おしえて。シンボルツリーのきほん
LOVEGREEN編集部
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illustration:小野寺 葉月
家の顔となる象徴的な樹木、それがシンボルツリーです。新築時に植えて経年変化を楽しむ、子供の誕生に合わせて植えて生長を一緒に見守ってみたり。小さな庭でもシンボルツリーを入れることで、立体感が出て奥行きが生まれます。
今回はタイプ別おすすめのシンボルツリーを4つ紹介します!
目次
定番のシンボルツリー
庭にはじめて木を植えるときに迷ったらおすすめのシンボルツリーです。
イロハモミジ
illustration:小野寺 葉月
和のイメージが強いイロハモミジですが、全体的に柔らかな印象があるためどんなタイプの庭にもよく似合います。また、様々な環境にも対応しやすいことと、種類が多いことも定番のシンボルツリーとして愛されている理由です。
illustration:小野寺 葉月
葉の緑に深い切れ込みが入り手のひらのような形をしています。春~夏は鮮やかな緑色をしていますが、秋になると真っ赤に染まります。
花が綺麗なシンボルツリー
庭で四季の移ろいを感じたい。そんな方におすすめなのが花の綺麗なシンボルツリーです。
ヤマボウシ
illustration:小野寺 葉月
大型の品種になると花の直径が人の拳ほどの大きさになり迫力満点。葉は縁が少し波打っており、葉脈が湾曲するように走っているのが特徴です。
illustration:小野寺 葉月
初夏に咲く真っ白な花がとても綺麗なヤマボウシは、難しい剪定や手入れをしなくてもまとまった形の樹形になりやすいです。花は上を向いて咲きますので、下から見上げても見えません。高いところから見下ろして楽しんでください。
個性的なものが好きな方におすすめのシンボルツリー
普通のシンボルツリーも良いけれど、個性的な樹木をお探しの方向けです。
フェイジョア
illustration:小野寺 葉月
果樹として栽培されることもある樹木です。フェイジョアの果実はパイナップルやキウイの様な南国の果物の味がします。品種によって1本でも実がなるものもあります。変わった果樹をお探しの方におすすめです。
illustration:小野寺 葉月
花は鮮やかな赤いおしべが特徴的で、食べることもできます。丸みの帯びた銀白色の葉の裏面には綿毛が密に生えており、革のような光沢があります。
日当たりの悪い場所でも管理しやすいシンボルツリー
庭の日当たりが悪いからと言って諦めることはありません。環境に合う特性を持った樹木を選ぶことがポイントです。
ハイノキ
illustration:小野寺 葉月
ハイノキはもともと雑木林の中で生きている樹木なので、日光が少ないところでも生育できます。逆に日差しが強いと弱ってしまうので、日当たりの悪い環境に向いています。緑が少し波打っている葉は垂れ下がるように枝から生えています。枝先に小さな白い花を密集させて咲かせ、満開になるとふわふわとした印象に。
illustration:小野寺 葉月
常緑で春に白く小さな花が咲きます。生長が緩やかなので剪定の必要があまりなく、野趣あふれる見た目を楽しめる木です。
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