日陰でも育つ木23選。低木や鉢植え、目隠しにおすすめの種類

山田智美

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日陰でも育つ木とは?シンボルツリーや花が咲く木、低木、目隠し、鉢植えで育てやすい木など、おすすめを23種類紹介します。日陰のお庭で育ててみたくなるような庭木ばかりです。

目次

日陰でも育つ木とは

日陰でも育つ木とは

日陰でも育つ木とは、半日陰や日陰を好む樹木のこと。植物はそれぞれ生長していくうえで得意な条件というものを持っています。日当たりが良い場所を好むものもあれば、反対に強い直射日光を苦手とするようなものもあります。

日向を好む樹木を、無理矢理に日陰で育てても枯れてしまいます。日陰を好む樹木を日陰に植えれば、植物にとっても育てる私たちにとってもストレスのない庭づくりを楽しめます。

日陰を好む植物を知って、相性の良い庭木を見つけてみてください。

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日陰でも育つ木|シンボルツリー3種

ソヨゴ

日陰でも育つ木|シンボルツリーソヨゴ

  • 学名:Ilex pedunculosa
  • 科名:モチノキ科
  • 分類:常緑高木

ソヨゴはモチノキ科モチノキ属の常緑高木。日向から半日陰を好みます。あまり根を張らず、比較的乾燥している場所でも育ちます。生長がゆっくりで手入れも楽なのでシンボルツリーとして好まれます。

ソヨゴ

  • ソヨゴは漢字では「冬青」と書く日本から中国中南部の山地に分布する常緑広葉樹です。樹高は一般には5~10mで生長はやや遅く、樹皮は灰褐色で滑らかです。早期に樹形が整い剪定の手間があまりかからないので野趣のある庭木として人気があります。葉は4~8cm前後で卵状の楕円型をしていてやや薄い革質で艶があり縁が大きく波打ちます。雌雄異株で5月~6月に目立たない白い花をつけ、雄花は散形状に3~8個開き、雌花は1~3個開きます。8mmほどの果実は球形で秋に赤く熟して果柄が長くぶらさがり、実は冬まで残ります。が黄色く熟す変種もあります。果実は野鳥の好餌でもあります。

シマトネリコ

鉢植えのシンボルツリー|シマトネリコ

  • 学名:Fraxinus griffithii
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑高木

シマトネリコはモクセイ科の常緑高木。日向から半日陰を好みます。とても生長が早く、枝を横に広げるので見映えがします。大きくしたくなければ、適宜剪定が必要です。

シマトネリコ

  • シマトネリコは常緑でシンボルツリーとして人気がある庭木です。とても丈夫で育てやすい反面、生長が早く剪定をしないで放置すると、植え付け数年で2階の高さくらいまでに生長します。植え付けしたら早い時期から定期的に剪定をした方がよいでしょう。 シマトネリコの葉は、小さな葉が密に生えるので見栄えがすること、洋風の庭でも和風の庭でも合うのも人気の理由です。緑色のトーンも明るめなので、植栽すると明るい雰囲気になります。 販売されている苗木は1本立ちもありますが、最近人気があるのは株立ちの樹形です。

ジューンベリー

日陰でも育つ木|シンボルツリージューンベリー

  • 学名:Amelancher
  • 科名:バラ
  • 分類:落葉高木

ジューンベリーはバラ科の落葉高木。日向から半日陰を好みます。春には白い花を咲かせ、初夏に真赤な果実を実らせます。秋の紅葉まで、四季を通して美しい庭木です。

ジューンベリー

  • ジューンベリーは、名前の通り6月に赤い果実をつける落葉小高木。春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな宝石のような果実、秋の紅葉と四季折々に楽しむことのできる果樹です。果実はほんのりとした酸味と甘み、芳香があります。耐寒性・耐暑性があり、自家結実性があるので1本で収穫することができます。 ジューンベリーの花は直径1~2㎝程度と小さく、花びらが5枚あり桜のような形状をしています。花の見頃は3月下旬から4月地上旬頃、桜のソメイヨシノが咲き始めるよりも少し早く満開を迎えます。華奢な枝の先に小さな花をたわわに咲かせるのが特徴です。風で散ってしまう花びらの儚さも魅力の一つです。 ジューンベリーの果実の食べ頃は5月後半~6月です。4月に花が終わった後、段々と果実が色づき始め、5月には真赤になります。さらにもう少し辛抱強く待って、黒んずんだ赤になった頃がジューンベリーの果実の食べ頃です。 ジューンベリーはシンボルツリーとしてよく使われる他、街路樹としても植栽されています。白い花とかわいい赤い実、紅葉、樹形が美しいことなど、1年を通して楽しみがたくさんあることが庭木として好まれる理由です。

 

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日陰でも育つ木|低木6種

アオキ

アオキ 

  • 学名:Aucuba japonica
  • 科名:ミズキ科
  • 分類:常緑低木

アオキはミズキ科の常緑低木。半日陰を好みます。光沢のある葉は常緑です。斑入り種は、陽光の陰ができているような明るい印象を与えるので、日当たりの悪い場所に植えると景色を明るくしてくれます。

アオキ(アオキバ)

  • アオキはつややかな葉が特徴的な常緑樹。「アオキバ」「アオギ」とも呼ばれます。 耐陰性、耐寒性に優れているため北向きの土地で植栽として重宝されています。葉が美しく、冬でも落ちないので生け垣としてもうってつけ。落葉樹の下植えとしてもよいでしょう。庭の日当たりが悪いので何を植えたらよいか分からない、ガーデニングが苦手ですぐ枯らしてしまうという方におすすめのアオキです。 植栽や生け垣として複数のアオキを植えていると、結実することがあります。ドングリ型の実は寒さにあたると南天やマンリョウのように赤く色づきます。

ヒュウガミズキ

日陰でも育つ木|低木ヒュウガミズキ

  • 学名:Corylopsis pauciflora
  • 科名:マンサク科
  • 分類:落葉低木

ヒュウガミズキはマンサク科の落葉低木です。山野や公園などの落葉樹の足元でよく育ちます。春に咲く花は淡いクリーム色で可愛らしく、花の後に丸みを帯びた葉を出します。半日陰から日向でよく育ちます。

ヒュウガミズキ

  • ヒュウガミズキは、マンサク科トサミズキ属の落葉低木です。耐寒、耐暑性ともに優れ、自然樹形で育てられ手間がかからないため、公園や川沿いなどの公共空間の植栽にも植栽されています。自然樹形の他、刈り込みに堪えるので生垣にもできます。 ヒュウガミズキの花は、3月~4月にかけて淡い黄色の花がうつむいたような姿で開花します。派手さはありませんが楚々としてかわいらしい花です。葉はハートのような形で、花が開花した後に芽吹きます。初夏の青葉、秋の紅葉とも美しく目を引きます。 ヒュウガミズキは枝もの花材としても流通し、年末~年始は芽吹き枝、2月頃には花つきの枝ものとして出回っています。

ニシキギ

  • 学名:Euonymus alatus
  • 科名:ニシキギ科
  • 分類:落葉低木

ニシキギはニシキギ科の落葉低木。秋に真赤に紅葉する葉が美しい庭木です。木漏れ日が差し込むような明るい日陰を好みます。横に枝を広げる樹形とコルク状の破片が付いているように見える枝が印象的です。

ニシキギ(錦木)

  • ニシキギ(錦木)は、秋の紅葉が美しいニシキギ科の落葉低木です。北海道、本州、四国、九州など、日本各地に自生しています。秋の紅葉の美しさが「錦」に例えられて錦木と命名されました。春に淡い黄緑色の小さな花が開花した後に実ができ、晩秋にその実がはじけてオレンジ色の種が顔を覗かせ、枝にぶら下がります。 ニシキギ(錦木)は、翼(よく)と呼ばれるコルク質の羽が枝についている特徴があり、落葉中の姿も存在感があります。 真っ赤に染まる紅葉が美しく、刈り込みにも耐えて丈夫であることから、庭木や公園樹などにも多数利用されています。枝ものとして、生け花やフラワーアレンジの花材としても流通しています。

紫式部(ムラサキシキブ)

日陰でも育つ木|低木ムラサキシキブ

  • 学名:Callicarpa japonica
  • 科名:シソ科
  • 分類:落葉低木

紫式部(ムラサキシキブ)は秋に紫色の小さな果実を実らせる落葉低木。日向から半日陰を好みます。春には小さなピンク色のかわいい花も咲かせます。

ムラサキシキブ(紫式部)

  • ムラサキシキブ(紫式部)は、秋の紫の実が美しい日本原産の落葉低木です。古くから山地の湿地や森林に自生しています。葉の色は実がなりだす初秋の緑から、秋が深まってくると黄色く紅葉し、紫色の実との色合いがとても美しい光景で、英名ではJapanese beautyberryとも言われています。実は葉が落葉した後もしばらくついていますが、冬に自然に落下します。 ムラサキシキブ(紫式部)の近縁にコムラサキがあり、流通上はコムラサキも含めてムラサキシキブ(紫式部)として販売されていることが多く、園芸店で販売されているムラサキシキブ(紫式部)はコムラサキであることの方が多いため、個人宅や公園などの公共スペースの植栽で見られるのはコムラサキです。それぞれは樹高や実の付き方に違いがありますが(下記参照)、育て方に違いはありません。 コムラサキの園芸種でシロシキブ(白式部)と言って、実が白の種類もあります。

万両(マンリョウ)

日陰でも育つ木|低木マンリョウ

  • 学名:Ardisia crenata
  • 科名:サクラソウ科
  • 分類:常緑低木

万両(マンリョウ)は冬の真赤な果実を実らせる常緑低木。お正月の縁起物としても有名です。半日陰から明るい日陰を好みます。

万両(マンリョウ)

  • 万両(マンリョウ)はつややかな赤い実はお正月の縁起物として定番。千両(センリョウ)と並び庭木として愛されています。 よく似た両者ですが、万両(マンリョウ)の方が実が大きいため、より額の多い万両と名づけられたのです。 樹高1mほどとコンパクトにまとまり、葉が落ちて間延びした枝を切り詰める程度で、ほとんど剪定の世話がかからないのがうれしいところです。切り落としたところは、すぐに芽吹いてくれます。 湿り気を好むので、初心者に多い根腐れを起こしにくいのが特長です。やや日陰でも生長し、カイガラムシの他は病害虫も少なくとても育てやすいのが万両です。

メギ

日陰でも育つ木|低木メギ

  • 学名:Berberis thunbergii
  • 科名:メギ科
  • 分類:落葉低木

メギは葉のフォルムが美しいメギ科の落葉低木。葉色が赤紫色の品種も人気です。日向から半日陰を好みます。春に小さな花を咲かせ、秋に赤い果実を実らせます。枝に小さなトゲがあります。

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日陰でも育つ木|花が咲く木8種

アセビ

日陰でも育つ木|花が咲く木アセビ

  • 学名:Pieris japonica
  • 科名:ツツジ科
  • 分類:常緑低木

アセビは初春に香りの良い花を咲かせる常緑低木。花色は白やピンクがあります。半日陰から日向でよく育ちます。

アセビ(馬酔木)

  • アセビ(馬酔木)は日本各地に自生するツツジ科の常緑低木です。庭木としても人気があり、個人の庭から公園、街路樹として広く利用されています。初春、沈丁花が咲く頃に白く小さな壺状の花をカンザシのように、房状に咲かせます。白花の他に赤花種もあります。顔を近づけるとほのかに芳香があるのも特徴です。光沢のある明るいグリーンの葉を手のひらを広げたように放射状に付けます。 街中で見かけるアセビ(馬酔木)はきちんと刈り込まれ、樹形が整えられていますが、山野では大きく生長し枝が暴れたようになっている姿も見かけます。 漢字の「馬酔木」は文字通り、馬がこの木を食べると酔ったようになってしまったことから当てられた漢字です。アセビ(馬酔木)には毒性があると言われているので、口に入れることのないように気を付けてください。

カルミア

日陰でも育つ木|花が咲く木カルミア

  • 学名:Kalmia latifolia
  • 科名:ツツジ科
  • 分類:落葉低木

カルミアは春の終わりごろにお菓子のような花を咲かせる落葉低木。五角形の花は星のようで、つぼみは金平糖のようです。日向から半日陰を好みます。

カルミア

  • 原産地では樹高10mほどになりますが日本では1m~3mほどにとどまる常緑低木でその花とつぼみの姿が特徴的です。つぼみは金平糖のような、チョコレート菓子のアポロに似た形で花が開くと五角形の皿型になります。晩春につぼみが膨らみ開花期間は初夏から梅雨入りにかけて約1カ月ほどと長く、終わった花は散らずに茶色くなって残ります。葉は長さ7~10cmの光沢のある革質の濃い緑色で通年鑑賞できます。葉がシャクナゲやローレルに似ていることから別名アメリカシャクナゲやハナガサシャクナゲ、アメリカン・ローレルと呼ばれています。

アジサイ

日陰でも育つ木|花が咲く木アジサイ

  • 学名:Hydrangea macrophylla
  • 科名:アジサイ
  • 分類:落葉低木

アジサイは日本の梅雨を代表するような花。明るい半日陰を好みます。雨を浴びながら咲く色とりどりのアジサイはうっとりするような美しさです。

アジサイ(紫陽花)

  • アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。 最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類が豊富にあります。次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。アジサイの育て方は、翌年も花を咲かせるための剪定にコツがありますが、基本的には簡単です。一度植え付ければ、長い間花を楽しめる寿命の長い植物で年々花数が増えて見事な株になります。 最近ではアジサイは鉢花、切り花の他、ドライフラワーとしても人気があります。

アナベル

日陰でも育つ木|花が咲く木アナベル

  • 学名:Hydrangea arborescens ‘Annabelle’
  • 科名:アジサイ
  • 分類:落葉低木

アナベルはアメリカアジサイやセイヨウアジサイとも呼ばれる、アジサイの仲間。咲き始めは白、次第にグリーンに変化していく花が印象的です。半日陰でよく育ちます。

アナベル

  • アメリカアジサイやセイヨウアジサイの別名を持つアナベル。アジサイの仲間の落葉性低木です。 アナベルは寒さ、暑さに強く育て方も容易で、初夏に20~30cmの大きな花が開花します。花の色は最初はグリーン、咲き進むにしたがって白くなる色の変化も素敵で、とても人気のある品種です。草花とも相性がよい色合いのため、最近のガーデンにも植栽されています。 アナベルは鉢ものの他、切り花としても出回っていて、切り花やドライフラワーとしても利用されています。

カシワバアジサイ

日陰でも育つ木|花が咲く木カシワバアジサイ

  • 学名:Hydrangea quercifolia
  • 科名:アジサイ
  • 分類:落葉低木

カシワバアジサイは柏のようなフォルムの葉とピラミッド型の花が印象的なアジサイの仲間です。半日陰を好みます。咲き進むと花の重みで枝が倒れてくるので、支柱などで支えてあげるとよいでしょう。

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)

  • カシワバアジサイは、カシワの葉のような形の大きな葉とピラミッド形に咲く花が特徴のあじさいの仲間です。花は隙間なく密に咲きます。一重咲きの他、八重咲き品種も出回っています。カシワバアジサイは花も美しいですが、秋の紅葉もとても美しい花木です。

クチナシ

日陰でも育つ木|花が咲く木クチナシ

  • 学名:Gardenia jasminoide
  • 科名:アカネ科
  • 分類:常緑低木

クチナシは初夏から夏にかけて、香りの良い白い花を咲かせる常緑低木。クチナシの香りは遠くからでもわかるほど。クチナシは日向から半日陰を好みます。

クチナシ

  • クチナシは常緑低木で、葉は光沢のある長い楕円で濃緑色で葉脈がはっきりとしています。クチナシはの花は6月~7月に白色の花を咲かせます。花弁はフェルトのような優しい風合いをしています。香りが特徴的で甘い香りを周囲に漂わせます。 花の形は八重咲と一重咲きがあり、一重咲きの品種は秋になると橙色の実をつけ、熟しても口を開かない事から「クチナシ」の名が付いたと言われています。 お庭に植えられる方も多いクチナシですがだいたい1m~2mにほどになります。枝が詰まって葉が育つ為、垣根としてに好まれます。また、『山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)』という歌が由来の原点ともいわれています。

椿(ツバキ)

日陰でも育つ木|花が咲く木ツバキ

  • 学名:Camellia japonica
  • 科名:ツバキ科
  • 分類:常緑高木

椿(ツバキ)は冬から春まで花を咲かせる常緑高木。八重咲き種はまるでバラのような豪華な花を咲かせます。日向から半日陰を好みます。

椿(つばき)

  • 椿(つばき)は日本を代表する花木で、海外でも近年非常に人気の高い樹木です。椿(つばき)は日本の書物、万葉集に記述があるほか、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木です。常緑高木で照葉を一年中楽しめ、昔から盛んに園芸品種の作出が行われ、花色、花形、葉の形など多様な品種が栽培されています。特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花(ちゃばな)の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも称されます。また、その種子から採られる「椿油」は髪や肌に良いことから様々な化粧品に用いられています。椿(つばき)の木材は強度が高く質が均一であることから、印鑑や漆器、彫刻の材料として用いられており文化的にも重要な樹木の一つです。

山茶花(サザンカ)

日陰でも育つ木|花が咲く木サザンカ

  • 学名:Camellia sasanqua
  • 科名:ツバキ科
  • 分類:常緑低木

山茶花(サザンカ)は秋から初春に花を咲かせる常緑低木。花色は白からピンク濃淡、咲き方は一重や八重があります。日向から半日陰で花を咲かせます。

サザンカ(山茶花)

  • サザンカ(山茶花)はツバキ科の常緑低木です。花や葉の特徴はツバキによく似ていて、間違えられることの多い庭木です。サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので、庭木として人気の樹種です。 サザンカ(山茶花)の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。枝には毛が生えています。サザンカ(山茶花)の開花期は10~4月の寒い時期です。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。サザンカ(山茶花)の花は、雄しべがツバキの花のように筒状にはならず、花も平たいのが特徴です。 サザンカ(山茶花) は花首からぼとりと散るツバキと異なり、花びらが一枚ずつ散っていきます。  

 

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日陰でも育つ木|目隠し3種

カクレミノ

日陰でも育つ木|目隠しカクレミノ

  • 学名:Dendropanax trifidus
  • 科名:ウコギ科
  • 分類:常緑低木

光沢のある大きな葉が印象的なカクレミノはウコギ科の常緑低木。日向から半日陰を好みます。秋には黒い果実を実らせます。葉が大きいので、目隠しとして好まれます。

ヤツデ

日陰でも育つ木|目隠しヤツデ

  • 学名:Fatsia japonica
  • 科名:ウコギ科
  • 分類:常緑低木

手のひらのようなフォルムの大きな葉が特徴のヤツデは、ウコギ科の常緑低木。白や黄の明るい斑が入る品種もあります。暗い日陰でもよく育つので、日当たりが悪い場所の目隠しとして利用されます。

ヤツデ

  • ヤツデは、数本の株立ちで3~5mになる常緑低木です。ヤツデの葉は長さ・幅ともに20~40cmで掌状に裂け、縁はのこぎりの歯のようなギザギザがあります。枝に円錐状に多数のつぼみをつけ、5mmほどの淡緑白色の複合花序を晩秋に咲かせ、花の後は緑の実になり、次第に黒くなります。 ヤツデは古くから縁起木として親しまれ、特に日陰に耐えることから裏庭には欠かせない木とされてきました。また切り花としても葉や実が用いられます。最近の園芸種は、葉が斑入りや絞り柄などの印象的な葉色の種類も流通し、ガーデンや建物のエントランスの植栽などにも使われています。

金木犀(キンモクセイ

日陰でも育つ木|目隠し金木犀

  • 学名:Osmanthus fragrans var.aurantiacus
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑高木

秋に圧倒的な香りの花を咲かせる金木犀(キンモクセイ)は、モクセイ科の常緑高木。日当たりの悪い場所でも花を咲かせるので、昔から北側に植えられる庭木として人気があります。葉の密度が高く、樹高もあるので、目隠しに向いています。

キンモクセイ(金木犀)

  • キンモクセイ(金木犀)はジンチョウゲ、クチナシと並ぶ「三香木」のひとつ。公園樹、生け垣、記念樹や鉢植えなどいろいろなシーンで利用されています。キンモクセイ(金木犀)は芳香剤としてもおなじみの強い香りを放つ花が特長です。遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。キンモクセイ(金木犀)のオレンジ色の小花をいっぱいにつけた姿は、日差しを受けると名前の通り金色に輝いて見え、秋の風物詩となっています。 キンモクセイ(金木犀)は食用にもなり原産地・中国では花を砂糖漬けにしたり、リキュールにしています。鹿児島ではキンモクセイの葉をお茶として楽しまれています。

 

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日陰でも育つ木|鉢植え3種

カラタネオガタマ

日陰でも育つ木|鉢植えカラタネオガタマ

  • 学名:Magnolia figo
  • 科名:モクレン科
  • 分類:常緑高木

カラタネオガタマはモクレンの仲間の常緑高木。日向から半日陰で花を咲かせます。カラタネオガタマは春に果物のような甘い香りの花を咲かせます。鉢植えでもよく育ちます。

カラタネオガタマ

  • カラタネオガタマは中国原産の常緑小高木です。開花するとバナナのような香りがするので、バナナブッシュあるいはバナナツリーと呼ばれます。実際にはバナナよりももっと爽やかで甘い、梨のような香りです。他に同じモクレン科でオガタマノキという樹木がありますが、こちらはそれほど香りは強くありません。モクレン科の樹木ですので、花もモクレンに似た花を咲かせます。カラタネオガタマの花は直径3㎝程度で、開ききっていないかのような咲き方をします。

月桂樹(ローリエ)

月桂樹(ローリエ)

  • 学名:Laurus nobilis
  • 科名:クスノキ科
  • 分類:常緑高木

月桂樹(ローリエ)はクスノキ科の常緑高木。ハーブのローリエとしても有名です。月桂樹は日向から半日陰を好みます。鉢植えでも元気に育ってくれる庭木です。

月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)

  • 月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)は株元から枝分かれして株立ち状になり、10mを超えることもある常緑の高木です。葉は厚くて硬くつやがなく、花後に新枝がぐんと伸びます。雌雄異株ですが日本で見かけるのは雄株が多いようです。春にポンポンのような薄黄色の花を咲かせ、秋には紫色の8~10ミリくらいの実をつけます。葉は独特の芳香があるので、ローリエやローレルの名で料理の香味料として特に煮込み料理などに使用されます。月桂樹(ゲッケイジュ・ローリエ)は排水性がよい肥沃な暖地でよく育ちます。耐陰性もあり刈り込みにも耐えるので庭園や公園などにも広く植えられています。

ナツハゼ

日陰でも育つ木|鉢植えナツハゼ

  • 学名: Vaccinium oldhamii
  • 科名:ツツジ科
  • 分類:落葉低木

ナツハゼは秋に真赤に紅葉する葉が美しいツツジ科の落葉低木。日向から半日陰を好みます。酸性土壌を好むので、鉢植えにするなら、ブルーベリーやツツジ用の園芸用培養土で植えつけるとよいでしょう。

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日陰でも育つ木を紹介しました。森は樹高の高いもの、低いものがないまぜになって出来上がっています。大きな木の陰に花を咲かせたり、果実を実らせている樹種もたくさんあります。それぞれの樹木の特性を知って、自宅の日陰と相性の良い木を見つけてください。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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