目隠しにも使える!春に花を咲かす、常緑クレマチス

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クレマチスはたくさんの種類や系統があり、多くは初夏頃に開花しますが、今回は3月頃からお花を楽しめる系統をご紹介します。

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3~4月開花を楽しめるクレマチス

クレマチスはたくさんの種類や系統があり、多くは初夏頃に開花しますが、3月頃からお花を楽しめる系統があります。

白系の清楚な印象のお花が咲く、アーマンディ系とフォステリー系、2種類のクレマチスのご紹介します。どちらも常緑で、中には香りのする種類もあるのでおすすめです。

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アーマンディ系

自生地 中国中部~南部の高山帯
タイプ 旧枝咲き
開花期 3~4月
大きさ 5m~10m
花色 白、ピンク
剪定 弱剪定。ほぼ必要ないが、花後に花がらを摘む程度。枯枝、不要枝を整理する程度
耐寒性 -10℃位まで耐えます。
耐暑性 ふつう。夏は風通し良くし、少し陰る所が理想。

 

生育旺盛で株が大きく茂るクレマチスです。白いお花が咲く品種とピンクの花が咲く品種があります。

ピンクの花の品種は

・アップルブロッサム

・チェリーブロッサム

・日光

白い花は

・アーマンディ

・スノードリフト

の種類が代表的です。

花は芳香があり、沢山花をつけてくれるので一斉に咲いた時、甘い香りが庭に広がります。葉っぱの形は細長く革のような質感で、しっかりとした葉っぱなので生垣代わりにも使えます。

冬でも葉っぱが残っているので、緑も楽しめます。のびのびと大きく育てられる場所がオススメですが、あまり伸ばしたくない場合は、新しく伸びたツルの先をこまめに切ってください。

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フォステリー系

従来のクレマチスに比べて少し変わった特徴を持つクレマチスです。

自生地 ニュージーランド
タイプ 旧枝咲き
開花期 3~4月
大きさ 30cm~2m
花色 白、ピンク
剪定 弱剪定。花後すぐに花の咲いている節の下(上から2節目)を切る。
耐寒性 -5℃程度まで。
耐暑性 高温多湿が苦手なので、梅雨時期は風通し良くし、雨の当たらない軒下で管理を。

 

白かグリーン系の色合いの爽やかな色の花を咲かせます。  フォステリー系のクレマチスの主な品種は  ・アバランチェ  ・カートマニージョー  ・アーリーセンセーション  ・グリーンの花色のピクシー  です。  雄株、雌株とあり(雌雄異株)、品種によってはどちらかの性別の株しか無いという珍しいタイプのクレマチスです。  花粉がついてたら雄株、雌しべのみの株は雌株です。  葉っぱも特徴的で、パセリのような切れ込みの多い葉っぱです。  ツルはあまり伸びないので扱いやすく、狭い所にぴったりです。ハンギング鉢で垂れ下げるのもオススメ。  水やりは多湿にならないよう、表土がしっかり乾いたらたっぷりあげるといった方法が理想なので、屋外で育てられる多肉植物と一緒に植えることもできますよ。ですが乾燥しすぎには注意です。

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白かグリーン系の色合いの爽やかな色の花を咲かせます。

フォステリー系のクレマチスの主な品種は

・アバランチェ

・カートマニージョー

・アーリーセンセーション

・グリーンの花色のピクシー

です。

雄株、雌株とあり(雌雄異株)、品種によってはどちらかの性別の株しか無いという珍しいタイプのクレマチスです。

花粉がついてたら雄株、雌しべのみの株は雌株です。

葉っぱも特徴的で、パセリのような切れ込みの多い葉っぱです。

ツルはあまり伸びないので扱いやすく、狭い所にぴったりです。ハンギング鉢で垂れ下げるのもオススメ。

水やりは多湿にならないよう、表土がしっかり乾いたらたっぷりあげるといった方法が理想なので、屋外で育てられる多肉植物と一緒に植えることもできますよ。ですが乾燥しすぎには注意です。

どちらの系統も常緑で、生垣に使える品種、小スペースに適する品種と特性が異なるので、自宅の置きたい場所や環境に合ったクレマチスを育ててみてください♪

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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