古くから愛されているナデシコ(撫子)。増やし方や花を食べる害虫を知ろう!

大曽根百代

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秋の七草の一つとして、古くから日本人に愛されているナデシコ。可憐な花姿はどこに植えても場所を選ばず、気軽に飾れるお花です。耐寒性もあるので、春から冬ごろまで長くお花を楽しめる植物です。

 

目次

ナデシコの育て

どうやって増やすの?ナデシコの増やし方

ナデシコの花を食べる虫に注意

どんな種類があるの?ナデシコの種類

 

ナデシコの育て方

置き場所

ナデシコは日当たりのいい場所を好みます。葉っぱがたくさん出て株がどうしても蒸れやすくなるので、蜜に植えないほうがいいでしょう。高温多湿を嫌いますので、ジメジメさせないように注意。日当たり・水はけ・風通しの良い場所がベストとなります。

夏越し

ジメジメとした所が苦手なので、夏は風通しを良くしましょう。葉っぱがたくさん生い茂っていたら少し葉を摘んだり、黄色くなった下葉をこまめに取り除きます。花がらも摘んであげましょう。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。乾燥には強い方ですが、水切れさせてしまうと下葉が枯れてしまう可能性があります。

夏は特に、常に湿った状態にさせないように。

植え付け

根が回るのが早いので、植え付ける際にびっしりと根が張っているポット苗が多いかと思います。根がパンパンになった苗は、そのまま植え付けずに少し根をほぐしたり、4か所ほど切り込みを入れてから植え付けをしましょう。

植え替え

先ほど説明したように、すぐに根が回ります。小さい鉢や寄せ植えに使用している場合は、1年に1回植え替えをしましょう。

時期は春か秋に。株が弱る真冬や夏は避けた方がベター。

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どうやって増やすの?ナデシコの増やし方

多年草ですが株が古くなると弱る傾向にありますので、株を更新してあげることが必要になります。

挿し芽

春か秋に行います。天芽(一番新しい芽)を上から5~10cmくらいの長さでカット。挿ししろを作るため下葉を2枚取り、お水に30分ほど置き吸水させます。

湿らせた種まき用土などに挿し、半日陰で管理をします。乾燥させないように注意が必要。

種まき

こぼれ種でも増えることがありますので種まきが一番簡単ですが、実る品種と実らないのがあります。種ができる品種は、寒冷地では春(4~6月)暖地は秋(9~10月)に播きます。

セルトレイという沢山穴の開いたトレイか箱状の鉢などに種まき用土を入れ、上から種をパラパラと播きます。そして土を2mmほど被せます。セルトレイの場合は1つずつ種を置いて薄く土をかけます。そのあと水を優しくたっぷりと与えます。芽が出るまでは乾燥させないようにしましょう。置き場所は半日陰で。

双葉が出て、本葉が2枚ほどでたらポットに植え替えて大きくしていきます。

株分け

品種によっては下からどんどん芽が吹いてきますので、株を分けてあげると生育も良くなります。またあまり大きくしたくない場合も株分けをしましょう。

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ナデシコの花を食べる虫に注意!

花が何者かに食べられてる!と感じたことはありませんか?きっとそれはコイツの仕業!

クロウリハムシ。黒と黄色の体をした虫で蕾や花を食べてしまいます。事前に薬を撒くか、見つけ次第すぐに駆除しましょう!

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どんな種類があるの?ナデシコの種類

日本原産の品種、カワラナデシコ。深い切込みの花びらが特徴で、ピンクや紫などがあります。繊細で凛とした印象のナデシコです

 

色が豊富にある品種「テルスター」。丈夫で育てやすく、四季咲きの品種。

 

白い品種もかわいらしいですね。

 

房状に咲くナデシコ「ビジョナデシコ」

その他に沢山の種類のナデシコがあります。どの品種もいい香りがするので沢山植えると甘い香りが漂います。

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育てるポイントは、「夏は風通しを良くする」ということです。香りもよく可愛らしい姿のナデシコ。種類も色も豊富なので、ぜひ集めてみてはいかがでしょうか?

 

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ナデシコ(なでしこ・撫子)

  • 世界中に分布し、古くから品種改良が続けられてきたナデシコ。その数は300種を超えています。カーネーションやカスミソウもナデシコ科の植物です。ナデシコといっても様々。日本にも自生している品種があるため、比較的育てやすい花といえるでしょう。

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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