便利で使いやすい!プリザーブドフラワーのお供え花
とまつあつこ
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仏様のお供えは本来、生花でなければならないと言われたりもしますが、最近ではプリザーブドフラワーを用いたインテリアに馴染むお供え花アレンジも注目されています。
季節によっては生花はいたみやすく、花瓶からの臭いや虫の発生などが気になることがありませんか?
今回は、枯れないプリザーブドフラワーの魅力と、「お供え花のアレンジ例」をご紹介します。
目次
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーは、特殊な方法で生花を加工した花材で、まるで生花のような美しい色とフレッシュさを長期間(3~5年)楽しむ事ができます。直射日光を避けて湿気の少ない場所に飾るととても長持ちします。
バラが主だったプリザーブドフラワーも、最近では菊やダリア、カーネーション、ガーベラ、チューリップ、胡蝶蘭、カラー、ジャスミン、デンファレなど様々な種類があります。
インテリアに馴染むプリザーブドフラワーのお供え花
仏様へのお花は、本数は奇数が良いとか、棘や毒のあるものはあまり好ましくないとされていたり、葬儀から四十九日までは白い花一色という説もありますが、最近では故人に捧げるためのお花なのでご本人の好きだったお花や色合い、ご遺族のお気持ちを考えてお花をお供えすることが良いと考える人が増えてきていると思われます。
実はお供え花にはプリザーブドフラワーがお得
プリザーブドフラワーをお供え用の花に用いると、こんな良い点があります!
・枯れることがなくフレッシュ感が長く続くため、毎回生花を買うより金額的にお得な場合があります。
・枯れるたびに買い換える必要も、水の取りかえや、特別なお手入れもいりません。
・虫の発生やニオイの心配もありません。
プリザーブドフラワーのお供え花アレンジ例
プリザーブドフラワーは色が豊富なので、好みの色合いでつくることができます。
写真は、プリザーブドフラワーと、本物のように見えるアーティフィシャルフラワー(造花)の葉っぱを組み合わせてつくったアレンジメントです。
大きさも背の高さも、お仏壇のサイズに合わせて作ることができます。
このように、明るいキラキラしたイメージを好まれる方もいます。
花束のようにふんわりとやわらかく束ねて飾ることもできます。
プリザーブドフラワーのお供え花について
お供えに用いる花は、生花とプリザーブドフラワーどちらが好ましいのか。
人によってそれぞれ異なると思いますが、個人的には、正直なところ、どちらかといえば生花のお供えが望ましいのではと思います。
そこで、日々の暮らしにお忙しい方や、生花がいたみやすい季節には、プリザーブドフラワーを上手に取り入れることをおご提案します。梅雨や夏の間だけはプリザーブドフラワーをメインに、生花を控え目に飾るのはいかがでしょうか。
実際、花の仕事をしていた時代にお客様からお供え用にプリザーブドフラワーのアレンジメントの注文をたくさん承ってきた経験があります。リピーターのお客様も多かったです。
お供えとしてよそ様に差し上げる場合には、お相手のお気持ちや考え方に気を遣う必用があるので少し注意すべきですが、気持ちをこめたメッセージカードや手紙を添えて贈ることをおすすめします。
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