クレマチス(テッセン)の育て方|植物図鑑

植物名
クレマチス(テッセン)
学名

Clematis

英名
Clematis
和名
鉄線
別名・流通名
テッセン
科名
キンポウゲ科
属名
センニンソウ属
原産地
日本・ヨーロッパ・アジア

クレマチス(テッセン)の特徴

クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「がく」であり、花びらがないというちょっと変わったお花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。

クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

クレマチス(テッセン)の詳細情報

園芸分類 草花
耐寒性 強い
耐暑性 やや強い(品種による)
花色 白、赤、ピンク、緑、青、紫、複色
開花時期 1~12月(品種による)

クレマチス(テッセン)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
増やし方
剪定
肥料
開花

クレマチス(テッセン)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良い場所に置きましょう。クレマチスは日光に当てたほうが花つきもよいので、直射日光や西日を避けて日の当たる場所で管理します。

用土

保水力、保肥力が高く弱酸性の土が理想です。

クレマチス(テッセン)の育て方のポイント

水やり

クレマチスはとにかく乾燥に弱いため、水切れは株が弱ります。夏場など暑い時期は土の様子をみて乾燥していたら夕方にもお水をあげましょう。

肥料

開花前に液肥を施しましょう。開花までは週に1回程、液体肥料を規定量施すことで花つきがよくなります。また、3月以降は緩効性肥料を2、3カ月に1回施しましょう。夏は施しません。

病害虫

うどんこ病:植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。
アブラムシ:新芽や茎、若い葉や葉の裏に発生する害虫です。吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。
ナメクジ:植物の葉やつぼみ、花びら、野菜などを食べます。雨上がりにチェックすると比較的見つけやすい害虫です。鉢底などもチェックして防除、駆除に努めましょう。

クレマチス(テッセン)の詳しい育て方

選び方

葉は艶やか、茎とツルはしっかりとしたものが◎お花を楽しみたい場合は蕾がたくさんついているものもよいです。また、品種名がついているとなおよいでしょう。

植え付け

涼しい時期に根鉢は崩さず行いましょう。クレマチスは直根性です。クレマチスの根を傷めないよに根鉢は崩さないように行います。大きくなって根が詰まってきた場合は、根詰まりしないようにひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

移植を嫌うので、何度も植え替えたりすることはできないと思った方がよいでしょう。また、植え付けの時は、根を触らないように注意して植え付けます。

直根性とは
根っこが地中深く枝分かれすることなく、まっすぐに伸びていく性質のことをいいます。
地中深く伸びた後に分岐するものもありますが、基本的には太い根が下に伸びていく性質をいいます。そのため直根性の植物は、太い根を少しでも痛めてしまうと植物のダメージが大きく、うまく根付きません。このことから植え替えの時に注意が必要な植物と言えます。

剪定・切り戻し

基本的に四季咲きの品種は、花後に剪定することでその後に伸びたつるに花芽がつき年2~4回花を楽しむことができます。
ただ、新枝咲、旧枝咲、新旧枝先によって剪定の方法は違ってきますので、育てている品種が何になるのか把握しましょう。

植え替え・鉢替え

真夏の高温期を避けて植え替えましょう。

4~10月、又は品種によって1年中開花期があります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

クレマチスは挿し木で増やせます。時期は4月~7月、秋冬咲きの場合は9月~10月が理想。
1.伸びたつるを切る。4月下旬~7月下旬ごろ、今年伸びた新しいつるの堅い部分を10から15cmほど切り取ります。
2.葉を落とす。上の葉っぱ4枚か5枚を残して後の葉っぱを落とします。沢山葉っぱを残すと負担ですが、葉っぱがなければ発根しません。
3.切り口に発根剤をつける。下の切り口には発根剤(ネメデール)をつけます。発根剤はホームセンターで販売しています。他の植物でも流用できますからガーデニングをするのであれば買って損はないです。
4.2節が埋まるように挿す。赤玉土(小粒)や鹿沼土などの土を入れた鉢へ下葉を取って、切った2節目が土の中に埋まるように深く挿します。
5.明るい場所で保管する。明るい日陰から徐々に日の当たる場所で管理する。水が切れないようします。受け皿にはずっと水が溜まっている状態ですので、水が腐らないようにしてください。
発根までは約1カ月半~2カ月ほど。発根したら、普通の培養土かクレマチスの培養土に植えて育ててくださいね。

ツルの誘引(ゆういん)

クレマチスはツル性の植物です。そのまま野放しにしておくとツルが伸びて、倒れたりする原因にも。トレリスや支柱を使い、ツルを誘引(ゆういん)してあげることでキレイに育ちます。絡まったりしたツルは手で解いて誘引してあげましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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