クリスマスローズを切り花にするときのコツ
金子三保子
このライターの記事一覧
クリスマスローズ
あっという間に春も後半。
冬の花の少ない季節から楽しませてくれたクリスマスローズの花期もあとわずか。
育てている方は、そろそろ花茎を剪定する季節です。
このクリスマスローズは、水の吸い上げについてはちょっと気難しい花。
いわゆる「水が下がりやすい」と言われる花のひとつです。
フローリストは、花市場からクリスマスローズを仕入れてくると、まず湯揚げという処理をしてからお店に並べます。
クリスマスローズは、きちんと水があがっていれば、とても長持ちする切り花です。
育てているクリスマスローズを、切り花としておうちに飾る時のポイントは2つあります。
1つ目。剪定する花は、中心のしべや蜜腺(みつせん)が落ちたものを選ぶこと。
しべがついているクリスマスローズは、どうしても水が下がりやすい傾向にありますが、花びら(ガク)だけになって、ガクの厚みが増したクリスマスローズは、時には1ヶ月くらいお部屋を彩ってくれます。
2つ目。花を剪定する時は朝早くか夕方以降に剪定します。昼間は、クリスマスローズに限らず、草花が水分を発散する時間帯なので、水が下がりやすくなります。同じ日に剪定しても、花持ちがまったく変わります。
季節最後のクリスマスローズ、おうちに飾ってみませんか。
クリスマスローズ 長持ちさせるコツ:毎日少しずつ茎を切り戻す 置き場所:暖房が直接当たらない場所 花瓶の水の量:深め |
前の記事
次の記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「クリスマスローズを切り花にするときのコツ」の記事をみんなにも教えてあげよう♪