パンジー ビオラの種まき|時期、発芽のコツと管理の仕方
LOVEGREEN編集部
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パンジー ビオラの種まきのコツと管理の方法をご紹介します。管理の手間はありますが、種から育てて一番花が咲いたときは嬉しさひとしおなのでチャレンジしてみませんか。
目次
パンジー ビオラの種まきはいつ?|時期や方法
種の保管
購入した種、収穫した種は、種まきの時期まで冷蔵庫の野菜室に入れて保管します。寒さを感じさせると、それぞれの種の発芽がそろいやすくなる効果があります。
パンジー ビオラの種まきの時期
1.8月後半から9月中旬までに種をまく
種まきに慣れた中級ガーデナー向きです。早くまくので、10月ごろに一番花が開花します。ただし、そもそもの発芽や栽培の適温より高い時期にまくため、発芽するまで冷房の効いた部屋で管理したり、発芽率自体にもバラつきがあり、発芽してからも高温や強い日差しに対しての対策など、管理に手間がかかります。
2.9月中旬ごろから下旬までに種をまく
一番スタンダードなパンジー ビオラの種まきの時期です。発芽率が良い時期なので、はじめて種からまく方は、この時期にまくのがおすすめ。育苗中も天気、気温が安定している時期なので管理も比較的楽です。早いものは、一番花が年内に咲き始めます。10月以降でも気温が下がりすぎなければ種をまくことは可能ですが、開花がかなり遅くなります。
*露地で育てるなら週間天気を確認
ハウスなどの栽培スペースや光を補うグッズなどがなく、自然の環境下で種まきをするなら、発芽したての頃の天気次第で、しっかりと育つか徒長するかの明暗が分かれることがあります。秋は、台風や長雨などで雨続きの日も多々あります。発芽率が良いパンジー、ビオラは1週間以内には発芽するので、発芽するころの天気を逆算してから種をまく日を決めると、すくすくと育つ確率が上がります。
パンジー ビオラの種まきの方法
発芽したてのビオラの芽
たくさんのパンジー ビオラの苗が必要な方は、育苗トレーなどの箱状のものやピートバンなどの種まき専用の商品にまいてから、本葉が2~4枚になったらポットに移植します。
少ない苗数でよい場合は、ポットやポットの形をした直接土に埋められる種まき専用商品などに種をまき、良い芽を残して育てると移植の手間がないので手軽です。
清潔な新しい土に種をまこう
パンジー ビオラの種まきで注意することは、清潔な土にまくこと。種まき専用の土も販売されています。ポットを使いまわす場合は、必ずきれいに洗ってから使用しましょう。ポットの代わりに、紙コップに穴をあけたものでも代用可能です。
パンジー ビオラは好光性種子
パンジー ビオラは、発芽に光を必要とする好光性種子です。深く土をかけすぎると発芽しないため、種をまいたら軽く覆土して、土が常に湿っている状態で管理しながら発芽を待ちましょう。
発芽までと発芽してからの管理の仕方
発芽したら日当たりと風通しの良い場所で管理します。日当たりが悪いと徒長してしまうので注意しましょう。
若い芽のうちは土が完全に乾燥してしまうと、一気に弱るので水やりのタイミングも注意が必要です。底面から吸水させる方法だと、水切れの予防になります。
定植の目安
ポットの根が回ったころが定植のタイミングです。
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