使うことができます。忙しい日に冷凍ゴーヤがあると、調理時間を短縮できるのでおすすめですよ。ぜひ、お試しください。
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