簡単！ポテトチップスの作り方｜パリパリに作る方法

ポテトチップスをパリパリに作る方法をご紹介！収穫したジャガイモ「インカのめざめ」と「メークイン」を使って色々な味のポテトチップスを作ってみました。自家製のポテトチップスは感激の美味しさです！ジャガイモの種類や栄養についてもお話しします。

撮影協力/アグリス成城

目次

• ジャガイモとは｜種類
• ジャガイモの栄養
• パリパリの美味しいポテトチップスを作る下準備
• ポテトチップスを揚げるコツ
• ポテトチップスの色々な味付け
• 手作りポテトチップスは感激の美味しさ♪

ジャガイモとは｜種類

ジャガイモとは

ジャガイモは、南アメリカのアンデス地方を原産とする、ナス科ナス属の野菜。

私たちがいつも食べているジャガイモは「実」ではなく、「根」でもなく、地下茎の先端が肥大したものです。ジャガイモは、日に当たると緑色に変色します。変色した部分は、天然毒素であるソラニンの毒性が強くなっているので食べないようにしましょう。ジャガイモの芽にもソラニンが含まれているため、調理前に取り除く必要があります。

1年の中で春と秋に植え付け適期があり、比較的簡単に育てることができるので家庭菜園でも人気があります。草丈は高さ80cmくらいまで生長し、白や紫色の花を咲かせます。

▼ジャガイモの栽培記録はこちら

ジャガイモの種類

ジャガイモは種類が豊富にあり、大きさや形、色、味の違い、食感がほくほくしているもの、ねっとりしているもの、煮崩れしにくいもの、味がしみ込みやすいものなどの違いがあります。それぞれの特性を理解して、好みや作る料理に合わせて品種を選ぶといいですね。

男爵いも

見た目はごつごつとしていて、蒸かすとほくほくしています。

キタアカリ

形は男爵いもとよく似ていてゴツゴツした感じ。果肉は男爵いもより黄色く、甘味が強い特徴があります。加熱するとホクホクした食感です。

インカのめざめ

小ぶりのジャガイモで、果肉が美しい黄色をしています。きめが細かくて煮崩れしにくく、栗のような独特の風味があります。

メークイン

長卵形で煮崩れしにくい品種。きめ細やかでなめらかな食感です。

ノーザンルビー

皮も果肉もピンク色のジャガイモ。ねっとりした食感で、加熱しても色は落ちません。

▼ジャガイモの育て方はこちら

 

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ジャガイモの栄養

ジャガイモはでんぷんが主成分ですが、ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維も多く含んでいるため穀物と野菜の両方の働きを持っています。ビタミンＣが豊富に含まれていることから「畑のリンゴ」ともいわれています。ジャガイモのビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱しても壊れにくい特徴があります。

ジャガイモを使った料理には、肉じゃが、コロッケ、フライドポテト、ポテトサラダ、じゃがバターなどがあります。

▼収穫したジャガイモでローズマリーポテトを作った記事はこちら

 

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パリパリの美味しいポテトチップスを作る下準備

ポテトチップスは、パリパリが美味しいですよね！パリッと美味しく仕上げるために、ひと手間ではありますが、必要な下準備があります。

ジャガイモを水でよく洗います。

 

ジャガイモの皮をむいて、包丁のあごやピーラーの芽取りを使って芽を取ります。

 

スライサーを使ってジャガイモを1mmくらいの厚さにスライスして、水が濁らなくなるまでさっと洗い、5～10分くらい水にさらします。

ジャガイモを水にさらす理由

この作業は、変色を防いだり、アクを抜いたり、余分なでんぷんを取ることでくっつきにくくするため行います。あまり長い時間さらしてしまうと、でんぷんや栄養分が抜け過ぎて味も落ちるので5～10分くらいまでにしましょう。

 

キッチンペーパーや清潔なふきんなどを使って、ジャガイモの水気をふき取り、並べて10分くらいそのままにして表面を乾かします。

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ポテトチップスを揚げるコツ

フライパンの底から2cmくらいの深さまで油を入れ、160℃～170℃くらいに熱し、ジャガイモを重ならないように入れて揚げます。たくさん入れすぎるとくっついてしまったり、パリッと仕上がりません。かといって、少なすぎても何度も揚げるのが大変なので、揚げると少し小さくなることも考えつつ、重ならない程度に入れましょう。約1分ちょっとしたらひっくり返します。

 

揚がってくるとだんだん泡が出なくなって静かになってきます。箸でさわってみるとパリッと硬くなってきたことがわかります。トータル2分半くらいかけて揚げます。

 

メークインのポテトチップス

キッチンペーパーなどの上に取り出して、油を切ります。

 

インカのめざめのポテトチップス

粗熱が取れて油が乾いたら、ビニール袋に入れて塩を入れてシャカシャカふり、塩が全体に行きわたるようにします。

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ポテトチップスの色々な味付け

塩、コンソメ粉末、ニンニク塩、青のり、ガーリックシュリンプのシーズニング調味料などを使って、それぞれ色々な味付けをしてみました。試した結果、全部美味しいですが、個人的に一番気に入ったのは、塩でした。(^^)　ジャガイモの美味しさがダイレクトに伝わります。

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手作りポテトチップスは感激の美味しさ♪

インカのめざめのポテトチップス

ポテトチップスは、食べ始めると止まらない美味しいお菓子。ついついたくさん食べてしまって後から罪悪感でいっぱいになることがあります。でも、手作りのポテトチップスなら、ちょっと罪悪感が少ないかも（笑）

揚げる油や調味料も自分で選ぶことができ、ジャガイモの品種も選べて、ジャガイモそのものの味をしっかり堪能できます。揚げたてのパリッと感が最高！おやつのイメージではありますが、夕飯の副菜として添えても許されそうな気さえします。今回は、インカのめざめとメークインを米油で揚げてみました。次はまた違う品種のジャガイモを違う油で揚げてみたいと思います。食べすぎには注意ですね。(^^)

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グリーンアドバイザー、野菜ソムリエ。園芸店・フラワーショップ、菜園スタッフ、寄せ植え講師、個人邸のお庭管理など、園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では、主に寄せ植えや家庭菜園、季節のリース、取材記事などを担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味は料理とママさんサッカーです。