パプリカの育て方 〜摘果(摘花)編〜
LOVEGREEN編集部
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前回まで調子の悪かったパプリカも、日頃の地道なお手入れと、お日様の光、パプリカの苗本来の生育力によって持ち直してきました!
きっとこれから大きなパプリカの実を、次々とつけてくれると思います♪
目次
パプリカの摘果・摘花
小さい苗の状態でパプリカの実をつけてしまうと、苗が体力を消費してしまい生長に遅れが出てしまいます。
そのため、大きくしないうちに一番最初になったパプリカの幼果を採ります。この一番果を取り除くことを摘果といいます。
このように一般的に、パプリカの小さい実が付いた摘果の段階で取り除きますが、弱っている苗については3本仕立てを済ませたら、花の状態で取り除いた方が体力は温存できると思います。一番に咲いた花(一番花)を取り除くときは、摘花といいます。
さっそくパプリカの一番果をハサミでカットしてきましょう!
このように摘果は、パプリカの苗が大きくなるための大切なひと手間です。
パプリカを害虫から守る
未熟果を収穫するピーマンと違い、パプリカは果実の色が約3週間ほどかけて「ライムグリーン⇒オレンジ⇒レッド」へと変化します(品種にもよります)。どの段階でも甘みがあり、生でも美味しく食べられますが、熟した赤が一番甘いようです。
反面、パプリカの色が変わるまでに期間を有するため、長い間害虫の危険にさらされることにもなるのです。
実際に育ててみたことがある方なら、穴を開けられた経験があるのではないでしょうか。おそらくタバコガやオオタバコガの幼虫の仕業です。
害虫に食べられないように、台所の水切りネットなどで覆いパプリカを守りましょう。
1 ネットをかける前に、穴が開いていないか、害虫がいないかをしっかりと確認しましょう。
2 目の細かい台所の水切りネットを用意します。
3 麻ひもで少し緩めに縛ばれば完成です。
いかがでしたか?
ネットを被せても隙間から害虫が侵入したり、ネットの上から食べられてしまうこともありますが、被せないより被せたほう方が間違いなく被害は減ります。熟していくまでの道のりは長いので、大事にパプリカを育てていきましょう。
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